日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年10月7日月曜日

◆鹿島が今季初首位! 伊藤翔「楽しく守ろう」 強者の精神が凝縮、しぶとく勝ちきる(中スポ)






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◇J1第28節 鹿島1ー0C大阪

 鹿島が競り勝ち、勝ち点55として今季初めて首位に立った。前半6分、左CK起点でDF犬飼智也(26)が挙げた先制点を堅守で決勝点に仕立て上げた。鹿島は7戦連続負けなしで、2位に落ちたFC東京とは勝ち点2差。

 C大阪が圧倒的にボールを支配し、攻め立てた。だけど、勝ったのは鹿島だった。拙攻なのか、粘りなのか。「『楽しく守ろう』って。ネガティブな感情で守備をしていた選手はいないんじゃないかな」。伊藤が笑いながら言い放った言葉に、培われた強者の精神が凝縮していた。

 前半6分、左CK。永木がファーサイドに送ると、身長190センチの町田が頭で折り返し、同182センチの犬飼がヘッドで沈めた。誰もが口にするでもなく、全員が感じていた。その先制点こそが、勝負の分水嶺(れい)だった。

 鹿島は引いた。相手を攻略するのではなく、後ろに重心を置いて構え、待った。まさに、専守防衛。1カ月半ぶりに起用された左サイドバックの町田がC大阪のキーマン水沼の右足を消し、犬飼、ブエノのセンターバックがブルーノメンデスをつぶした。どれだけパスをつながれても「全員で我慢しよう」(犬飼)と、一片のほころびも見せない。優勝した16年シーズンの13完封に迫る、今季12度目の完封劇だった。

 MFの三竿、レオシルバがけがで長期離脱中。おまけに4戦連発中だった得点源のセルジーニョまで負傷交代を余儀なくされた。そんな苦境でありながら、2017年11月以来、1年11カ月ぶりに首位に立った。

 「ここから勝ち続けるだけ。あとは自分たち次第」と永木。勝っても笑わない。みんなで笑うのは、優勝した瞬間と決めている。(松岡祐司)




◆鹿島が今季初首位! 伊藤翔「楽しく守ろう」 強者の精神が凝縮、しぶとく勝ちきる(中スポ)


◆鹿島17年11月以来の首位「相手の良さ消し」監督(ニッカン)



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<明治安田生命J1:C大阪0-1鹿島>◇第28節◇6日◇ヤンマー

鹿島アントラーズがアウェーのセレッソ大阪戦に1-0で競り勝ち、今季初の首位に立った。前半6分にCKからDF犬飼智也(26)が頭で先制。

圧倒的に攻め込んだのはC大阪だが、鹿島が組織立った守備で1点を守りきった。過密日程でMF三竿健斗(23)ら主力にケガ人が続出する中、17年11月以来の首位に浮上。7戦無敗としルヴァン杯、天皇杯を含めた今季3冠へ前進した。東京は2位に転落。

   ◇   ◇   ◇

鹿島がついに東京から首位を奪い取った。前半6分にDF犬飼が挙げた先制点を守り抜く、渋く、らしい勝利。大岩監督は「目的の勝ち点3を取ることができた。ボールを支配される時間は長かったが、センターバックを中心に相手の良さを消して0に抑えたのは評価したい」と冷静に振り返った。

圧倒的に攻められた。DFラインの裏をとられ、何度もひやりの場面があった。しかし、ゴールは割らせない。シュート数は5-9でも結果は1-0。攻守に奮闘した犬飼は、4月20日仙台戦以来の今季2点目にも「90分近く1点を守る時間。チーム全体で我慢した結果だと思う」。先制点をアシストしたU-22日本代表DFの町田も「最初から簡単なゲームとは思っていなかった。一丸で勝てたのがよかった」と言った。

