日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2017年5月30日火曜日

◆Jリーグ鹿島の番記者を直撃。勝ちにこだわるサッカーが「世界一になる日」(週プレNEWS)




鹿島アントラーズあるところに、この男あり。サッカー専門紙『エル・ゴラッソ』で鹿島の番記者を務める男・田中滋は10年間練習場に通い続け、ACL(アジアチヤンピオンズリーグ)で鹿島が海外勢と戦えばアウェー遠征に同行する。

2009年には『常勝ファミリー・鹿島の流儀』でクラブ哲学を世に流布させ、選手、スタッフ、サポーターから「ゲルさん」の愛称で親しまれる男は「世界一に迫った日」に何を思ったか。

柳沢敦を心の師と仰ぎ、少年時代から「モレリアII」を愛用する鹿島サポーターの週プレ編集・オギワラが、『世界一に迫った日 鹿島アントラーズ クラブW杯激闘録』を上梓した田中氏を直撃した!

* * *

―鹿島アントラーズの番記者生活10年目を迎える田中さんにとって、Jリーグ下剋上優勝、クラブW杯準優勝、天皇杯優勝を成し遂げた昨季終盤の1ヵ月はどう感じましたか?

田中 08年からほぼ毎週、鹿島に通っていますが、チームが強くなる瞬間を初めて見た気がしました。最初に見たときはJリーグ3連覇中(07~09年)の強い鹿島でしたから。

それからチームは試行錯誤しながら世代交代を目指し、浮き沈みを繰り返してきた。カップ戦は何度か優勝していますが、リーグは獲れていなかった。クラブW杯での大健闘もあり、番記者冥利(みょうり)に尽きるシーズンでした。

―レアル・マドリードに善戦し、鹿島は世界中のサッカーファンから注目を集めましたよね。

田中 いろんな人から「日本が世界で勝つためには、ああいうサッカーをすべきだよね」と言われました。「鹿島がやっていることを日本代表でもやるべきだ」と。自分も長年そういう思いで取材を続けてきたので、実際に世界最強チームであるレアル相手にその実力を示せたのは感慨深かったですね。

結束力を高めて守りつつゴールを狙い、戦う姿勢を見せていく。みんなで助け合って勝ちにこだわることが、世界と戦うためには必要だと証明されたわけですから。

―鹿島のサッカーが、日の目を見たような思いです!

田中 日本ではどうしても「攻撃的なサッカー=おもしろいサッカー」と認識されがちですが、鹿島がクラブW杯で大健闘したことでその風向きも変わってきたと思います。今のJリーグを見ていても、鹿島だけ違う土俵で戦っているような気がすごくする。おこがましいですが、鹿島はこれだけ勝っているんだから、ほかのチームはもっとマネをするべきだと思うんですよ。

―でも、マネするチームは見当たりませんよね?

田中 正確にはマネできないのかもしれません。ひとつ決定的な理由を挙げるとすれば、ほかのチームには小笠原満男がいないからでしょうね。チームとしてうまくいかない時期って、選手はみんな不安になるんです。そんなときに小笠原選手が「これでいいんだ!」と言うだけで圧倒的な説得力がある。

満男と同期の曽ヶ端選手もそう。彼らはただのベテランじゃなく、これまでに鹿島で16冠を獲得してきたレジェンド。歴史の生き証人たちが現役プレーヤーとして、若手にクラブ哲学を直伝できるのが鹿島の強さの秘訣です。そういう環境に身を置くことで、若手はおのずと「鹿島の選手」になっていきます。

―番記者として10年クラブに密着していれば、選手の成長も目の当たりにしますよね。

田中 遠藤選手とかはどんどん言うことが小笠原満男と一緒になってきているんですよ。「鹿島=小笠原満男」みたいなところがあるので「鹿島ってこういうクラブなんだよ」っていうのを態度でも言葉でも示せる小笠原満男の“直系”の選手が出てくるのは、ホッとするというか安心するというか感慨深いものがある。

内田篤人選手(シャルケ04)も早い段階から「鹿島の選手」になっていましたね。彼は「わかっている選手」だから、いつかドイツから戻ってきて鹿島のキャプテンマークを巻いてほしいです。

―「わかっている選手」?

