日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年11月10日日曜日

◆静岡学園が決勝へ、鹿島内定松村2得点「今年こそ」(ニッカン)



松村優太 Yuta.Matsumura


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<全国高校サッカー選手権静岡大会:静岡学園2-0浜松開誠館>◇準決勝◇9日◇袋井市・エコパスタジアム

5年ぶりの優勝を狙う静岡学園は、昨年決勝で敗れた浜松開誠館に2-0で快勝。来季のJ1鹿島アントラーズ入りが内定しているU-18日本代表MF松村優太(3年)が、全得点を挙げた。

   ◇   ◇   ◇

静岡学園は、3年連続で決勝に駒を進めた。松村が圧巻のプレーを見せ、勝利の立役者となった。前半7分、ハーフラインをやや越えた位置から、ドリブルを開始。50メートル5・8秒の俊足で相手を次々と抜き去ってエリア内に進入した。最初のシュートはGKに防がれるも、こぼれ球を右足で押し込んで先制した。「良い形で前を向けた。自信を持ってプレーできた」。後半2分には、自ら獲得したPKを決めて追加点。昨年決勝で敗れた相手にリベンジを果たした。

6月の県総体決勝で清水桜が丘に敗れた後、自身のプレーを見つめ直した。「動きだしや、マークの外し方を特に取り組んできた」。この日も常に複数の守備選手と対峙(たいじ)したが、ものともせずに得意のドリブルで何度もゴールへ迫った。「(守備が)何人来ても抜けるように意識している。最後の精度(得点力)を高めることで、選手としての価値も上がる」。言葉通り全得点をたたき出し、チームを決勝の舞台に導いた。

昨年まで2年連続で準優勝。三度目の正直で、5年ぶりの優勝を狙う。「決勝で負けたら意味がない。今年こそ全国へ出る」と闘志を燃やした。【古地真隆】




◆静岡学園が決勝へ、鹿島内定松村2得点「今年こそ」(ニッカン)





◆静岡学園、全国へ王手…松村2発!俊足ドリブルで来季鹿島入りの実力発揮(報知)






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◆全国高校サッカー選手権 静岡県大会 決勝トーナメント ▽準決勝 静岡学園2―0浜松開誠館(9日・エコパスタジアム)

 準決勝が行われ、静岡学園は浜松開誠館に2―0で快勝し、3年連続の決勝進出を決めた。昨年ファイナルで1―2で敗れた宿敵にリベンジ成功。来季J1鹿島入りするMF松村優太(3年)が2得点を挙げた。創部30年目で初めて4強入りした富士市立は、前半39分にMF望月太陽(3年)が頭でゴール。1―0で常葉大橘を下し、東部勢初の決勝進出を果たした。決勝戦は17日午後1時30分からエコパスタジアムで行われる。

 アクセルは全く緩めなかった。前半7分、自ら仕掛けた静岡学園MF松村は敵陣をドリブルで切り裂いてペナルティエリアに侵入。スピードあまってGKと交錯したが、体勢を崩されながら、なおもボールから目を離さず、右足で押し込んだ。「いい形で前を向けた。自信を持っていた」。先制点に胸を張った。

 “松村劇場”はこれだけでは終わらない。後半2分には右サイドから強引に突破。ペナルティエリア内でファウルをもらい、「冷静に決められた」とPKで2点目を奪った。川口修監督(46)は「自分の武器を生かしながら点も取れた。これからJや欧州でやっていくために必要なこと」と背番号10に合格点。試合後、敵将の青嶋文明監督(51)からも「頑張りすぎだ」と褒められたという。

 来季鹿島入りする逸材は常に2人以上のマークに囲まれた。それでもひるまず50メートル5秒8の足を使って仕掛け続けた。総体後から「動き出し、ドリブルのコース取りを意識してやってきた。1人かわして2人目で止められたら意味がない。何人来てもいけるようにやってきた」。細かいタッチで相手を翻弄しまくった。