中盤に負傷、離脱者が続出の緊急事態だった。三竿、レオ・シルバに加え、C大阪戦に出場予定の小泉も体調不良で急きょ回避。それでも出場した中村が、きっちり代役を果たし、2季ぶりに首位に浮上した。ルヴァン杯は4強、天皇杯は8強に残る。3季ぶりのJ1制覇だけではなく、00年度以来となる3冠の夢が広がった。【実藤健一】




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◆【鹿島】ついに首位浮上!一瞬の“隙”見逃さず対話を繰り返し伝統の勝負強さ体現(報知)






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◆明治安田生命J1リーグ第28節 C大阪0―1鹿島(6日・ヤンマー)

 鹿島は5連勝中のC大阪を1―0で下し、第8節から首位を守ってきたF東京を抜いて単独首位に浮上した。劣勢の展開ながらもDF犬飼智也(26)が挙げたゴールを守り切り、国内3冠制覇に前進した。

 *  *  *

 鹿島がついに首位に躍り出た。前半6分、CKを町田が中央へ折り返す。待っていたのは犬飼。頭でゴールに流し込み、虎の子の1点となる決勝点を奪った。その後は防戦一方。それでも5連勝中のC大阪の猛攻をしのぎ、犬飼は「苦しい時間帯がほとんどだったけど、チーム全員で我慢できた結果」と胸を張った。我慢の展開でセットプレーから奪った1点を守り切り、クラブ伝統の勝負強さを体現する勝利をつかんだ。

 昨季限りで欧州へ移籍したDF昌子源には、あるポリシーがあった。「サポーターの応援が止まったタイミングはチャンス」。声が通りやすい状況で、いかに声を掛け合い修正を図れるか。1―0の後半42分、押せ押せムードのC大阪ゴール裏が約8秒間、静寂した。センターバックの犬飼とブエノがすかさず声を掛け合い、残り時間を耐え抜く意思を統一した。

 前半には相手選手がピッチで治療している間、4人の選手が輪を作った。日本語ができるブエノが永木と伊東の言葉を訳し、セルジーニョにプレスのかけ方を指示。ベンチと逆サイドのため通訳の助けを得られない状況で、偶発的に生まれた場で決壊寸前だった右サイドを修正した。CKの場面では伊藤が身ぶり手ぶりを交え、プレー中は対局にいるため話す機会が少ない犬飼にここぞとばかりに助言を送る場面も。犬飼は「自分だけじゃなく、みんな声が出ていた」と勝因を振り返った。一瞬の“隙”を見逃さず、勝利へ、優勝へ近づくための手段を遂行するのが鹿島の伝統だ。

 追われる立場として、残り6試合を戦う。大岩剛監督(47)は「目の前の試合を勝ち切る意識でここまで来たし、試合後に選手にも伝えた」とうなずいた。V奪還へ大きな自信を得る一勝を手にした。(岡島 智哉)




◆【鹿島】ついに首位浮上!一瞬の“隙”見逃さず対話を繰り返し伝統の勝負強さ体現(報知)




◆鹿島がセレッソを破りJ1首位に浮上! 残り6試合で優勝争いの先頭に(フットボールチャンネル)






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【セレッソ大阪 0-1 鹿島アントラーズ J1第28節】

 明治安田生命J1リーグ第28節のセレッソ大阪対鹿島アントラーズ戦が6日に行われ、アウェイの鹿島が1-0で勝利を収めた。

 5日に行われた試合では首位のFC東京がサガン鳥栖に逆転で敗戦。わずか1ポイント差で追っていた2位の鹿島は、引き分け以上なら首位に浮上することができる状況だった。

 開始わずか6分、セットプレーからその鹿島に先制のゴールが生まれる。左CKから永木亮太が大きくクロスを上げ、逆サイドから町田浩樹が頭で折り返したボールを、最後は犬飼智也がヘディングで叩き込んだ。