田中 長年、取材をしていて気づいたんですが、選手のコメントって3段階くらいあるんです。最初は自分のことしか語れません。でも少し成長してくると、自分がどう動いたらチームが勝てるかを考えた発言が増えてくる。そして最終的に、チームがどう機能したら勝てるようになるかを考えた言動を見せるようになる。遠藤選手なんかはもう3段階目ですよね。「わかっている選手」がどれだけいるかが、強さにつながっていくんです。

3連覇したときはそういう選手しかいませんでした。(大岩)剛(ごう)さん、満男さん、ソガさん、本さん(本山雅志)、新井場さん(徹)、中田さん(浩二)、岩政くん(大樹)、篤人くん、青木(剛[たけし])くん。そりゃ強いはずですよ。今のチームもあの1ヵ月を経て、「わかっている選手」は確実に増えています。

―鹿島はACLグループリーグを首位で突破し、広州恒大(中国)とホーム&アウェーの2連戦(23日・広州天河体育中心、30日・カシマスタジアム)を迎えます。しかし、ACLでの過去最高成績はベスト8。クラブW杯では善戦しましたが、アジアの戦いは未知数ですよね?

田中 クラブW杯より大変だと思います。相手は鹿島対策を立てて挑んでくるはずです。クラブW杯のとき以上にチームが成長しなければACLは勝ち抜けません。でもレアルとあれだけやれたという経験が自信になっている。登山にたとえれば、エベレストに登ったってのと一緒。今までだったらリードされて諦めてた試合も、最後まで希望を持って戦えるようになったと土居選手も言っていました。

―今年こそ、『世界一になった日』を書いてほしいです!

田中 タイトルがかかった試合で120%、150%の力を出せるのが鹿島アントラーズ。それを一戦必勝でやれるかどうかですね。

―最後に、鹿島を10年取材し続けて、何かご自身に変化はありますか?

田中 どうですかね…。勝ちにこだわり、練習から一切手を抜かない鹿島の選手を毎日見てるからかわかりませんけど、他人に対する要求が厳しくなったかもしれませんね。

例えば、奥さんや子供に対して、細かいことでついつい厳しく注意してしまい、後で怒られます。家に小笠原満男みたいなのがいたら面倒くさいですよね…。まあ鹿島のせいにしてるだけで、元々の自分の性格なのかもしれないですけど(笑)。

●田中 滋(たなか・しげる)
1975年生まれ、東京都出身。上智大学文学部哲学科卒。2008年よりサッカー新聞『エル・ゴラッソ』の鹿島アントラーズ担当記者として取材を続ける。09年に初の著作となる『常勝ファミリー・鹿島の流儀』(出版芸術社)を上梓。自身のWEBマガジン『GELマガpowered byEl Golazo』を責任発行

■『世界一に迫った日 鹿島アントラーズ クラブW杯激闘録』(スクワッド 1600円+税)
鹿島アントラーズは昨年、年間勝ち点3位からチャンピオンシップを勝ち上がり、奇跡の下剋上でJリーグ優勝を成し遂げた。そのわずか2週間後には「クラブ世界一」をかけてレアル・マドリードと死闘を繰り広げ、世界中のサッカーファンの度肝を抜いた。鹿島の番記者として10年クラブに密着取材を続けてきた田中滋氏が「あの日」の舞台裏を徹底取材。どんな相手でも勝ちにいく、鹿島の伝統「ジーコスピリット」の神髄を凝縮した一冊

http://wpb.shueisha.co.jp/2017/05/29/85374/

◆【コラム】ゴールへの姿勢で代表けん引へ…エース候補・大迫の野心「今は結果が一番大事」(サッカーキング)


大迫勇也

 6月の日本代表2連戦(7日・シリア戦=東京、13日・イラク戦=テヘラン)に向け、28日から千葉県内で強化合宿をスタートさせた日本代表。初日はサプライズ招集の加藤恒平(REC・ペロエ・スタラ・ザゴラ/ブルガリア)を含む欧州組10人で始動したが、2日の29日は大迫勇也(ケルン)が合流。11人でトレーニングを行った。

 午前中はボールを一切使わず走りメインの内容。午後からは初日合流組がランニング、ボールを使ったコーディネーショントレーニング、30秒間の4対1、ミニゴールを4つ使った4対4のゲームなどを1時間半にわたって消化。右足首負傷を抱えている乾貴士(エイバル)が4対1の前に全体練習を切り上げるアクシデントがあった。日本代表のメディアオフィサーが「その後も走っていたのでチーム離脱はないと思います」と説明していたが、もともと抱えていたケガだけに不安が募る。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も慎重にならざるを得ないかもしれない。