 チームとしても昨年の雪辱を果たす価値ある1勝だ。「先輩の借りを後輩が返すのが静学の伝統」と指揮官。9月からハーフコートで取り組む守備練習も奏功し開誠館のカウンター、セットプレーも封じ込め、「全員ハードワークした」とDF阿部健人主将(3年)。決勝は今季プリンスで1勝1分けの富士市立と対戦。松村は「勝って全国に行く」と14年以来のVへ、全身全霊をかける。(武藤 瑞基)







◆静岡学園、全国へ王手…松村2発!俊足ドリブルで来季鹿島入りの実力発揮(報知)





◆トゥールーズ指揮官「良くないニュース」復帰目前の昌子が再び負傷(ゲキサカ)






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 トゥールーズのDF昌子源が負傷を再発させたようだ。アントワーヌ・コンブアレ監督が8日の記者会見で明かしたことをフランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が伝えている。

 開幕前に左太ももを負傷した昌子は、9月25日のリーグアン第7節アンジェ戦でスタメンとして今季初出場。しかし、同試合で右足首を痛め、再離脱を余儀なくされた。そこから復帰を目指していたが、トレーニング中に再び怪我を負ってしまったようだ。

 コンブアレ監督は記者会見で「彼にとって良くないニュースだ。彼は戻ってくるはずだったが、足首を捻って腫れてしまった。再び検査を行う」と言及している。

 同誌によると、トゥールーズは昌子のほか、DFバフォデ・ディアキテ、DFアグスティン・ロヘル、MFカリドゥ・シディベなど守備陣を中心に負傷者が相次いでいるという。

 チームは第12節を終えて残留圏内ぎりぎりの18位。次節は10日に行われ、敵地でモンペリエと対戦する。




◆トゥールーズ指揮官「良くないニュース」復帰目前の昌子が再び負傷(ゲキサカ)





◆鹿島DFチョン・スンヒョンが韓国代表に追加招集…レバノン&ブラジルと対戦(ゲキサカ)



チョン・スンヒョン Jung Seung-Hyun


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 鹿島アントラーズは9日、カタールW杯アジア2次予選に臨む韓国代表メンバーにDFチョン・スンヒョンが追加招集されたことを発表した。

 現在グループH首位に立つ韓国は、14日の第5節でレバノンとアウェーで対戦。また、19日にはUAEでブラジルと国際親善試合を行う予定となっている。


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◆鹿島DFチョン・スンヒョンが韓国代表に追加招集…レバノン&ブラジルと対戦(ゲキサカ)





◆メンバー発表後にFIFAから『NO』の通達…鹿島DF町田浩樹、U-22日本代表不参加へ(ゲキサカ)



町田浩樹 Koki.Machida


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 日本サッカー協会(JFA)は9日、エディオンスタジアム広島で17日に開催されるキリンチャレンジカップ・コロンビア戦に臨むU-22日本代表において、鹿島アントラーズDF町田浩樹の招集を見送ることを発表した。

 今回の招集メンバーは5日に発表されていたが、町田は10月14日にアウェーで行われたU-22ブラジル代表との国際親善試合で退場処分を受けており、国際サッカー連盟(FIFA)から今月7日、同カテゴリーの代表戦における次の国際親善試合に出場できないとの認識が通達されたという。なお、町田に代わる招集選手は決まり次第、発表するとしている。


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◆メンバー発表後にFIFAから『NO』の通達…鹿島DF町田浩樹、U-22日本代表不参加へ(ゲキサカ)






◆【山本昌邦・チェック】最後の1秒までまとまったチームが頂点へ(報知)






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◆明治安田生命J1リーグ第31節 鹿島0―2川崎(9日・カシマ)

 先制点がすべてだった。守勢に回っていた川崎がセットプレーをものにして先手を奪った。この流れを作ったのは途中出場の長谷川。2点目を決めたこともそうだが、多くのピンチを迎えていたチームに鬼木監督のメッセージが伝わり、形勢を逆転した。前線からの守備、カウンター、つなぎの部分が改善され、試合の流れを手繰り寄せた。川崎は今季、途中出場選手の挙げた得点が長谷川を含め10と、J1で最も多い。後半11分という早めの交代には、実績と自信があった。