 5連勝中と好調な戦いを続けてきたC大阪も反撃。ソウザのスルーパスで抜け出した柿谷曜一朗のシュートや、CKに合わせたブルーノ・メンデスのヘディング、前半終了間際のソウザのヘディングなど決定的な形も多かったが、GKクォン・スンテの好セーブなどでしのいだ鹿島は前半を1点のリードで折り返した。

 後半には4試合連続ゴール中だったセルジーニョを負傷で失うアクシデントにも見舞われた鹿島だが、粘り強い戦いでC大阪に同点ゴールを許さず。最後まで諦めなかったC大阪を跳ね返し続け、1-0で勝利を収めた。

 公式戦13試合連続負けなしとした鹿島は、残り6試合となった段階で今季初の首位に浮上。FC東京は第8節以来守り続けた首位の座をついに失うことになった。

【得点者】
6分 0-1 犬飼智也(鹿島)

【了】




◆鹿島がセレッソを破りJ1首位に浮上! 残り6試合で優勝争いの先頭に(フットボールチャンネル)





◆鹿島がついに首位浮上!! 前半6分の1点守り抜いて好調C大阪を撃破(ゲキサカ)






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[10.6 J1第28節 C大阪0-1鹿島 ヤンマー]

 J1リーグは6日、第28節3日目を行った。ヤンマースタジアム長居ではセレッソ大阪と鹿島アントラーズが激突。開始6分のDF犬飼智也のゴールが決勝点となり、鹿島が1-0で完封勝ち。7試合無敗(5勝2分)で今季初めて首位に浮上した。

 5連勝と好調のC大阪は、28日のG大阪戦(3-1)と同じ11人を送り込み、上位進出を目指す。対する6試合負けなし(4勝2分)の鹿島は、札幌戦(1-1)から5人を変更。FW伊藤翔やMF永木亮太、MF中村充孝、DF伊東幸敏、そして左SBに町田浩樹を起用した。

 試合は早々に動いた。すでに今節の試合を終えた首位FC東京と勝ち点1差で、首位浮上の可能性がある鹿島は、前半6分に永木の左CKからファーサイドの町田がヘッドで中央へ折り返し、DF犬飼智也がヘディングシュートを放つ。飛び出したGKキム・ジンヒョンより一瞬早く合わせたボールはゴールに吸い込まれ、鹿島がスコアを動かした。

 鹿島が先制したものの、果敢にゴールに迫ったのはC大阪だった。前半13分、ハーフェーライン付近からMFソウザがスルーパスを送り、抜け出したFW柿谷曜一朗がPA左から右足を振り抜くが、GKクォン・スンテがストップ。17分には、ソウザの右CKからFWブルーノ・メンデスがバックヘッドで狙うが、わずかに枠を外れた。

 まずは同点に追いつきたいC大阪だが、前半34分にセットプレーからの競り合いの際にDF丸橋祐介が左腰あたりを痛め、DF舩木翔との交代を余儀なくされる。41分には、右サイドのFKからソウザがクロスを送り、ファーサイドに流れたボールをDF木本恭生が頭で合わせるが、GKクォン・スンテに阻まれ、1点ビハインドのまま前半を終えた。

 後半は1-0のまま推移。互いにゴールに迫るも、崩し切るには至らず、決定的なシーンは前半ほど多くない。C大阪はFW鈴木孝司とFW高木俊幸を投入し、セットプレーやロングスローから得点のチャンスを伺うが犬飼を中心とした鹿島の粘り強い守りを突破できず、同点の一発が遠い。

 1点リードしている鹿島は、押し込まれる時間帯も冷静に対応。足を痛めたMFセルジーニョに代えてMF遠藤康、MF名古新太郎、FW上田綺世をピッチに送り込み、ダメ押しの2点目を目指したが、1-0のままタイムアップを迎えた。勝った鹿島は勝ち点を55に伸ばし、FC東京(勝ち点53)をかわして首位に浮上。一方のC大阪はクラブ史上2番目の6連勝とはならなかった。




