日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年7月8日木曜日

◆エヴェラウドが終盤2発!カイキも来日初ゴール! 鹿島、サブ主体のJ2栃木に苦戦も4回戦へ(ゲキサカ)






[7.7 天皇杯3回戦 鹿島3-0栃木 カンセキ]

 天皇杯は7日、3回戦を各地で行い、鹿島アントラーズが栃木SCを3-0で下した。4回戦ではJ1の北海道コンサドーレ札幌を破ったV・ファーレン長崎(J2)と対戦する。

 鹿島は6月27日のJ1第20節札幌戦(○4-0)から先発2人を変更。東京五輪代表に合流しているDF町田浩樹、MF荒木遼太郎が外れ、DF林尚輝とMF和泉竜司が先発した。一方の栃木は今月3日のJ2第21節町田戦(△1-1)から大幅9人を変更し、栃木ユースから今季昇格した18歳のFW小堀空、慶應義塾大出身のルーキーMF松岡瑠夢らが先発した。

 それでも前半4分、最初に決定機を迎えたのは栃木。右サイドでDF杉岡大暉にプレッシャーをかけたDF吉田将也が松岡とのコンビでボールを奪い、深い位置に攻め込んだ松岡が角度のないところからシュートを放つ。だが、これは枠を捉えられず。栃木は同28分にもDF柳育崇のボール奪取を起点にカウンターを仕掛け、松岡のアーリークロスに小堀が飛び込む惜しい場面をつくった。

 一方の鹿島はボールこそ握っているものの、栃木の守備をなかなか崩すことができない。MFディエゴ・ピトゥカの強烈なミドルシュートが枠を外れると、前半終了間際に訪れたセットプレーのチャンスもFWエヴェラウドのシュートが吉田にブロックされ、前半はスコアレスのまま終わった。

 後半は両チームに目立ったチャンスのないまま時間が経過。それでも鹿島が同35分、ついにスコアを動かした。DF常本佳吾のアーリークロスがゴール前に放り込まれると、高い打点で合わせたのはエヴェラウド。空中戦に強い栃木の守備陣のさらに上からヘッドで叩き、力強くネットを揺らした。

 さらに後半45分、鹿島は途中出場のMFアルトゥール・カイキがなんとかボールを残し、アラーノがグラウンダーでのクロスを送ると、エヴェラウドがダイレクトで押し込み2点目。さらにアディショナルタイム1分、左サイドを駆け上がったピトゥカのクロスからカイキが来日初ゴールを決めた。そのまま試合はタイムアップ。苦戦を強いられた鹿島が終盤の2ゴールでなんとか4回戦に進出した。


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◆エヴェラウドが終盤2発!カイキも来日初ゴール! 鹿島、サブ主体のJ2栃木に苦戦も4回戦へ(ゲキサカ)





◆鹿島・カイキが来日初ゴール 終了間際に決めた「もっと取りたい」(スポニチ)






天皇杯3回戦   鹿島3―0栃木 ( 2021年7月7日    カンセキ )


 鹿島のブラジル人MFカイキが来日初ゴールを挙げた。後半41分から出場すると、すぐにチーム2点目の起点となり、同アディショナルタイムには左サイドからのクロスに右足で合わせた。

 チームメートが駆け寄って祝福し、「みんなが喜んでくれてうれしい」と喜びを語った。新加入となった今季は新型コロナウイルスの影響で合流が遅れたが、「もっと自分の良さを発揮して点を取りたい」と意気込みを口にした。




◆鹿島・カイキが来日初ゴール 終了間際に決めた「もっと取りたい」(スポニチ






◆鹿島が終盤の3ゴールで栃木を撃破! 相馬直樹監督「素晴らしいゲームになりました」◎天皇杯3回戦(サッカーマガジン)






7月7日、第101回天皇杯3回戦が栃木県のカンセキスタジアムとちぎで開催され、鹿島アントラーズは栃木SCと対戦。攻め込みながらも無得点の時間帯が続いたが、試合終盤にエヴェラウドが2ゴールを挙げると、アルトゥール・カイキにも得点が生まれて勝利した。


■2021年7月7日 天皇杯3回戦(@カンセキ/観衆4,442人)
鹿島 3-0 栃木
得点:(鹿)エヴェラウド2、アルトゥール・カイキ


・鹿島メンバー◎GK沖悠哉、DF常本佳吾、林尚輝、犬飼智也、杉岡大暉、MF和泉竜司(70分:ファン・アラーノ)、レオ・シルバ(87分:三竿健斗)、ディエゴ・ピトゥカ、白崎凌兵(70分:松村優太)、FW土居聖真(86分:アルトゥール・カイキ)、エヴェラウド

・栃木メンバー◎GK川田修平、DF吉田将也(58分:面矢行斗)、柳育崇、小野寺健也、大島康樹、MF松岡瑠夢、上田康太、西谷優希(83分:佐藤祥)、植田啓太(58分:森俊貴)、FWジュニーニョ(83分:菊池大介)、小堀空(58分:矢野貴章)


「サポーターの皆さんの力が非常に大きかった」


 鹿島は立ち上がりの4分に、守備の連係ミスから松岡瑠夢にシュートを打たれたが、その後は栃木に攻撃を許さず、試合の主導権を掌握する。12分には白崎凌兵とのパス交換からディエゴ・ピトゥカがシュートを放ち、39分にもこぼれ球を拾ったディエゴ・ピトゥカが再びゴールを狙ったが、得点につなげることはできず、スコアレスで前半を終える。

 後半も鹿島は、栃木の守備陣をなかなか崩せず、ゴールを奪えずにいたが、終盤の80分に均衡を破る。右サイドの常本佳吾のクロスからエヴェラウドがヘディングシュートを決めた。さらに90分にはブラジル人トリオの連係からエヴェラウドが2点目を挙げ、貴重な追加点を奪取。後半アディショナルタイムにはアルトゥール・カイキにもゴールが生まれ、鹿島が3-0で勝利した。

「水曜のナイトゲームでしたが、たくさんの我々のサポーターが来てくださり、一緒に戦ってくれました。ありがとうございます。今日は栃木の徹底するサッカーを前になかなかゴールをこじ開けることができず、苦しい展開でしたが、最後まで焦れずに、(サポーターと)一緒に勝利をつかむことができました。サポーターの皆さんの力が非常に大きかったと思っています。栃木はどこでもプレッシャーをしっかりかけてくるし、休ませてくれない。そして攻撃に移れば、前へ、ゴールへと向かう姿勢を常に見せてくる。それを分かっていても、(鹿島は)なかなかいい形でゴール前まで迫る回数がちょっと少なかったです。ただ、選手たちがやるべきことをしっかり、最後まで遂行してくれて、そういった中で必ず空いてくるサイドのスペースからのクロスで、エヴェラウドが強みを出して点が生まれました。最後にカイキにも来日してからの初ゴールが生まれたことも含めて、終わってみれば今日は素晴らしいゲームになりました」

 鹿島の相馬直樹監督はそのように試合を振り返り、苦しんだ末の4回戦進出を喜んだ。


取材◎サッカーマガジン編集部


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◆鹿島が終盤の3ゴールで栃木を撃破! 相馬直樹監督「素晴らしいゲームになりました」◎天皇杯3回戦(サッカーマガジン)






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