 鹿島の敗戦で優勝争いはさらに混戦となった。上位4チームはチーム力に差がない。首位に立ったF東京は目に見えない重圧や雑音と闘うことになるだろう。2位・横浜Mは、F東京との直接対決が行方を大きく左右する。直接対決がない鹿島は3試合全部勝たなければいけないし、消化が1試合多い4位・川崎はなおさらだ。一戦一戦が重い。ぎりぎりの戦いになった時こそ、最後の1秒までまとまったチームが頂点に立つ。

(本紙評論家)


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◆【山本昌邦・チェック】最後の1秒までまとまったチームが頂点へ(報知)





◆【鹿島】痛恨2失点!首位から3位に転落…開幕戦以来の本拠地敗戦(報知)






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◆明治安田生命J1リーグ第31節 鹿島0―2川崎(9日・カシマ)

 鹿島らしくなかった。シュート数も決定機も相手を上回りながら敗戦。主将のDF内田は「決められるところで決めないと。うちは(内容が)悪くても勝ってきたチームだから」と振り返った。ホームでは2月23日の大分との開幕戦(1●2)以来となる15試合ぶりの黒星で、首位から3位に転落した。

 内田が「ボールの崩し方など最近では一番良かった」というように内容では押していた。だが前半38分にFW伊藤、後半6分にMFセルジーニョ、同11分にMF永木と決定機を生かせず、セットプレーとカウンターから2失点を喫した。

 ただ自信は失っていない。試合後のロッカーでは大岩剛監督(47)が「あと3つ全部勝てば優勝できる」と選手に声をかけ、再び士気を高めた。内田も「結局、最後に終わった時にどこにいるかが大事だから」。3年ぶりのリーグ制覇は、最後まであきらめない。

(井上 信太郎)




◆【鹿島】痛恨2失点!首位から3位に転落…開幕戦以来の本拠地敗戦(報知)





◆鹿島DF内田篤人は2失点に絡むも「身体がだいぶ動けてきてはいる」(ゲキサカ)






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[11.9 J1第31節 鹿島0-2川崎F カシマ]

 多くの決定機をつくった鹿島アントラーズだったが、セットプレーとカウンターに屈して0-2で敗戦。2試合ぶりの先発出場で73分間プレーしたDF内田篤人は「チャンスはなくはなかった。監督がロッカーでも言っていたけど、決める時に決めないと……ってやつだと思う」と試合を振り返った。

 9月28日の第27節・札幌戦以降、リーグ戦2試合に1試合ペースでの先発出場が3試合続いている内田。「身体がだいぶ動けてきてはいる」とコンディションは徐々に上がっているといい、この日も「悪くはなかった。見えているところは見えている」と前向きな言葉も紡いだが、その3試合で2分1敗と勝ちがないのも現実だ。

 この日も2失点に絡み、後半28分に途中交代。1失点目のセットプレーは自らの上からヘディングシュートを叩き込まれ、「レオが最初マークついていたんじゃなかったかな」としながら「そこを見ながらマークしないといけない」と反省の弁。2失点目は「ケアしていた」というMF長谷川竜也の突破についていけなかった。

 もっとも、チームでは主将という立場。自身だけでなく試合運びの課題も指摘する。「全体的には決めるべき時に決めないと」と序盤から何度も訪れた決定機を振り返り、守備では1失点目の後に「内容が悪ければ『やられたな』となるけど、内容が良かっただけにガクっとなった」と追加点を奪われるに至ったムードの低下を悔やんだ。

 この敗戦で首位から陥落し、勝ち点3と離された鹿島。とはいえ、試合後の雰囲気は悪くなかったという。「剛さん(大岩剛監督)は話をしていたけど、残り三つ勝てば絶対に上にいける。それは冗談じゃないよ、信じていいよと話していた」。そう明かした内田は「最後にどこにいるか。今日も内容は良かったし、ああもう終わったなという勝ち点差でもない」と前を向き、残り3試合で頂点を狙う。

(取材・文 竹内達也)




◆鹿島DF内田篤人は2失点に絡むも「身体がだいぶ動けてきてはいる」(ゲキサカ)