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◆2019明治安田生命J1リーグ 第28節(オフィシャル)






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2019年10月06日(日) 15:03キックオフ ヤンマースタジアム長居
【入場者数】23,001人 【天候】晴、弱風、 気温25.0度、 湿度43.0% 【ピッチ】全面良芝、乾燥
【主審】村上 伸次 【副審】山内 宏志 【副審】数原 武志 【第4の審判員】中井 敏博


明治安田J1第28節


犬飼、値千金の電撃ヘッド弾!開始早々の先制点を守り切り、アウェイで勝利!

アントラーズは明治安田J1第28節でセレッソ大阪と対戦した。試合は開始早々に動く。前半6分、永木のコーナーキックから町田が折り返し、犬飼が決めて先制ゴールを奪った。幸先よく先制したアントラーズだが、その後はC大阪の波状攻撃を受ける展開となった。だが、それでもアントラーズの守備陣は高い集中力を保って、相手の攻撃を幾度となく跳ね返していく。そして、守護神のビックセーブにも助けられ、1-0のスコアのまま試合終了のホイッスルを聞いた。


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8日前の明治安田J1第27節、カシマスタジアムに札幌を迎えたアントラーズは、前半11分に先制点を許す苦しい試合展開を強いられた。それでも、後半に入ると、50分にセルジーニョが見事なループシュートを決めて同点に追いつく。勝利のみを目指して、攻勢を強めるアントラーズは、その後も幾度となく決定機をつくり、札幌のゴールに迫った。しかし、最後まで逆転弾を奪うことは出来ず、9月最後の試合は1-1のドローに終わった。



試合後、指揮官は「注意すべき時間で失点してしまい、余計なパワーを使わなければいけないゲームにしてしまったというところが、非常に大きな反省点だと思う。勝ち切らなければいけないゲームだった」と悔しさを滲ませながら語った。ただ、「後半の戦い方に関して言えば、たくさんのサポーターの声援を受け、ともに戦えたというところは、非常に評価している」と収穫も得た。この経験を糧にして次に進まなければいけない。



チームは試合翌日から2日のオフをとり、火曜日から練習を再開した。約1ヶ月ぶりとなるアウェイゲームへコンディションを整えていく。指揮官は「最善の準備をして、試合へと向かっていく。出場した選手たちがチームのコンセプトに沿った役割を果たし、チームメイトのいい部分を引き出して、ミスも全員でカバーし合うなど、一体感を持ってやっていきたい」と話した。チームの一体感を大切にしながら、準備を進めていった。



そして、迎えた試合当日。キックオフ約2時間前に先発メンバーが発表された。GKはクォン スンテ、最終ラインは右から伊東、ブエノ、犬飼、町田が入る。ボランチは公式戦初めてのコンビとなる永木と白崎が組んだ。サイドハーフは右にセルジーニョ、左に中村が入り、前線は土居と伊藤が務めた。ベンチには、曽ケ端、チョン スンヒョン、小田、小池、遠藤、名古、上田が座る。



15時03分、キックオフのホイッスルが鳴った。



アントラーズは初めてのチャンスを得点に繋げる。左からのコーナーキックを獲得すると、キッカーの永木が左からインスイングで入れたボールをファーサイドで町田が折り返し、ゴール前で犬飼がシュートする。これがゴールネットを揺らし、前半6分にアントラーズが幸先よく先制した









しかしその後、アントラーズはクリアボールをことごとく拾われ、波状攻撃を受けてしまう。ロングボールとサイドアタックを織り交ぜたC大阪の攻撃に苦しみ、なかなか攻撃を仕掛けることが出来ない。



13分、最終ラインのギャップを突かれる。ソウザからのスルーパスで柿谷に背後へ抜け出されると、ペナルティエリア内右から決定的なシュートを放たれてしまう。決定的なピンチとなったが、これはスンテが右足でシュートをブロックし、ゴールを許さなかった。守護神のビックセーブで失点を免れた。



