日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年8月21日月曜日

◆金沢がリード守れずドロー、最下位の群馬は勝ち点1拾うも“不名誉な記録”をまた更新(ゲキサカ)


大橋尚志

[8.20 J2第29節 群馬1-1金沢 正田スタ]

 残留を目指す22位ザスパクサツ群馬と18位ツエーゲン金沢の直接対決は1-1の痛み分けに終わった。群馬は連敗を4で止めたものの、昨季から続くクラブ最長の連続失点記録を31試合に更新し、13戦未勝利(2分11敗)。金沢も連敗を2でストップしたが、7試合勝ちなし(2分5敗)となった。

 群馬は前節・山口戦(2-3)から先発4人を入れ替え。MF阿部巧が5試合ぶり、MF松下裕樹とFW岡田翔平が2試合ぶり、FW高井和馬が4試合ぶりにスタメンに戻ってきた。

 一方、金沢は前節・徳島戦(0-4)から先発2人を変更。FW大槻優平が10試合ぶりにスタメン復帰し、12日に大宮から完全移籍したDF沼田圭悟が先発メンバーとして初出場を飾った。

 先にペースをつかんだのはホームの群馬。前半16分にPA内中央でルーズボールに反応したMF岡庭裕貴が左足でシュートを放つも、GK白井裕人に横っ飛びでかき出される。

 前半19分にも岡庭がPA手前左から積極的に左足を振り抜くが、シュートはクロスバーの上へ。均衡状態が続く中、同アディショナルタイム1分には金沢MF太田康介が遠めから右足で狙うも、枠をとらえることはできなかった。

 金沢は0-0で迎えた後半14分、先制に成功する。DF石田崚真が右サイドの高い位置からPA手前中央に向けてグラウンダーのパスを送ると、MF宮崎幾笑がスルー。フリーで走り込んだMF大橋尚志が右足で合わせ、GK清水慶記の右手を弾いたシュートがゴール右上に決まった。

 群馬はこれで開幕29試合連続失点。さらに、2016年11月12日のJ2第41節・徳島戦(0-3)から続くクラブ最長の連続失点記録を31試合に更新してしまった。

 それでも2試合連続ゴール中のFWカン・スイルがチームを救う。後半27分、DF舩津徹也が右サイド深くから右足で折り返し、PA内中央で受けたカンが胸トラップから豪快に右足でシュート。ゴール左に叩き込み、今季5得点目をマークした。

 互いに勝ち越しを目指して攻め合ったが、試合はそのまま1-1で終了。最下位の群馬は残留圏内の20位讃岐との勝ち点差が11に広がり、依然として厳しい戦いが続く。

金沢がリード守れずドロー、最下位の群馬は勝ち点1拾うも“不名誉な記録”をまた更新

◆秋田豊氏がへディス挑戦「“頭”で3軒目建てたい」(ニッカン)




 サッカーのヘディングと卓球(テーブルテニス)を組み合わせた新スポーツ「へディス(HEADIS)」の第1回全日本選手権が20日、東京スポーツ・レクリエーション専門学校で開幕した。

 06年にドイツの大学生レネ・ウェグナーが考案し、現在10カ国の約8万人に広がっているという新興球技。日本で初めての公式大会が今回だ。

 そのオープニングイベントとして元日本代表DF秋田豊氏(47=日刊スポーツ評論家)が登場した。攻守に相手を圧倒したヘディングを武器に98年フランス大会、02年日韓大会と2度のW杯に出場。Jリーグの鹿島や名古屋でも活躍し「ヘディングで家を2軒、建てた男ですから。負けることはプライドが許さない」と豪語。小学生から全国大会レベルの経験者までの7人と3本先取の体験イベントで対戦した。