◆首位陥落も、カシマに響いた大声援…内田篤人「サポーターも分かっているのかな」(ゲキサカ)






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[11.9 J1第31節 鹿島0-2川崎F カシマ]

 ホームでの敗戦により首位から3位に転落した鹿島アントラーズだったが、カシマに集まったサポーターは大声援で選手たちを見送った。大ブーイングが飛んだ前回の川崎F戦(△1-1)後とは対照的な光景。2試合ぶりに先発したDF内田篤人は「残り3つの大事さは、選手もだけどサポーターも分かっているのかな」としみじみ語った。

 開幕節で昇格組の大分にホームで敗れ、スタートダッシュに失敗した今季の鹿島。第2節の川崎F戦では敵地で1-1のドローゲームを演じたものの、一部のサポーターからは大ブーイングが向けられた。「納得がいかなかった」という内田は客席に詰め寄り、そこから口論に発展。2戦勝ちなしという結果だけでなく、後味の悪い一戦となった。

「平日に応援に来てくれる、Jリーグを見てくれる、サッカーを見てくれる、それは本当にありがたい。ただ、アウェー(で相手)のサポーターが見ている中で、自分たちのサポーターにブーイングをされるというのは『鹿島うまくいっていないんだな』と思われても仕方ない。そこは隠してでも次に向かわないといけない。選手だけではなくサポーターも」。内田は前回の試合後、そう理由を明かしていた。

 そこから復調した鹿島はこの日、リーグ2度目の川崎F戦を首位の立場で迎えた。しかし、ホームで多くの決定機を作り出したが、セットプレーとカウンターで2失点。0-2で敗れ、一気に3位に転落した。それでもサポーターの態度は前回と違った。選手がピッチを後にするまで、普段は試合中に使うコールも織り交ぜながら「まだ終わっていない」というメッセージを送り続けた。

「試合前からここに入ってくる雰囲気作ってくれたし、残り3つという大事さは選手もだけどサポーターもわかっているのかな」。スタンドからの思いをそのように慮った内田はJ1第29節の松本戦後に起きた、練習場での出来事を明かした。松本戦ではMF土居聖真がサポーターと口論に発展したが、対話により雪解けに至ったエピソードだった。

「聖真がどういう話をしたかは知らないけど、俺は『監督も今まで代わって来て、選手も替わって、今年は会社も変わった。でも変わらないものはサポーターなんだよ』という話をした。ずっとサポーターは変わらないもの。『もちろん負けたら言い合うみたいなのもアリだし、こうやって応援してくれるのもアリ。そういう反応というのは、いつも見てますよ』とね」。

 あの日の対話がどれほどサポーターに影響を与え、この日の大声援に影響したかは完全には定かではない。ただ、前回の川崎F戦の後に「もういっこレベルの高い話かもしれないけど、そういう関係性を築いていきたい。笑いながら話せる代表者がいてくれてもいい」という願いを口にしていた内田にとって、望んでいた対話だったのであろう。

 だからこそ「最後にどこにいるかが大事」という残り3試合を見据え、内田は力強く語る。「残りの試合頑張ろうぜって意味を込めて声援を送ってくれたと思うので、それをムダにしないように。そこが大事」。首位のFC東京とは勝ち点3差。「上といくつ?みっつ? 残り3試合でしょ、あるでしょ全然」。頼れる主将に導かれし常勝軍団はまだ、何も失ってはいない。

(取材・文 竹内達也)




◆首位陥落も、カシマに響いた大声援…内田篤人「サポーターも分かっているのかな」(ゲキサカ)





◆【J1採点&寸評】鹿島0-2川崎|攻守に貢献したCBがMOM! 決定機逸の鹿島攻撃陣は…(サッカーダイジェスト)






[J1第31節]鹿島0-2川崎/11月9日/カシマ

鹿島――内田は身を挺したディフェンスを見せたが…


【チーム採点・寸評】

鹿島 5
決まっていてもおかしくない決定機はいくつもあった。だが、そのいずれもモノにできず、セットプレーとカウンターから失点。ある意味、自分たちの“勝ちパターン”を逆にやられて、手痛い完敗を喫して首位陥落。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
前半はほとんど見せ場はなし。後半は、ふたつの失点場面では懸命のセービングも、阻止できなかった。

