日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2022年3月15日火曜日

◆岩政流で見えた“常勝軍団”復活の兆し、監督合流で鹿島が新たな“強さ”を掴む/編集部コラム(超WORLDサッカー!)






Jリーグで最もタイトルを獲得しているのは、言わずと知れた鹿島アントラーズ。“常勝軍団”と呼ばれ、勝利を望み、クラブ内外からタイトルを常に求められている。

J1は最多の8度の優勝を誇り、リーグカップ、天皇杯、AFCチャンピオンズリーグを合わせた主要タイトルは「20」を数える。

ギリギリのところから、しかしリーグ優勝は2016年が最後。タイトルだけで見ても、この3年は無冠に終わっている。史上2度目の屈辱を味わっているという状況だが、特に近年は最終的に上位でフィニッシュしながらも、シーズンのスタートで大きく躓くという非常に不甲斐ない事態となっていた。

その鹿島は2022シーズンに向けてチームを改革。これまではテクニカルダイレクター(TD)を務めていたクラブのレジェンドでもあるジーコ氏、そして長年チームの強化を担当してきた鈴木満フットボールダイレクター(FD)が退任した。

これにより史上初となるヨーロッパ出身の監督を迎え、スイス人のレネ・ヴァイラー氏が就任。しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)のオミクロン株が流行した影響で新規入国が認められず、リーグ戦4試合はこちらも今季から就任のクラブOBである岩政大樹コーチが指揮した。

ホームでの川崎フロンターレ戦では不甲斐ない試合を見せてしまったが、その試合を除いては3勝。ここ数年では1番良いスタートを切ることとなった。


◆岩政大樹コーチによるチームの変化





今シーズンの鹿島も[4-4-2]をベースに、[4-2-3-1]、[4-3-3]、[3-4-3]と試合中にシステムを変えて対応力を見せていた。

特に岩政コーチの代行指揮ラストマッチとなった11日のヴィッセル神戸戦も、早々に先制すると、後半に追加点という展開。徐々に神戸が盛り返そうとする中、岩政監督は選手の並びを変えて状況を変化させようと手を打つ。

「攻撃の立ち位置を整理して、個人で相手から良いポジションを取るのは難しいので、攻撃の時は可変でやりました」

「3バックでやり、[3-4-3]でやって間でボールを受けれるということをやって、上手く受けられたと思います」

選手交代に合わせてシステムをいじり、神戸に行きそう流れを止めて行った岩政監督。更なる追加点こそ奪えなかったが、選手たちはしっかりと対応してプレーを続けた。

ここが1つ、鹿島の改革が進んだところと言えるだろう。これまでの鹿島では、流動的にシステムを変えてプレーするということは少なかった。戦い方を突き詰めて、それをしっかりと遂行していくということが主となり、自分たちのストロングポイントを出すスタイルだった。

しかし、時代が変わり、鹿島でもストロングポイントを出し続けることは難しい状況に。相手の出方を見て、臨機応変に対応するという闘い方の基礎を、岩政コーチは作った。

岩政コーチは「(ヴァイラー)監督が色々なオプションを持てるように、ここまでの4試合でシステムやオプションを色々使いました」と語り、「色々なシステムを使うことも選手にやってもらったので、ここからのチーム作りはスタッフとしても楽しみです」と、どのようにチームが変化するのか。選択肢をたくさん持たせたとした。


◆選手も刺激を受けた指導法





プロを相手に指導するのは初めてだった岩政コーチ。一方で、解説者などとして活躍していたことは、事象を言語化する能力が非常に長けており、状況を見ての的確な指摘も話題となっていた。

その能力は、実際の現場での指導でも生かされていた。鹿島からシント=トロイデンへと移籍し、ベルギーの地でゴールを量産してきた鈴木優磨。今シーズンから復帰し受けた岩政コーチの指導については「自分のサッカー人生において、ここまで具体的に言語化できる人が初めてで、すごく刺激になった」とコメント。充実感のある指導を受けられていたようだ。

また、三竿健斗も「選手として1人1人がピッチに立った時に良い判断ができるように色々と仕込んでもらっています」と、対応力を身につけ、再現性あるプレーを行うために、様々な判断のヒントをもらっていたと明かした。

その三竿は「僕がずっと求めていたものでもありますし、鹿島がそれをできれば強いチームになると思っています」と語り、岩政コーチの指導に感銘を受けていると語った。

また、試合中のシステム変更についても「僕らが優位に立てる選択をしてくれているだけ」と語り、「僕は凄くポジティブに捉えていますし、選手の良さを出せる配置だと思う」と、個々の特徴に合わせた配置で、相手に対して攻守に渡って良いプレーができるという手応えを感じているようだった。

岩政コーチは「彼らが新しいサッカーに前向きに取り組んで、楽しんでくれて、僕の言葉をしっかり消化してくれて、自分たちのサッカーを新しく作ろうと気概をもって取り組んでくれました」と語っており、選手たちが高い志で、前向きにトレーニングに取り組んでいる様子を語ってくれた。どこか停滞感のあったチームが、大きな変革を遂げようとする中では、非常にポジティブな状況であり、そこに結果がついてきているという点でも大きな一歩を踏み出していると感じられる。