 卓球と同じ要領で、使っていいのは頭だけ。直径16センチの柔らかい専用ゴムボールを打ち合った。秋田氏は初体験ながら、さすがヘディングの第一人者。あっという間にタイミングを会得し「現役時代も(日本代表の練習でも行われる)サッカーテニスは得意だった。ヘディスで3軒目を建てたいな~」。ヘディングでバナナシュート並にカーブもかけられるという技術を発揮し、5勝2敗の成績に納得の笑顔を見せた。

 イベント後は詰めかけた報道陣の取材に対応。「すごく楽しかったですね。手を使える卓球と違って頭しか使えないので、頭はもちろん、体の軸を動かさないよう足腰を動かすことも大事になってくる。この台の高さでヘディングすることがないので慣れが必要ですが、運動不足の解消にいいと思います」。普及の可能性も感じたといい「卓球台は全国にある。サッカー経験者も卓球に興味がある人も、みんな取り込める。十分に広がるチャンスはある」と期待した。

 午後から決勝大会が始まり、全国の予選を勝ち抜いた参加者が初代王者をかけて争っている。今後は10月15日の「第1回全日本高校ヘディス選手権」(東京スポーツ・レクリエーション専門学校)や11月の「第1回ヘディス全日本オープン」(静岡県磐田市)などの大会が予定されている。【木下淳】

秋田豊氏がへディス挑戦「“頭”で3軒目建てたい」

◆ドルトムント監督が存在知らず!? 香川同僚の韓国代表DF、悲しい現実に直面(FOOTBALL ZONE)




パク・チュホが4部相当のリザーブチームに降格

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは19日の敵地ヴォフスブルク戦で今季ブンデスリーガ開幕戦を迎える。バルセロナ移籍を巡りフランス代表FWウスマン・デンベレの去就騒動に注目が集まるなか、韓国代表DFパク・チュホは監督に認知されていないという悲しい現実に直面している。

 J2水戸ホーリーホック、J1鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田と日本でキャリアを積んだパク・チュホは、バーゼル、マインツを経て、2015年にドルトムントに加入した。昨季ブンデスリーガ2試合出場にとどまった男は、すでにトップチームにいないという。7月15日に埼玉スタジアムで行われた浦和レッズとの親善試合の遠征メンバーとして発表されたが、実際にメンバー入りはしていなかった。

 ベテランサイドバックは4部相当のドルトムント2というリザーブチームに降格してしまった。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」では、開幕戦のレビューで「パク・チュホはリザーブチームに降格してしまった」と報じている。

 実際には降格以上の苦境だ。ペーター・ボス監督はパクの存在すら知らなかったという。ESPNのドルトムント番記者のステファン・ブチュコ氏は、8月10日にツイッターで次のように発信している。

記者が指摘、監督は「誰がパクか知らない」

「ボス(監督)は、誰がパク・チュホなのか知らないと言っていた。まだ彼とは仕事をしていないと話している」と、ブチュコ記者はツイートしていた。

 開幕1週間前の時点で、今季アヤックスからやって来た新指揮官に存在すら認識されていなかったという厳しい現実を指摘。現時点で、その立場は危ういものとなっている。

 パク・チュホの降格理由は明らかにされていないが、香川のSNSによく登場する韓国代表の友人はボス監督に認識されないまま、4部でプレーを続けるのか。キャリアの岐路に立たされているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web


ドルトムント監督が存在知らず!? 香川同僚の韓国代表DF、悲しい現実に直面

◆鈴木隆行氏、豪州戦へキーマンは「吉田&岡崎」(ニッカン)




 元日本代表FW鈴木隆行氏(41)が日本代表に「意思の強さ」を求めた。20日、千葉県流山市の江戸川大のオープンキャンパスで「社会学部現代社会学科」の特別講義を行った。

 31日にW杯アジア最終予選オーストラリア戦を控える代表チームに「情熱もあるし、経験も豊か。厳しい試合になるが、気持ちもチームワークもある」と太鼓判。キーマンとして「DFリーダーの吉田、開幕から2試合連続得点している岡崎は経験が豊富でカギになる」と欧州組を指名。「今、勢いのある選手より、意思の強さが重要」と経験値に重きを置いた。