 そんな傍らで、大迫は1人黙々と走りを繰り返した。最初は軽いジョギング程度だったが、徐々にスピードを上げ、最終的には強度がかなり高まった。彼にとっては2年ぶりの欧州組合宿だが「やっぱ走るなと。予想通りの練習でした」と苦笑するしかなかった。

 昨年11月のオマーン戦(カシマ)で1年5カ月ぶりの代表復帰を果たして以来、大迫の評価はうなぎ上りだ。2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の天王山とも位置づけられた3月のUAE(アラブ首長国連邦)戦(アルアイン)でも先発1トップに陣取り、今野泰幸(ガンバ大阪)の2点目につながるヘディングでの巧みな落としを見せた。だが、試合終盤に相手と接触して負傷。そのままチームを離れる羽目になった。4月はその影響でケルンでもキレを欠き、5月に入ってからは風邪で体調を崩した。そんな苦しみもあったが、今シーズンのブンデスリーガ最終節・マインツ戦で1ゴール1アシストと大爆発。リーグ戦7ゴールという渡独後最多得点でシーズンを締めることができた。

「いい流れでスムーズに来れましたけど、代表は別なんでね。やり方も雰囲気も違うし、切り替えてやりたい。今季7点って数字も正直、もっとほしかった。FWは2ケタは取らないと。今シーズンの残りは代表戦しかないので、しっかり結果を出したいですね」と大迫は得点への野心を強く押し出した。

 2ケタゴールというのは、代表1トップのライバル・岡崎慎司(レスター)がマインツ時代に2年続けて残した結果。加えて代表通算50点の先輩と、5点という自分には大きな実績の違いがある。それを埋めるためにも、ここからゴールを量産していくしかない。大迫が危機感を覚えるのも当然のことだろう。

「代表で得点を増やすには、やっぱりゴール前に入る回数を増やすこと。あとはシュートの意識を普段以上に持つことですかね。それが1トップに求められると思うし、ゴールに向かっていく姿勢を出すことでチームに勢いが増すから。代表全体としてやるべきことは少しずつ整理されてきているかなと思いますけど、もっと結果がついてくれば、個人個人もっと自信を持ってプレーできる。今は結果を出すことが一番大事じゃないかな」とエースFW候補筆頭の男は自分に言い聞かせるように語っていた。

大迫勇也

 大迫はケルンで常日頃から得点のツボを心得ているフランス人FWアントニー・モデストとコンビを組んでいる。今シーズンのブンデスリーガで25ゴールを叩き出した絶対的点取屋の一挙手一投足を目の当たりにして、「あいつは得点のためにゴール前でしっかりとパワーを溜めておくってことをすごく割り切ってやる選手。全部が全部頑張るわけじゃなくて、うまくサボりつつ、ゴール前で100で行ける準備も大事。そこは頭に少し入れることも必要かな」と実感しているという。

 そのモデストも最初からブレイクしていたわけではない。「彼もホッフェンハイム時代は苦労していた。何かをつかむ時は必ずきっかけがある。それをつかんだんだと思う」と岡崎もしみじみ話していたが、大迫も同じようなきっかけを見い出せばいいのだ。

 前回の2014年ブラジル・ワールドカップの時は1年前の東アジアカップ(韓国)で代表入りのチャンスをつかんだ大迫だが、ロシアの1年前である今回は絶対的エースを座を確立すべき時期に来ている。若い久保裕也(ヘント)のベルギーでのゴール量産、無名だった加藤の代表抜擢といった刺激を糧に、この6月の2連戦では目覚ましい活躍を求めたい。

文=元川悦子

https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20170529/594152.html?cx_cat=page1

◆1日遅れで代表合流の大迫、充実のシーズンも「FWは2ケタ取らないと」(ゲキサカ)




 1日遅れの合流となった日本代表FW大迫勇也(ケルン)はランニング中心のメニューで初日のトレーニングを終え、「やっぱり走るなと。予想どおりの練習だった」と苦笑いで振り返った。

 ハリルホジッチ監督からは「走って頭を切り替えてもらう」と冗談交じりに声をかけられたというが、「自然と頭の中はイラク戦に向けてとなる。ここでコンディションを上げて、シリア戦でいい調整をして、イラク戦にトップコンディションで臨めたら」と、気持ちはすでに代表モードに入っている。

 ケルンで3シーズン目を迎えた今季はリーグ戦30試合に出場し、7ゴール6アシスト。渡独後、自身最多の得点数を記録したが、「正直、もっと取りたい。FWは2ケタ取らないと」と、決して満足していない。「残りは代表戦しかない。しっかり結果を残したい」と、今度は日本代表としてゴールを決める決意だ。