DF
2 内田篤人 5.5(73分OUT)
危険なシーンでは身を挺したディフェンスを見せた一方、最初の失点では山村に背後をとられた格好となった。

27 ブエノ 5.5
抜群のフィジカルコンタクトでピンチを未然に潰す。最後までタフに戦い続けたが、勝利には導けなかった。

5 チョン・スンヒョン 5.5
25分、CKからヘッドで狙うも決め切れず。流動的な相手の崩しにも惑わされなかったが、失点は防げなかった。

28 町田浩樹 5.5
家長をしっかりと監視。一つひとつのプレーに余裕が見られたものの、2失点目では小林に裏を取られ、ゴール前のこぼれ球の処理も反応が遅れた。

MF
6 永木亮太 5.5
ミドルゾーンで精力的に動き回り、チームを活性化。味方のパスコースを確保する位置取りも素晴らしかったが、中盤の攻防でもう一押しが足りず。

4 レオ・シルバ 5.5
圧巻のボール奪取力と球際の強さで存在感を示す。右サイドの内田を活かすサイドチェンジも効果的。ただ失点後はややプレーが乱れたか。


鹿島――無得点の攻撃陣は厳しく評価


MF
18 セルジーニョ 5
前半はパスの精度が低く、流れを切る場面が散見。51分の決定的なシュートは車屋にブロックされた。87分のヘッドもバーの上。

41 白崎凌兵 5(83分OUT)
守備のタスクは問題ない。仕掛けの部分では、上手さは見せるが、怖さを与えるアクションが少なかった。

FW
8 土居聖真 5
最前線から少し下がってボールを受け、攻撃の組み立てに奮闘。だが、敵陣バイタルエリアでは今ひとつの内容。

15 伊藤 翔 5(70分OUT)
敵守備陣のタイトなマークに苦しむ。38分には相手のミスから決定機を迎えるも、左足のシュートはポストの横をかすめた。

途中出場
FW
36 上田綺世 5(70分IN)
持ち前の“高さ”で前線の基準点となろうとしたが、奏功せず。期待されたゴールという結果も残せなかった。

MF
47 相馬勇紀 5(73分IN)
中盤の左サイドで投入される。縦を警戒され、中へのカットインで攻撃の糸口を探るも、崩せなかった。

MF
25 遠藤 康 ―(83分IN)
積極的にプレーに関与し、局面を打開しようとしたが上手くいかず。出場時間が15分未満のため採点なし。

監督
大岩 剛 5
失点するまでは悪い内容ではなかった。だがリードされた後の交代策はハマらず、反発力を示せなかった。


川崎――守護神・新井もハイパフォーマンス


【チーム採点・寸評】
川崎 7
セットプレーとカウンターで効率良く2得点。何度かピンチもあったが、クリーンシートを達成。相手の決定力不足に助けられた部分はあったとはいえ、猛攻を受けてもしっかりと読み切った自陣ゴール前の堅牢な守備は見事だった。

34 山村和也 6.5 MAN OF THE MATCH
必死のクリアが自陣のゴールポストを叩くシーンもあったが、62分には家長のFKをヘッドで合わせてゴールネットを揺らす。守備では谷口との好連係で鹿島の攻撃をシャットアウト。攻守両面で勝利に貢献した。


↓その他

◆【J1採点&寸評】鹿島0-2川崎|攻守に貢献したCBがMOM! 決定機逸の鹿島攻撃陣は…(サッカーダイジェスト)





◆2019明治安田生命J1リーグ 第31節(オフィシャル)






再三のチャンスを決められず、0-2と悔しい敗戦


明治安田J1第31節でアントラーズは川崎フロンターレと対戦した。両チームともに慎重な試合の入りとなったが、前半30分を超えたあたりからアントラーズが試合の主導権を握った。後半に入っても、アントラーズが攻勢で試合を進めていたが、62分にセットプレーから一瞬の隙を突かれて失点を喫してしまう。さらに、71分にはカウンターから追加点を決められ、2点のビハインドを負った。最後まで川崎Fのゴールを脅かしたアントラーズだったが、再三のチャンスを決められず、そのまま0-2で敗戦を喫した。