 02年日韓W杯の1次リーグ・ベルギー戦でゴールを決め、“銀狼”と評された鈴木氏は「意思の強さ」を地でいくサッカー人生だった。無名で実績もなかったころに、ブラジル・CFZへ2度の移籍。言葉も通じず、不眠症に陥り、「うつ病みたいになった」と苦境の当時を振り返る。それでも「世の中のルールとして、あきらめたり、手を抜いたりしたら、サッカー選手として生き残れない」と心に刻み、毎日ビーチで6キロのランニングを己に課した。あまりの辛さに3キロ時点で放心状態となり、涙を流しながら3時間ほど動けなかったこともあるという。

 それでも異国生活を耐え抜き、00年の川崎F時代は夏場に戦力外状態となったが鹿島に復帰し、レギュラーに定着。わずか2年後にW杯で大活躍し、欧州移籍で欧州CL出場を果たすなどスターダムをのし上がった。

 講義を受けた参加者に対し、自身の体験をベースに「どの世界でも競争を勝ち抜かないといけない。普通にやっていたら成功はない。奇跡も起こらない。奇跡を起こすための根拠がいる」と熱く語った。現在はプロクラブの監督を目指し、勉強中。「また外の世界に行きたい」と指導者としての海外挑戦の夢も膨らんでいる。

鈴木隆行氏、豪州戦へキーマンは「吉田&岡崎」

◆元日本代表FW鈴木隆行氏がキーマンにDFリーダーの吉田を挙げる 江戸川大で特別講義(サンスポ)


江戸川大で特別講義を行った元日本代表FW・鈴木隆行氏(右)

 J1鹿島などで活躍し、2002年W杯日韓大会に出場した元日本代表FW鈴木隆行氏(41)が20日、千葉・流山市の江戸川大のオープンキャンパスで特別講義を行った。

 「本戦より、予選の方がある意味プレッシャーがかかる。その中で生きるのは経験と意志の強さだと思う」

 鈴木氏は現役時代、02W杯日韓大会に出場。1次リーグのベルギー戦で得点を挙げ、日本選手史上2人目のW杯得点者となった。06年ドイツ大会では本戦の代表メンバーから漏れたが、アジア予選を戦った経験がある。予選と本大会の両方の厳しさを知るだけに、W杯ロシア大会アジア最終予選を直前に控えた日本代表に向けて熱いエールを送った。

 ブラジルやベルギーのリーグでプレーした経験がある鈴木氏は、国内と海外では球際での激しさが違うと強調。「監督が気にするのはそこだと思う」とバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が海外リーグでプレーする選手の“デュエル”に期待する理由を分析。「DFリーダーの吉田選手(サウサンプトン)が鍵になる。岡崎選手(レスター)は2試合連続ゴールで勢いに乗っている」とイングランド・プレミアリーグでプレーする2選手に期待を込めた。

 日本代表は8月31日にホームで豪州と対戦。9月5日(日本時間6日)にアウェーでサウジアラビアと対戦。いずれかで1勝を挙げれば本大会出場が決まるが、「『2試合ある』と思うと隙が出る。初戦に集中した方がいい」と説いた。

◆柴崎が先発で1部デビュー! ヘタフェは退場者を出すものの貴重な勝ち点1を獲得(サッカーキング)


柴崎岳


2017.08.21 01:15
サン・マメス
アスレティック・ビルバオ 0 終了 0 ヘタフェ

 リーガ・エスパニョーラ第1節が20日に行われ、アスレティック・ビルバオとヘタフェが対戦した。

 ついに開幕を迎えたリーガ・エスパニョーラ。5日に行われたジローナとのテストマッチで決勝ゴールを記録するなど好調をキープしていた柴崎岳は、開幕戦のスタメンに名を連ねてリーガ1部デビューを果たした。

