日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年8月4日水曜日

◆トップ昇格内定の鹿島ユースDF溝口修平、悔しさ糧に「誰よりもやって行って」「成長角度を変えて」“世代で一番の左SBに”(ゲキサカ)






[8.2 日本クラブユース選手権U-18大会準決勝 鹿島ユース 0-1 札幌U-18 正田醬油スタジアム群馬]

「成長角度を変える」きっかけの試合にする。鹿島アントラーズユースは、トップチーム昇格を決めているDF溝口修平(3年=鹿島アントラーズノルテJrユース出身)が左SBとして先発出場。トップチームの練習でも手応えを感じているというビルドアップや、オーバーラップでチームの攻撃に厚みを持たせていた。

 前半、鹿島ユースはチャンスを作った一方、全体的にやや縦へ急いでしまう展開に。後半は「サイド高い位置を取ってから仕掛けて行こうというチームの共通意識があって、そういう気持ちで入った後半でした」という。

 だが7分、溝口はやや厳しい印象の判定でイエローカード。「自分自身、これまでカードをもらうことがあまりなくて、特にこういった舞台でそれを踏まえてのプレーができなかった」という左SBは、わずか3分後に2枚目のイエローカードを受けてしまう。相手のカウンター攻撃を阻止するためだったが、「そこでイエローもらって退場になって止めるよりも、一つ我慢して戻ってというプレーの方が判断としては良かった」と唇を噛んだ。

 リーダー格の一人を欠いたチームは、その後10人で奮闘。溝口は「本当に一人少ない中でシステム代わりながらみんな凄く走ってくれたと思うし、あまりやったことのないポジションでのプレーをしてくれた選手もいて、戦う気持ちは見ていて凄く伝わってきましたし、自分が『もっとできたな』と悔しい気持ちです」。トップへ昇格する自分が、チームに迷惑をかけてしまったという申し訳ない気持ちと自分に対する不甲斐なさ。だが、プロの世界での戦いが控えているDFは、堪えながら言葉を続けた。

「自分、トップチーム昇格が決まってから、それまで出せていたプレーが今出せていない状況で……。ただ、この試合で出た課題というのを人一倍取り組んで、ここにいる誰よりもやって行って、チームを引っ張って行ける存在になっていきたいと思います」と誓った。柳澤敦監督もこの試合を糧にすることを期待。溝口は守備の予測や準備のところから改善し、トップチームで戦える、そして世代ナンバー1の左SBへ進化する。

「自分の中でこの世代の一番の左SBになるという目標を掲げていて、まだまだ自分は足りないと思いますし、遠い存在だと思いますけれども、(鳥栖トップチームで活躍する高校生DF)中野伸哉選手だったり越えていかないと自分の目標とするところには到達できないと思う。ここで立ち止まるのではなく、成長角度を変えてやっていきたいと思います」

 チームに一つでも多くの白星をもたらすことも目標だ。現在8位のプリンスリーグ関東から鹿島ユースをプレミアリーグへ導き、恩返しする。

(取材・文 吉田太郎)


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◆鹿島、選手・スタッフ1人ずつが新型コロナ陽性判定(ゲキサカ)

    




 鹿島アントラーズは3日、トップチーム所属選手1人とスタッフ1人が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたと発表した。

 鹿島の発表によると、当該選手は2日に咽頭痛と嗅覚・味覚異常を訴え、3日にPCR検査を受検。同日に陽性判定を受けた。また当該スタッフは2日、咽頭痛と嗅覚・味覚異常に加えて39.0度の発熱があり、3日のPCR検査で同じく陽性判定だった。

 これを受けてクラブは3日、トップチーム選手・関係者を対象としたPCR検査を実施。全員が陰性診断を受けた。濃厚接触者はなかった。

 保健所の判断により、トップチーム活動は「感染予防策の徹底を図ることで継続可能」。クラブは3日、クラブハウス施設のアルコール消毒を外部業者によって実施。「これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策をさらに強化し、選手、スタッフ、関係者全員に再度感染症防止策の周知、徹底をはかってまいります」としている。

 Jリーグでは7月28日以降、1週間で20人以上の陽性判定が出ている。




◆鹿島、選手・スタッフ1人ずつが新型コロナ陽性判定(ゲキサカ)


◆1トップ途中出場の上田綺世「ちょっと雑になった」裏への動きだし悔やむ(ニッカン)






<東京オリンピック(五輪):サッカー・日本0-1スペイン>◇男子準決勝◇3日◇埼玉スタジアム

日本はスペインに延長戦の末に惜敗し、銅メダルをかけ3位決定戦でメキシコと戦うことが決まった。欧州選手権の代表選手を抱える本気のスペインに、守備に追われる時間が長かったが、カウンターの刃をしのばせ、何度も相手ゴールに迫ったが1点が遠かった。

途中出場で1トップに入ったFW上田綺世(22=鹿島アントラーズ)は、ポストプレーや得意の裏への動きだしで好機をつくったが、得点を決めることができなかった。試合後は「悔しいです」と率直な思いを口にし「チームの活力になるようにどんどん裏を狙っていこうと思った。チャンスはつくれていましたし、試合の中でコミュニケーションを取って、もっとうまい形をつくりにいければよかったが、ちょっと雑になった」と振り返った。

試合後はロンドン五輪であと1歩、メダルに届かなかった経験を持つ主将のDF吉田が「切り替えて、次、やるだけ」と声を掛けた。上田は「チームとしても次に向かうだけ。相手どうこうよりも自分たち。次にむけて準備したい」と話し、銅メダルマッチでFWの役割を全うする覚悟だ。





◆1トップ途中出場の上田綺世「ちょっと雑になった」裏への動きだし悔やむ(ニッカン)





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