▼▼DAZN MATCH HIGHLIGHTS▼▼




8日前の浦和戦、負傷離脱から復帰した選手たちがピッチ上で躍動した。中盤では三竿とレオのボランチコンビが存在感を放ち、前線では伊藤が起点となる。そして、決勝点は途中出場のセルジーニョが叩き出した。結果こそウノゼロでの勝利だったが、試合後のスタジアムには非常にポジティブな空気が流れていた。

激闘から2日間の充電期間を経て、チームは月曜日からトレーニングを再開した。土曜日にはリーグタイトルの行方を大きく左右する一大決戦が控えている。選手たちは集中力を高めて練習に取り組んだ。

明治安田J1第31節で対戦する川崎Fとの過去の対戦成績を振り返ると、アントラーズはリーグ戦で直近7試合未勝利(3分4敗)、リーグ戦通算対戦成績でも9勝7分15敗と大きく負け越している。そして、今季はYBCルヴァンカップ準決勝でも川崎Fに敗れてしまった。積年の雪辱を果たすためにも、チームは気持ちを高めて試合への準備を進めた。

試合当日のカシマスタジアムは緊張感と高揚感に包まれた。ともに戦う背番号12も決戦にかける想いは強い。選手バスが到着すると、いつにも増して大きなチームコールが選手たちに注がれた。

この大一番を戦う先発メンバーは、GKがクォンスンテ、最終ラインは右から内田、ブエノ、スンヒョン、町田が入った。ボランチは永木とレオがコンビを組む。サイドハーフは右にセルジーニョ、左に白崎、前線は土居と伊藤が務める。ベンチには曽ケ端、小池、中村、遠藤、名古、相馬、上田が座った。





14時03分、戦いの火蓋が切られた。



立ち上がりから互いに一歩も譲らない展開が続く。両チームともにコンパクトな陣形を保ち、密集したエリアで激しい球際の攻防が繰り広げられた。



試合開始から5分を経過したあたりから、川崎Fがボールを支配するようになる。アントラーズの最終ラインは後退していき、押し込まれてしまった。



それでも、粘り強く川崎Fの攻撃を耐え抜くと、20分を経過したあたりから、徐々にボールを能動的に動かせるようになった。





試合は決戦に相応しい緊迫した展開が続く。24分にコーナーキックからスンヒョンがヘディングシュートを放ったが、それ以外はアントラーズに目立ったチャンスはなく、ただ、川崎Fのチャンスも少ない展開が続いた。











だが、前半30分を超えたあたりから、試合の主導権はアントラーズが握った。サイドからのクロスに対して、ペナルティエリア内に5人の選手が入るなど、積極的な姿勢で先制点を狙いにいく。



すると、38分に相手のミスから決定機を迎えた。谷口のパスが乱れると、大島がコントロール出来ず、ボールは伊藤にこぼれる。伊藤はゴール正面からグラウンダーのシュートを狙った。決定的な場面だったが、これは惜しくも枠の右に外れ、得点には至らなかった。



さらに、44分にも再び決定機が訪れる。フリーキックの流れからレオがペナルティエリア内に左からクロスを入れると、相手選手にかすったボールはポストに当たった。跳ね返ったボールは相手GKにキャッチされ、押し込むことは出来なかった。







怒涛の攻撃を仕掛けたアントラーズだったが、ゴールネットを揺らすことはできず、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。









後半立ち上がり、アントラーズは前半の良い流れをキープしたまま、押し気味で試合を進める。ボランチのレオと永木を中心にボールを動かし、高い位置を取った内田と町田の両サイドバックが、相手陣内深くまで攻め込んだ。