 2トップのケルンと、1トップの代表では役割も異なる。「ゴール前に入る回数を増やさないといけない。シュートの意識は普段以上に求められる。1トップがゴールに向かう姿勢を増やせば、チームも勢いづくと思う」。参考にするのはケルンで2トップを組むFWアントニー・モデストだ。

 29歳のフランス人FWは今季のブンデスリーガで25ゴールを量産し、FWピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)の31ゴール、FWロベルト・レワンドフスキ(バイエルン)の30ゴールに次いで得点ランキング3位に入った。

「彼はすごいですよ。あの迫力は日本人にはない」と素直に感心する“相棒”について「ゴール前のためにパワーをためておくというか、割り切ってやる選手」と評した大迫。そのスタイルは日本代表で1トップを張る自分自身に生かせる部分もあるかもしれない。「全部が全部がんばるのではなく、うまくサボりつつ、ゴール前で100%で行ける準備も必要なのかな」と、ストライカーとしてよりゴールに特化したプレーを意識していくつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?217551-217551-fl

◆移籍後初&バースデー弾の柴崎岳にさらなるご褒美! 地元メディアが最高評価「チームの中心選手」(ゲキサカ)




[5.28 リーガ・エスパニョーラ2部 アルコルコン1-3テネリフェ]

 28日のリーグ戦で移籍後初ゴールを挙げたテネリフェMF柴崎岳に対し、スペイン『エル・ドルサル』が10点満点の採点でチーム最高タイとなる9点をつけている。

 テネリフェは28日に敵地で行われたリーガ・エスパニョーラ2部第40節でアルコルコンと対戦し、3-1で勝利した。先発出場した柴崎は前半10分に先制ゴールの起点になると、同31分には味方のスルーパスを受け、左足で追加点をマーク。出場10試合目で移籍後初得点を挙げるとともに、試合当日に迎えた25回目の誕生日を自ら祝った。

 後半38分までプレーして3-1の快勝に貢献した柴崎に対し、スペイン『エル・ドルサル』ではFWアントニー・ロサノと並ぶチーム最高9点の高評価を与えている。また、寸評でも「インスピレーションを見せ、ブランキアスール(テネリフェのクラブカラーである青と白の意)での初ゴールを決めた。マルティ監督のサッカーにおける中心選手だ」と賛辞を送った。

 3試合ぶりの白星を手にしたテネリフェは、残り2試合で昇格プレーオフ圏内の4位。次節は6月4日に行われ、ホームでDF鈴木大輔の所属するヒムナスティック・タラゴナと対戦する。

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?217524-217524-fl

◆鹿島GK小泉勇人、水戸へ育成型期限付き移籍「常に全力で戦いたい」(サッカーキング)

小泉勇人

 鹿島アントラーズのGK小泉勇人が、水戸ホーリーホックへ育成型期限付き移籍で加入することが決まった。移籍期間は2017年5月30日から2018年1月31日まで。29日に両クラブが発表した。

 小泉は1995年生まれの21歳。鹿島の下部組織出身で、ジュニアユースとユースを経て2014年にトップチームへ昇格した。今季で4年目を迎えるが、公式戦での出場機会は得ていない。2014年にJリーグ・アンダー22選抜の一員として明治安田生命J3リーグ1試合に出場している。

 育成型期限付き移籍にあたり、小泉は鹿島に対して以下のようにメッセージを寄せている。

「このたび、水戸ホーリーホックに期限付き移籍することとなりました。このお話をいただいた時、自分の中では葛藤がありましたが、今後のサッカー人生を考えた時、一度外に出て、違う環境で成長したいと強く思いました。僕は鹿島アントラーズのホームタウンで生まれ育ち、ジュニアユースの時から約10年間お世話になっているこのクラブに、人一倍の思い入れと愛情があります。鹿島に長く在籍することが一番の幸せですが、特別なクラブにふさわしい選手となるため、日本でもトップクラスのプレーヤーに成長しなくてはなりません。水戸で日々練習に励み、サポーターの皆さんにたくましくなった姿を見せられるよう頑張ります。僕の気持ちはいつも、鹿島とともにあります」