 試合が始まってからは献身的なプレスバックを繰り返して守備面で貢献するだけでなく、ペナルティエリア中央でフリーになった味方を見つけて正確なパスを送るなど存在感を発揮していた柴崎。25分には左サイドから入って来たクロスに頭で合わせたが、ボールは枠を外れてしまい得点には至らず。

 対するビルバオは何度となくイニャキ・ウィリアムスをDFラインの裏に走らせて好機を演出したが、得点に結びつけることはできず。前半は両チームとも無得点で折り返した。

 後半に入っても互いにチャンスは作るものの、スコアは動かないまま膠着状態が続く。なかなか得点を奪えないビルバオは61分、ラウール・ガルシアに代えてエースのアリツ・アドゥリスを投入して攻勢を強めていく。

 強豪ビルバオを相手に粘り強く戦っていたヘタフェだが、66分にスライディングで相手選手を倒してしまったアルバロ・ヒメネスが2枚目のイエローカードで退場処分に。残りの20分あまりを10人で戦うことになってしまう。

 数的不利に陥ったことでバランスの見直しを余儀なくされたこともあり、攻守に奮闘していた柴崎は73分にセルヒオ・モラと交代でピッチを後にした。

 その後も勝ち越しを狙って相手ゴールに迫ったビルバオだが、集中した守備を見せたヘタフェは最後まで得点を許さず。試合は0-0のまま終了し、10人のヘタフェがアウェイで貴重な勝ち点1を手にした。

 次節、ビルバオは27日にアウェイでエイバルと、ヘタフェは同日にホームでセビージャと対戦する。

【スコア】
アスレティック・ビルバオ 0-0 ヘタフェ


柴崎が先発で1部デビュー! ヘタフェは退場者を出すものの貴重な勝ち点1を獲得

◆清水今季3度目連敗 増田初先発も攻守でもろさ露呈(ニッカン)




<明治安田生命J1:鹿島2-0清水>◇第23節◇19日◇カシマ

 清水エスパルスはアウェーで鹿島アントラーズに0-2。今季3度目の連敗を喫した。

 清水は、王者鹿島に完封負けで屈した。試合後、選手たちは膝に手をつき、下を向いた。小林伸二監督(56)は「残念は結果になった。切り替えて準備するしかない」と淡々と話した。

 新たな布陣で臨んだが、攻守でもろさが露呈した。直近のリーグ4戦で10失点。指揮官は悩んだ結果、9試合連続でDFカヌ(31)とDF二見宏志(25)のコンビを選択した。だが、鹿島のパス回しに翻弄(ほんろう)された。前半17分にセンターバック2人の間をドリブルで抜かれて先制を許し、後半にはカウンターでも失点した。小林監督は「違った形でチャレンジしたが、もう少し練習が必要」と話した。

 新加入の元日本代表MF増田誓志(32)が、初先発を果たした。会場入りの際、古巣鹿島サポーターからも「誓志ー!」と声援を受けた。思い出深いピッチに立ったが、攻撃面で見せ場はなし。「何とかして勝ちたい」と話していたが、後半19分に退いた。さらに新加入のMF清水航平(28)も途中出場したが、得点にはつながらなかった。前後半を通じてシュートは4本と、攻守で歯車がかみ合わず今季3度目の連敗。J1残留へ、この先も厳しい道のりが続きそうだ。【保坂恭子】

清水今季3度目連敗 増田初先発も攻守でもろさ露呈

◆新加入清水増田、古巣戦に先発も「鹿島が上だった」(ニッカン)




<明治安田生命J1:鹿島2-0清水>◇第23節◇19日◇カシマ

 清水エスパルスに新加入した元日本代表MF増田が8季在籍した鹿島アントラーズ戦で初先発した。

 ボランチに入り、スルーパスやクロスで前線にパスを供給したがチャンスにはつながらず、後半19分に退いた。「すべてにおいて鹿島が1つ上だった。いい形を作れなかった」と完敗を認めた。

新加入清水増田、古巣戦に先発も「鹿島が上だった」


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