すると51分、決定的なチャンスが訪れる。レオとのワンツーで中盤のプレスを掻い潜った白崎が、最終ラインの背後へ絶妙なスルーパスを送った。裏に抜けだした土居は、ドリブルでペナルティエリア内まで進入すると、キックフェイントで相手を倒し、GKを引きつけてパスする。これをセルジーニョがシュートしたが、ゴールカバーに入った車屋に阻まれ、得点には至らなかった。









55分にも決定機をつくる。伊藤の右サイドへの展開からセルジーニョ、土居と繋ぎ、右サイドに開いたレオへボールが出る。レオはボールを運び、マイナスのクロスを入れると、ファーサイドで永木がフリーでシュートを放つ。決定的な場面だったが、シュートは枠を大きく外れ、得点には至らなかった。

さらに、60分にもチャンスをつくる。右サイドに流れた永木からのパスを受けた伊藤が中盤からボールを運び、ラストパスを送る。裏に抜けた土居に合ったかと思われたが、相手GKの飛び出しに阻まれ、シュート出来なかった。







完全に試合の主導権を握っていたアントラーズだったが、一瞬の隙を突かれてしまう。自陣左サイドでフリーキックを献上すると、62分に家長からのボールを山村に頭で決められて、失点を喫してしまった。



ビハインドを負ったアントラーズは70分に一人目の選手交代を行った。伊藤に代えて上田を投入し、逆転を目指す。

だが、71分に再び失点を喫してしまう。守田のロングフィードから裏に抜け出した小林にシュートされると、これがポストに跳ね返り、こぼれ球を長谷川に押し込まれた。

2点を追う展開となったアントラーズは、73分に二人目の選手交代を行う。内田を下げて、相馬を投入した。永木が右サイドバックにポジションを移し、白崎はボランチへ、相馬は左サイドハーフに入った。

攻勢を強めたいアントラーズだったが、得点で息を吹き返した川崎Fの抵抗にあい、なかなか攻撃を仕掛けることが出来ない。



局面を打開すべく、指揮官は最後の選手交代を行う。83分、白崎との交代で遠藤をピッチへ送った。

なかなかシュートまでつなげられないアントラーズだったが、86分にチャンスを迎えた。ペナルティエリア手前右からフリーキックを獲得すると、遠藤が直接ゴールを狙う。ボールはゴール右隅に飛んだが、相手GKの好セーブに阻まれてしまった。

87分にも決定機をつくる。右サイドから遠藤がクロスを入れると、ニアサイドで土居がすらして、最後はセルジーニョがヘディングシュートする。だが、これは枠を外れた。





後半アディショナルタイム、左サイドを突破した相馬からのクロスがゴール前の混戦を生むと、ゴール前で立て続けにシュートを放つ。だが、永木のシュートは相手選手のブロック、土居のシュートは枠を捉えることが出来ず、得点は奪えなかった。







このまま試合は0-2のスコアで終了した。何度も決定機はつくったが、決めきることが出来なかった。



試合後、最後までともに戦った背番号12からは、大きなチームコールが送られた。「下を向いても仕方ない、前を向いて戦い続けるしかない」。アントラーズファミリーから愛情のこもった力強いメッセージだ。



次の明治安田J1第32節 広島戦まで2週間の準備期間がある。アントラーズは決して諦めない。チーム一丸、最善の準備を尽くして、アウェイ広島戦での勝利を目指す。


入場者数 23,195人
天候 晴、弱風 気温 15.2℃ / 湿度 45.0%
ピッチ 全面良芝、乾燥
主審 飯田 淳平
副審 三原 純 浜本 祐介
第4の審判員 高山 啓義


監督コメント
ハーフタイム

鹿島アントラーズ:大岩 剛
・もっとシンプルなクロスを効果的に使っていこう。
・攻守の切り替えを速く、こぼれ球を確実に拾っていくこと。
・後半立ち上がりからもう一度ギアをあげ、全員で戦っていこう!