 そして加入する水戸には以下のようにメッセージを寄せている。なお、小泉の水戸での背番号は「40」に決まった。

「このたび、鹿島アントラーズより加入することとなりました小泉勇人です。今回の移籍は、本当に自分のサッカー人生をかけ、特別な思いで決断をしました。僕は茨城県出身で、鹿島と水戸を小さい頃から見てきましたし、水戸という素晴らしいクラブでプレーできることを楽しみにしています。水戸の勝利に貢献できるよう、常に全力で戦いたいと思います。サポーターの皆さん、熱い応援をお願いします」

 育成型期限付き移籍は、23歳以下の日本国籍を有する選手であり、かつ移籍元クラブよりも下位のリーグに所属するクラブへの期限付き移籍に限り、登録期間外においても認められている。

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170529/593901.html?cx_cat=page1

◆広州恒大スコラリ監督「すべて計画通り」8強へ自信(ニッカン)




 ブラジル代表やジュビロ磐田などを率いた広州恒大(中国)の名将ルイス・フェリペ・スコラリ監督(68)が、余裕の表情で笑った。

 29日、茨城・カシマスタジアムでアジア・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦鹿島戦(30日、カシマ)の前日会見に出席。直前に鹿島の石井監督が逆転8強に自信を示したことを中国メディアに伝え聞くと「それでいいんじゃないですか」。チームは風邪の症状を訴える選手も発生しており「フェリペ監督もお疲れの表情では?」と問われると「私は、もともとブサイクなので」と会場を笑わせた。

 23日の第1戦にホームで1-0で勝ち、0-1以外の1点差負けや、引き分けでも準々決勝進出が決まる有利な状況。「すべて計画通り。明日もアントラーズと素晴らしい試合ができると思う」と、自信の表情は石井監督以上だった。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1831752.html

◆鹿島・鈴木、“8強弾”宣言!「いいイメージがある」/ACL(サンスポ)


 鹿島のFW鈴木が8強入りへ自信をのぞかせた。30日、ホームでアジア・チャンピオンズリーグで広州恒大(中国)との第2戦に臨む。クラブ初の決勝トーナメント初戦突破には勝利が絶対条件となる。1次リーグのホーム全3戦で得点を挙げている鈴木は「いいイメージがある。(得点は)いけると思う」とゴール宣言。29日は冒頭15分以降、非公開の練習を行った。 (鹿嶋市)

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170530/jle17053005010004-n1.html

◆鹿島植田直通が復帰、ACL広州恒大戦に先発出場も(ニッカン)




 鹿島アントラーズは29日、茨城・鹿嶋市内でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦第2戦広州恒大戦(30日、カシマ)に向けた前日練習を行った。

 冒頭15分のみ公開され、パス練習では終始笑顔も出るなど、公式戦3連敗中でも雰囲気は悪くない。10日のACL1次リーグ最終節ムアントン戦出場後から、右太もも痛で離脱していたDF植田直通(22)も復帰し、先発出場する可能性も出てきた。

 第1戦をアウェーで0-1と敗れたため、8強進出へは1-0なら延長戦。90分間で決めるには2点差以上の勝利が必要だ。相手にアウェーゴールを奪われないことも大事だが、大量点へ攻撃陣の奮起が期待される。エースFW金崎夢生(28)は「頑張りま~す」と両足首痛などのケアも入念に行って大一番に臨む。今大会はホーム3戦4発のFW鈴木優磨(21)も「ACLのほうが自分の情報がJリーグほどないし、ボールウオッチャーになってくれるのでやりやすい。点をとることがFWの役目。とれればいい」と、広州恒大の守備陣を崩すイメージも描けている。

 クラブは広州恒大戦にホームタウンの在住、通勤、通学者を無料招待するなど、逆転での8強進出を盛り上げる。MF土居聖真(25)は「平日なので、近場の人が来てくれれば力になる。ラウンド16(決勝トーナメント1回戦)突破は鹿島の歴史にない。新しい歴史をつくりあげるためにも頑張ります」。今季はFWではなく左MFで活躍しているが「点に絡むこと、点をとらせるというところは、もっとダイナミックにやってもいいのかなと思う」と、シュートの積極性などを求めた。【鎌田直秀】

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1831629.html


◆鹿島石井監督「2点以上とる」90分星で逆転8強だ(ニッカン)




 鹿島アントラーズは29日、茨城・カシマスタジアムでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦第2戦広州恒大戦(30日、カシマ)の前日会見を行い、DF山本脩斗(31)と石井正忠監督(50)が出席した。