17分、今度はコーナーキックからピンチを迎える。左からソウザにアウトスイングで高精度のボールを入れられると、ニアでブルーノ メンデスにヘディングシュートを放たれてしまう。だが、これは犬飼が身体を寄せたことで、ゴールには飛ばず、失点には至らなかった。



さらに、27分にもピンチを迎える。水沼から右サイドに流れたブルーノメンデスへパスが通ると、クロスを入れられ、ゴール前で奥埜にヘディングで合わせられてしまう。決定的な場面だったが、これは枠に飛ばずに失点には至らなかった。





その後もC大阪の波状攻撃を受ける展開が続いた。だが、アントラーズは辛抱強く耐え凌ぐ。犬飼とブエノが冷静かつ果敢なカバーリングをみせると、右サイドでは伊東が、左サイドでは町田が、対面する柿谷、水沼を一対一で上回る。そして、ペナルティエリア内に入れられたボールに対しては、全員で身体を張り、相手選手にフリーでシュートを許さない。







41分にもピンチを迎える。ソウザにフリーキックから高精度のクロスを入れられると、ニアサイドで町田がクリアできず、後方にボールが流れ、フォーサイドで木本にヘディングで合わせられた。鋭いシュートがゴールを襲ったが、守護神がまたもビックセーブでチームの危機を救った。









前半終了のホイッスルが鳴った。8本のシュートを打たれたが、守備陣の踏ん張りでなんとか失点をゼロに抑え、1-0とリードしてハーフタイムを迎えた。





後半に入ると、アントラーズが徐々に攻撃を仕掛けられるようになった。ボールを回しながら、両サイドからゴールに迫っていく。







しかし、アクシデントが起きた。セルジーニョがスプリントした際に足を痛めてピッチに倒れ込む。63分、セルジーニョはプレー続行不能となり、遠藤が代わりにピッチへ投入された。



時間が経過するにつれて、再びC大阪に押し込まれる展開となった。アントラーズは前線の伊藤、土居を含め、全員が自陣に戻って守備を行い、チーム一丸で勝利を目指す。

69分には2人目の選手交代を行った。中村との交代で名古をピッチへ送る。名古はボランチに入り、白崎が左サイドハーフへポジションを移した。





ボールは常にC大阪が保持する状態となった。それでも、アントラーズの選手たちは、一体感をもって守備を行い、素早くボールホルダーへ寄せていく。ロングボールに対しては犬飼、ブエノがことごとく跳ね返し、クロスに対してはスンテが広い守備範囲で次々と抑えた。





83分に最後の選手交代を行った。伊藤との交代で上田を投入する。前線の守備を強化し、カウンターでの追加点を狙った。





アントラーズは途中投入された上田を中心にボールキープし、リスクマネジメントを最優先しながら時間を進めていく。守備では犬飼、ブエノのセンターバックが風格を感じさせるディフェンスで相手をゴール前に近寄らせない。







そして、待ちに待った試合終了の笛が鳴った。セットプレーからディフェンダーの犬飼が決めたゴールを守り切り、1-0のスコアで勝利を掴み取った。リーグ4位のC大阪に対して、アウェイで価値ある勝ち点3だ。これで勝ち点を55まで伸ばし、今季初のリーグ首位へ浮上した。





だが、喜びに浸る時間は残されていない。次戦は中2日でYBCルヴァンカップ準決勝第1戦、アウェイ川崎F戦だ。全てのタイトルを獲得するためには、どんな日程であっても、どんな相手であっても、勝利しなければいけない。限られた時間で最善の準備を進め、勝利のみを目指して、目の前の試合を戦う。





【この試合のトピックス】
・遠藤がリーグ戦通算250試合出場
・C大阪に対してリーグ戦5連勝
・C大阪に対してアウェイゲームではリーグ戦7連勝


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・両サイドの守備はもっとアプローチを強く。しっかりと中の守備も怠らないこと。
・ボールを持ったら、焦れずにボールを動かし、相手を走らせよう。
・後半も立ち上がりからアグレッシブさを忘れずに戦おう!