川崎フロンターレ:鬼木 達
・判断を早く、まわりが動き出していこう。
・球際を厳しく、攻守に続けていこう。
・攻撃は、足元・背後・意識を合わせていこう。

試合後

鹿島アントラーズ:大岩 剛
自分たちがこの1週間、準備をしてきた展開に持ち込むことが出来た。だが、非常に悔しい試合となってしまった。セットプレーとカウンターで失点をしている。注意するべきといつも言っていることをやられてしまった。このような試合は、そこのディティールが大事になってくると選手たちにはいつも言っていた。1失点目がこの試合を決めてしまったと感じている。ただ、今日の試合は、必ず今後に活かしていかなければいけない。重要な試合がまだある。勝ち切るために、しっかりと準備をしていこうと選手たちに話した。

川崎フロンターレ:鬼木 達
本当に難しいゲームだった。自分たちのサッカーをさせてもらえず、苦しい時間が長かった。その中でも、隙を見て自分たちの持っているものを出して複数得点を奪うことが出来た。その部分に選手たちの成長を感じる。選手たちの強い気持ちや諦めない姿勢が見え、非常にいいゲームだった。

選手コメント

試合前

【土居 聖真】
川崎Fは、ボールを保持することが得意なチーム。相手がボールを保持する時間があると思う。ただ、攻められているから、点が取れないからなど、様々な状況があると思うが、焦れずにやることが大事になってくる。

【伊藤 翔】
川崎Fは、パスを繋ぎながらボールを保持することがうまい。自分たちが引きすぎてしまうと、川崎Fは簡単に自分たちの力を出しやすいゾーンまで来る。引くシーンもあると思うけれど、まずはコンパクトに高めにラインを保つことは大事になってくる。

【永木 亮太】
川崎Fは、相手の動かし方や守備時のボールの奪い方がうまい。ただ、そこはみんなが分かっている。今週はそこを意識してトレーニングをしてきた。練習してきたことを試合でしっかりと表現していきたい。

【町田 浩樹】
川崎Fは技術の高い選手が多い。そこで、いかに自由にプレーさせないかが重要。しっかりとプレッシャーをかけ、引きすぎないようにディフェンスをしていきたい。前節は良い試合内容で勝利を収めることが出来た。川崎F戦でもそのプレーを継続していくだけ。この1週間で良い準備ができているので、しっかりと試合に臨んでいきたい。

【白崎 凌兵】
相手はコンビネーションを得意としているチーム。それはみんな理解している。分かっていてもやられてしまうことがないように、しっかり準備をしていきたい。フリーでプレーさせてしまうと、自由にやられてしまう。どの選手も技術が高いので、自分たちがハイプレスをかけに行って、相手の思うようにやらせなければ、自分たちのゴールから遠ざけることができると思う。

試合後

【永木 亮太】
自分たちのペースで試合を進めることが出来ていた。ただ、セットプレーやセカンドボールの処理、切り替えの遅さでやられてしまった。点を決められるチャンスで決めないと、今日のような展開になる。本当にもったいない試合だった。

【白崎 凌兵】
自分たちの理想的な展開で、決めるチャンスがあった。今日はそのチャンスを決めきれなかったことが、一番の敗因。そのタイミングで相手に得点を許してしまった。その1点が自分たちに重くのしかかった。

【町田 浩樹】
チャンスを決めきらなければ、今日のような形になってしまう。今日は、しっかりと決めきることと、我慢強く戦うことが出来なかった。ゴール前まではうまく運べていたし、チャンスはたくさんあった。それを焦れずにやり続けなければいけない。セットプレーの守備のところは、改善しなければいけない。

【内田 篤人】
決められるところで決めきれなかった。個人的には悪くなかった。だいぶ体が動けていたし、見るべきところが見えていた。左のウイングをしっかりケアすることを意識していた。内容が悪ければやられたなとなるけれど、良かっただけに(勢いが)落ちてしまうところがあった。そこはそういう中でも、戦い慣れや場数を踏んでいるというメンタリティーが必要になる。

【土居 聖真】
一人ひとりボールを持つ時間が短くて、ポジショニングがいい選手をシンプルに使ったことによって、スムーズに次の場面に行くことができていた。そこは今日の良かった点だったと思う。ただ、あれだけ決定機があった中で決めきれないと、今日のような結果になってもおかしくない。



◆2019明治安田生命J1リーグ 第31節(オフィシャル)



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