 23日の第1戦では敵地で0-1と敗れ、ホームで1-0なら延長戦に突入。90分で8強進出を決めるには2点差以上の勝利が必要だ。

 DF山本は第1戦でパスミスなどでボールを奪われてカウンターを喫してピンチを招いたことを反省し「シュートで終わって、リスクを減らさなくてはいけない。守備を常に頭に入れながら、2点とるためにチーム全員で攻撃の意識も高めないと勝てない」。石井監督も「次に勝ち上がるために、守備を意識しながら、2点以上とる準備はしてきた」と選手に信頼を寄せた。

 右太もも痛で約2週間離脱していたDF植田直通(22)や、右足の張りで第1戦を欠場したDF西大伍(29)に関し「非常に状態は良いと思うので、力になってくれると思う」と先発起用を示唆した。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1831738.html

◆鹿島 石井監督 広州恒大戦は「厳しい戦いになる ラウンド16を勝ち抜きたい」(スポニチ)




 広州恒大(中国)とのACL決勝トーナメント1回戦・第2戦のホーム戦に臨む鹿島は29日、鹿嶋市内で前日会見に臨んだ。23日の第1戦・アウェー戦では0―1で負けており、90分間で準々決勝進出を決めるためには2点差以上での勝利が欠かせない。石井監督は「厳しい戦いになるが、いい結果を出してラウンド16を勝ち抜きたい」と話した。

 鹿島は過去に4度決勝トーナメントに進出しているが、いずれも初戦で敗退。今回が5度目の挑戦となる。第1戦はDF西が足の張り、DF植田が右太腿痛で欠場したが、ともに先発復帰が濃厚だ。指揮官は「状態はいいので、力になってくれるんじゃないか」と2人に期待を寄せた。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/05/29/kiji/20170529s00002181242000c.html

◆鹿島2点差以上勝利へバランス確認 石井監督「カウンターさせない」(スポニチ)




 鹿島はクラブ初のACL決勝トーナメント初戦突破を懸け、ホームで広州恒大(中国)を迎え撃つ。

 アウェー戦は0―1で負けており、90分間で決着をつけるためには2点差以上での勝利が必須。攻撃的に試合を進めたいが、前がかりになった際に悪いボールの奪われ方をすれば電光石火の速攻で一撃を食らう危険性が高い。石井監督は「カウンターをさせないためにどう攻撃するかトレーニングで意識してもらった」と今週の練習で重点的に修正した攻守のバランスの重要性を説いた。

 前回はDF西が脚の張り、DF植田が右太腿痛で欠場したが、ともに先発復帰が濃厚だ。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/05/30/kiji/20170529s00002181500000c.html

◆鹿島、逆転で8強狙う ACL30日広州恒大戦(茨城新聞)


好調鈴木、得点に自信



サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は30日、各地で決勝トーナメント1回戦第2戦を行い、鹿島はホームのカシマスタジアムで広州恒大(中国)を迎え撃つ。敵地での第1戦を落とした鹿島は、逆転で初の8強入りを目指す。キックオフは午後7時。

29日の練習は冒頭の15分以外を非公開とし、セットプレーの確認やPKの練習を実施したとみられる。2トップの一角には第1戦で左足首を痛めたエースの金崎に代わり、鈴木が入りそうだ。今回は引き分けでも敗退してしまうため、勝ち進むにはゴールが絶対条件。今大会チームトップの4得点を挙げている鈴木は「(点を取るのが)FWの役目。ACLにはいいイメージがある」と自信を見せる。

失点は命取りとなるため、攻撃に重心を置きながらも守備のリスク管理は徹底したい。広州恒大はパウリーニョら3人のブラジル人が絡んだ攻撃が強力。鹿島は1対1で負けない覚悟が必要だ。けがで第1戦を欠場した植田は「少し休んだのでフレッシュな状態。みんなを少しでもサポートしたい」と活躍を誓う。

鹿島は過去のACLで、決勝トーナメント1回戦を突破したことがない。昨年、全北(韓国)でACL優勝を成し遂げたGK権純泰は「ジンクスは破るためにある。破って次につなげる」と力強く語った。 (藤崎徹)

■鹿島の準々決勝進出への条件
(1)2点差以上の勝利。
(2)1-0で90分を終え、延長戦(15分ハーフ)で勝利する。延長で決着がつかなかった場合はPK戦で勝利。
※1-0以外の1点差勝利の場合は得失点で並ぶが、アウェーゴールの差により敗退。

2トップが予想されるペドロジュニオール(左)と鈴木=鹿嶋市内


Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事