日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年8月6日木曜日

◆5年4か月ぶり先発の興梠は守備重視策で孤立「もっと周りを生かしたかった」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?168975-168975-fl



[8.5 東アジア杯 日本1-1韓国 武漢]

 引いて守ったことで流れからの失点を防ぐことには成功したが、攻撃陣はそのしわ寄せをもろにかぶった。

 10年4月7日のセルビア戦以来、5年4か月ぶりの先発出場を果たしたFW興梠慎三(浦和)は1トップで孤立。ボールをおさめることはある程度できていたが、守備に追われたFW倉田秋、FW永井謙佑の上がりに時間がかかり、ハリルホジッチ監督の意図する縦に速い攻撃は不発。チャンスらしいチャンスは数えるほどだった。

「相手の中盤のパス回しがうまかったので、一度引いてから守ろうということになった。でも、サイドの選手が引いたことで、近くに人があまりいなかった。みんな守備で疲れてしまっていて、距離感も良くなかった。上がってくるのにも時間がかかっていた」

 そんな中、ボールを受けた際にはDFをかわして持ち運ぶということも考えたが、うまくいかなかったという。興梠自身、もっと工夫しなければいけなかったという反省は強い。

「今日の試合はシュートを1本も打っていないし、チャンスもなかった。今の実力がこれくらいなものなのかと感じた。負けなくて良かったが、自分のプレーができなかったのは残念」

 興梠の良さの一つは、1トップでボールをおさめ、味方と連動してチャンスをつくること。ショートカウンターも得意だが、この日はチームとしてその形をつくれなかった。

「もっとボールにいっぱい触って、周りを生かしたかったけど、それもできなかった。監督が狙っていることはまだまだ(できていないの)ではないかと思う」。悔しそうに言った。

(取材・文 矢内由美子)

◆前線で奮闘した興梠…周囲のサポート不足も「みんな、守備で疲れていた」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150806/337424.html


韓国戦に先発した興梠慎三 [写真]=兼子愼一郎


 日本代表は5日、EAFF東アジアカップ2015の第2戦で韓国代表と対戦した。

 先制された日本は39分に、MF山口蛍の代表初ゴールで同点に追いつく。しかし、後半は互いに決定機を作りながらも得点に結びつけることができず、1-1で引き分けた。

 試合後、記者団の取材に応じたFW興梠慎三は「難しかったですね。(浦和)レッズみたいに(ボールを)後ろで回してというのがないし。レッズはあまりロングボールを多用しないけど、今回はロングボールがすごく多かったので、それを収めることができなかった」と所属クラブとの戦術の違いに戸惑ったことを率直に述べている。

 一方で、前線の起点となる場面も少なくなかったが、攻撃面については「サイドの選手がけっこう(守備に)下がるからなかなか攻撃ができなかった。上がりも遅くなる。近くに人があまりいなかったというのもあるし、なるべくボールを受けたら一人かわそうというくらいのイメージだった」と振り返り、前線でやや孤立気味にはなったものの、一人でも打開しようと試みていたことを明かした。

 なかなかシュートチャンスを作れなかったが、これについては「(選手間の距離が空いて)なかなか近くでプレーできなかった。みんな、守備で疲れてしまっていました。もうちょっと守備であそこまで後ろに下がるんじゃなくて、中途半端で待っているのがあってもよかったと思う。(倉田)秋とかは初スタメンだったから、一生懸命に最後まで引いていたので、そこから上がる力はなかった気がする。ちょっと自分のプレーが出せなかったので悔しいですけどね」と述べ、周りの味方が守備に追われて攻撃につなげられなかったことを反省点として挙げている。

 日本は、9日の最終戦で中国代表と対戦する。

◆日本に残った課題…柴崎「精度」「人が湧いて出てくるような運動量」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?168964-168964-fl



[8.5 東アジア杯 日本1-1韓国 武漢]

 MF柴崎岳はトップ下に入り、攻撃を活性化する役割を任された。「勝利を目指して戦ったのですが、結果がついてこず残念です」。日本の次世代を担う司令塔は悔しさを押し殺すように話した。

 相手に攻め込まれる時間帯が続いた。PKで先制を許した後、MF山口蛍のミドルシュートで同点にこそ追いついたが、後半はクロスバーに救われるなど、ドローに持ち込めたのは運の要素も認めざるを得ない。

 この結果で目標としていた連覇の可能性も消滅した。課題について柴崎は「精度を高めないといけない。もっともっと人が湧いて出てくるような運動量が必要だと思う」と危機感を募らせた。

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