日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年7月22日火曜日

◆審判のレベル(GOAL・サポレポ)


http://www.goal.com/jp/news/5877/%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%83%9D/2014/07/21/4972039/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%83%9D-vol17-%E5%AF%A9%E5%88%A4%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB?ICID=AR

鹿島サポレポ vol.17 審判のレベル

溜まるフラストレーション

待ちに待ったJ1再開! ワールドカップの閉幕と共に、我々Jリーグサポーターにとって、自身の応援するチームの勝敗に一喜一憂することが出来る日常が戻ってきました!

再開前の鹿島アントラーズはAFCチャンピオンズリーグ出場チームの延期分の結果を受けて勝ち点24の5位となり、首位浦和レッズの勝ち点差は5とまだまだ射程圏内。そんな中、再開されたJ1第15節の相手は11位のFC東京でした。今季、開幕3連勝で迎えたナビスコカップグループリーグ初戦でFC東京と対戦した際は1−3で敗れています。天皇杯ソニー仙台戦の影響もあり、チーム状態を心配しつつ試合を迎えたサポーターも多かったはずです。

しかし、スタジアムに足を踏み入れてみれば、用意されたアウェイ席を真っ赤に染める鹿島サポーター達の姿! そして、スタジアムを飲み込まんばかりの大声援! チームを声援で後押しする姿、これこそがJリーグ! これこそが鹿島アントラーズのサポーター! と感じることが出来ました。両チームのサポーターの大声援の中、試合は拮抗した展開でしたが、結果だけが両チームにとって後味の悪いものになってしまったのが残念でなりません。

今節の審判団は、
主審:山本雄大さん
副審:名木利幸さん、武田光晴さん

Jリーグでは、今節から審判無線システムを導入しました。
判定の確認や試合運営を円滑に行う為、無線システムが導入されたとのことでしたが、私が見る限りではシステムを導入した効果は残念ながら得られなかったと感じました。新しいシステムを導入することは素晴らしいと思いますが、機械を使いこなすのはもちろん、プレーの判断をするのは人間ですので、そのレベルも上げていかなくてはならないと思います。今回のブラジルワールドカップでも不可解な判定が多々見られたかと思いますが、試合のコントロールが出来なくなってしまっては、選手はおろか試合を観戦している人もフラストレーションが溜まってしまいます。審判も人間ですからミスは必ずあると思いますが、プロの試合を裁く審判もプロであることを忘れずに、円滑な試合運営を行ってほしいと思います。

鹿島は小笠原に対する踏みつけ行為、CKの判定ミス、理由が不透明なリスタート。そして、何と言っても徳永のオウンゴールを豊川のハンドと見なした判定と、数々の不可解な判定が見られました。FC東京から見ても、ファウルをとられたりとられなかったりと一貫性が見えない判定の続出で、フラストレーションの溜まる試合だったのではないかと思います。

結果、1−1でのドローとなったこの試合ですが、鹿島にとってみると昨年7月17日の磐田戦以来、42試合ぶりのドローとなりました。今節まで公式戦でドローが無かったというのも驚くべき結果ですが、今節「負けなかった」ことが今後の鹿島にとってプラスになる事を願っています。

夏の移籍期間
Jリーグの夏の移籍期間が始まりました(7月18日〜8月15日)。
ジャイールがジェフ千葉へ戻り、鹿島には外国人枠、アジア人枠に1つずつ空きがあります。
赤崎君が怪我をしてしまったこともあり、ただでさえ少ないFWの補強するのでしょうか? それとも守備力をアップさせるための補強をするのでしょうか? もしくは、全く補強しないのでしょうか?
サポーターは、終盤戦に向けてのフロントの動向も気になります。

梅雨が続き、ジメジメとした気候でフラストレーションが溜まりますが、チームの強化を図り、夏に弱いイメージを吹き飛ばし、誤審がどうのこうのがあっても勝ち切れるチームを作り、12月にはシャーレを掲げる姿をこの目に焼き付けるため、出来る限りチームをサポートしていきたいと思います。

文/鹿島サポレポ 梅澤英央

◆内田、開幕微妙 右膝炎症で離脱 地元誌「早すぎるW杯出場のツケ」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/07/22/kiji/K20140722008606920.html



 シャルケの日本代表DF内田篤人(26)が、右の膝蓋腱(しつがいけん)の炎症で、全治2~3週間の診断を受けた。W杯後の休暇を終えて16日にチームに合流したが、17日の練習で痛みを訴えて離脱。当面は別メニュー調整となる見通しで、8月下旬のリーグ開幕戦出場は微妙となった。

 W杯を終えて心機一転再スタートを切ろうとした矢先、内田がアクシデントに見舞われた。チーム合流2日目の17日の練習で右膝に痛みを訴えて離脱。検査の結果、右の膝蓋腱の炎症で、全治2~3週間と診断された。21日からドイツ南部グラッサウで行われる合宿には同行するが、当面は別メニューとなる見込みだ。