◆ヴァイラー監督合流でさらに変革が加速





改革を掲げ、いきなり大成功を収めるということはなかなか起こらない。やはり、時間を要するものであり、上手く改革が進むということがない場合もある。

その中で言えば、結果を見ても、内容を見ても、しっかりと歩みを進めていることはわかるだろう。それは、監督不在の間にチームを預かった岩政コーチが作り出したものが、プラスに働いていると言える。

そしてついに来日したヴァイラー監督。「良い印象も、悪い印象も、良い部分も、悪い部分も色々あった」と、ここまでの試合の感想を語ったが、「そこをいきなり変えることは難しいので、徐々にやっていきたい」と慎重に進めていきたいと明かした。

そのヴァイラー監督が大事にしたいことは「選手の観察」だという。「選手たちを会話をし観察しながら、1番良いものを模索していきたい」と語り、システムにハメていくのではなく、選手個々の能力を把握して、最大限に出せる形を見つけていくというのだ。

この考えは岩政コーチと同じ。様々なパターンを試し、選手に色々な判断の選択肢を与えてきたことは、ヴァイラー監督が率いる上でも、非常に重要な基礎を作ったと言えるだろう。

「選手のパーソナリティを育てるというところで、特徴を見極める能力は長けていると思う」と自身について語ったヴァイラー監督。その中での育成方針は「非常にタフだが、それを楽しくやらなければ、成長や向上は見受けられない」と語り、雰囲気の良さは重要だとした。

若手も多い鹿島においては適任と言える監督ではないだろうか。「性格、スキル、長所・短所を分析しなければいけない。短所にどう取り組むのか。どう意識して成長するかが重要」と、ここを伸ばすためのリサーチは重点的に行い、的確に指導していくことになるだろう。

その中で求められるタイトルについても「優秀な選手を育てられれば強いチームになり、強いチームになれば成果が出る。そこを認識しなければいけない」と語り、まずは選手の成長が第一。「選手のポテンシャルを最大限引き出すことが重要で、それをチームに生かすことが大事」と語る中、どう改革を進めるか。この先の成長と変化が楽しみでならない。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》




◆岩政流で見えた“常勝軍団”復活の兆し、監督合流で鹿島が新たな“強さ”を掴む/編集部コラム(超WORLDサッカー!)




◆【鹿島】ブエノ「モチベーションも高まっている」新指揮官バイラー監督の下で再スタート誓う(ニッカン)






鹿島アントラーズのDFブエノ(26)が、15日のルヴァン杯・大分トリニータ戦に向け、新指揮官の下で再スタートを誓った。

ブエノは11日のリーグ戦・ヴィッセル神戸戦で今季初先発し、無失点でチームの勝利に貢献している。14日にオンラインで取材対応し、「自分が待ちわびた出場機会で、自然体でプレーできた。勝ち点3を得られて良かった」と振り返る。ルヴァン杯は初戦のセレッソ大阪戦で敗れているだけに「出場機会を得て成長してチームに貢献できればと言う強い気持ちでいる。勝利が必要。全員でいい準備をしてルヴァンの再スタートができれば」と意気込んだ。

15日の大分戦からスイス人のバイラー監督(48)が指揮を執る。バイラー監督は13日に全体練習に合流したばかりだが、ブエノは「新監督が来てみんなのやる気もモチベーションも高まっている」と話す。

2日間の準備で劇的な変化は難しいが、ブエノは「選手としては目の前の試合に取り組み、監督の求めるを具現化することが重要」と話した。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ブラジル国旗 NO1  [70×105cm 高級テトロン製]日本製
価格:4848円(税込、送料別) (2022/3/15時点)



◆【鹿島】ブエノ「モチベーションも高まっている」新指揮官バイラー監督の下で再スタート誓う(ニッカン)


◆鹿島の新和製2トップが今季は得点を量産か 互いの良さを補完しあう両ストライカー(the WORLD)






鈴木のゴールが勝利を呼ぶ追加点に


鹿島アントラーズはJ1第4節でヴィッセル神戸と対戦し、2-0で勝利した。今季鹿島へと復帰した鈴木優磨と上田綺世の日本人2トップが得点力の高さを見せつけて攻撃陣をけん引している。

神戸戦のゴールで今季2得点目を記録した鈴木、上田も4試合2ゴール1アシストと序盤戦から結果を残している。どちらもストライカーとしてのセンスがあり、得点力の高いFWなだけにレネ・ヴァイラー監督の下で、さらに実力を付けることだろう。

また互いの特長を理解して良さを最大限に発揮できている。神戸戦の試合後、鈴木は上田との2トップの関係性について「僕が足元で受けて(上田)綺世が裏に抜ける形が多くなっている」と振り返った。

周りを活かす動き方やゴール前へと飛び出すタイミングの良さが武器の上田が、前線から積極的に相手ゴールに襲い掛かる。その中で、オフザボールの動き出しの技術が高い鈴木は、上田のボールやこぼれ球を拾って2次攻撃につなげている。得点シーンも上田が競ってこぼれたボールに鈴木が上手く反応してゴールを奪った。互いの良さを補完しあって、より良い関係性が築けているのだ。今季2人がどれほど得点を積み上げていくか期待したい。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

AREA SD-U2MIC-Pi 便利で高性能なUSBピンマイク
価格:2186円(税込、送料別) (2022/3/15時点)



◆鹿島の新和製2トップが今季は得点を量産か 互いの良さを補完しあう両ストライカー(the WORLD)





Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事