セレッソ大阪:ロティーナ
・前半は悪くない。このまま自分たちのサッカーをしていこう。
・相手がボールを持っている時に、焦らずに冷静に対応しよう。
・ポジティブに、まず1点を取りにいこう!!

[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
目標だった勝ち点3をものにしたゲームだった。ボールを支配される時間が長かったが、CBを中心にしっかりと相手の良さを消すことができていた。無失点で終えることができたことを非常に評価している。

Q.町田選手の起用の狙いとその効果は?

A.我々は試合がたくさんあるので、それぞれの選手が常に準備をしていこうと話しながらやっている。C大阪を分析した上で、コンディションの良かった町田を使うという判断をした。非常によくやってくれていたと思う。今日の試合を締めてくれたという評価をして、この後の代表に送り出したい。

Q.今日の勝利でリーグ首位に立ったが、そのことについてどのように感じている?

A.我々がトップに立ったという意識はない。目の前の試合をしっかりと勝つという繰り返しで、ここまで戦ってきたし、今日、アウェイで勝つことを目標にやってきた。選手たちには、次のYBCルヴァンカップの川崎F戦に向けて、しっかりと準備を進めていこうという話をした。

セレッソ大阪:ロティーナ
アントラーズの先制点は少し驚かされるようなセットプレーからの得点だった。その得点が今日の試合を方向づけたと感じている。自分たちのプレーの姿勢やパフォーマンスには満足している。いい試合をしていたと思う。最近の試合の中で一番ゴールに迫ることのできた試合だったが、ゴールを決めることができなかった。決定力や運が足りなかったと思う。


選手コメント

[試合後]

【犬飼 智也】
90分通して苦しい時間帯が続いたが、チーム全体で我慢することができた。その結果が、勝利へとつながったと思う。ピッチ内で、常にみんなが声を掛け合いながらプレーできていたし、全員が我慢をするという意識でやることができていた。難しい試合の中で、勝利を目指して戦う姿勢を示すことができた。

【クォン スンテ】
難しい試合になることは想定内だった。前半の立ち上がりから、アーリークロスへの対応は意識していた。後半もC大阪のうまい対応で、苦しい試合となったが、最後まで必ず無失点で抑えるという意識で戦った結果、勝利することができた。

【伊東 幸敏】
自分のサイドから数本やられてしまった。プレーが切れた時に、ピッチの中で周りの選手とポジショニングについて話し合った。そのあとは、自分の中でその話し合ったことを徹底してやることができたので、大きく崩れることはなくプレーすることができた。

【永木 亮太】
早い時間帯に点を取ることができた。ただ、そういう試合は、おのずと難しい展開になりやすい。カウンターから2点目を取ることができれば理想的だったが、守備のところで少しバタついてしまった。それでも、スンテを中心に、最後まで踏ん張ることができていた。難しい試合だったが、こういうゲームをものにできたというところは、次につながっていくと思う。

【町田 浩樹】
はじめから簡単な試合になるとは思っていなかった。苦しいゲームだったが、みんなで一丸となって勝利することができた。得点のシーンは、亮太君とファーサイドへのボールを入れていくと話していた。折り返したところにわん君がいて、うまく決めてくれた。みんなで掴み取った得点だったと思う。

【伊藤 翔】
早い時間帯で点を取れたことで、難しい展開になることが予想できていた。守備陣が何とか守り切ってくれたし、コンパクトな守備がうまく機能した。こういう試合に勝ってこそアントラーズだと思う。これをしっかりと続けていく。





◆2019明治安田生命J1リーグ 第28節(オフィシャル)

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