 内田は2月9日のハノーバー戦で右太腿を負傷。肉離れと腱の損傷で手術を受けることも検討されたが、早期復帰のために手術を回避してW杯に間に合わせた。そのW杯では、全3試合に出場。1分け2敗の未勝利に終わったチームで精度の高いプレーを見せて孤軍奮闘した。21日付のキッカー誌は「早すぎたW杯出場のつけ」と報道。ケラー監督がW杯前に「スピード回復のため、またすぐに負傷する可能性もある」と指摘していたことなどを紹介した。関係者によると、2月の故障とは関係ないが、炎症は疲労の蓄積によるものだという。

 リーグ戦は8月22日に新シーズンがスタートするが、開幕戦の出場は微妙。アギーレ氏を新監督に迎えることが決定的な新生日本代表の初陣となる9月5日の親善試合(相手未定)に影響する可能性もある。内田はW杯後に代表引退の可能性に言及。「呼ばれたらどうするか考える」と語っているが、欧州の強豪クラブでコンスタントに出場を続ける右サイドバックは、今後の日本代表にも不可欠な存在だ。新シーズンでの出遅れは、シャルケだけでなく、“アギーレ・ジャパン”にも痛手となりそうだ。

◆U-14 Jリーグ選抜が世界の頂点に…PK戦を制し国際ユース大会初優勝(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20140720/213367.html


カップを掲げる主将のMF前田泰良(鹿島) (C)山口剛生/Agence SHOT


 73カ国1600チームが参加する世界最大級の規模感を誇る国際ユース大会、ゴシアカップ。そのB15(15歳以下男子)部門の決勝に臨んだU-14 Jリーグ選抜は、TSVハフェルゼン(ドイツ)を2-2からのPK戦の末に下し、日本勢として初めて頂点に立った。

「本当に夢のような経験ができました」。優勝チームがウィナーバスに乗って市内を凱旋するというゴシアカップ独特の優勝式典を終えたチームのエース、宮代大聖(川崎フロンターレ)は興奮冷めやらぬ様子でそう語った。全員で歌を唱和し、沿道からの歓呼の声に応えるという、まるで欧州でリーグチャンピオンになったかのような気分が味わえる「儀式」は勝利の美酒がいかに美味いかを教え込むかのような、そんな時間となった。

 その酒が美味くなったのは、試合展開と決勝独特の緊張感による部分も大きいだろう。荘厳な音楽が流れる中で入場し、試合前には君が代も流れた。嫌でもテンションが上がるシチュエーションだが、「前半はみんなどこかおかしかった」とDF桑原海人(アビスパ福岡)が首をかしげたように、選手たちから平常心が感じられない。「ああいう大観衆の中でプレーするのは初めてで動揺した」とMF菅原由勢(名古屋グランパス)が言えば、「前半はよそ行きのサッカーをしてしまった」と原田武男監督も言う。ボールは圧倒的に支配すれども決定的なシーンは数えるほどという嫌な予感のする試合展開で、案の定FKとミドルシュートで失点。悪い意味で「日本らしい」試合展開で、前半を折り返した。

 そしてハーフタイム、日本ベンチにこの遠征で初めての「落雷」が発生する。それまでは穏やかな姿勢で選手に接し続けていた原田監督が厳しい言葉を投げかけたのだ。「こんなものがお前らのサッカーなのか!」。それまでは優しい指導者の顔をしていただけに、「ビックリした」とMF岡崎駿希(京都サンガF.C.)は言う。激しい口調で選手たちを責め立てる様はある種のショック療法として見事に機能した。

 後半の立ち上がりからスイッチの入ったJリーグ選抜の選手たちは、横への揺さぶりから縦に速く攻め切る姿勢を打ち出し始める。まずは後半11分、巧みなボールタッチから相手DFの頭上を浮き球で抜き去った宮代が、カバーに入ったDFにも粘り強く競り勝って反撃の1点を返す。さらに後半19分、今度はFW若月太聖(ヴァンフォーレ甲府)のパスを受けた岡崎が左足を一閃。打った本人も驚く強烈なシュートが見事にゴールネットを揺らし、試合は振り出しに戻った。

 その後も攻め続けたJリーグ選抜だが、勝ち越し点は奪い切れず。しかし迎えたPK戦では5人全員が冷静に成功。1番手がポストに当てたハフェルゼンを制し、5-3で勝利。見事にカップを勝ち取った。原田監督は「子どもたちは試合をこなしながら成長してくれた」としつつ、「これはあくまで、一つの経験。この経験を個々人がいかに生かして、いろいろなモノへと変換していけるかだと思っている」と総括した。

 なお、14歳以下の選手たちが欧州で見せたパフォーマンスにはインパクトがあったようで、試合後にはある欧州名門クラブのスカウトがJリーグ選抜の首脳陣に接触。二人の選手に対して練習参加のオファーを申し出る一幕もあった。遠く日本を離れてチャンピオンになった勝利経験は彼らの財産となるだろうけれども、彼らのサッカー選手としてのキャリアはまさにこれからなのだ。

文・取材/川端暁彦

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