日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年1月25日木曜日

◆【アジア杯】安定パフォ披露町田浩樹、失点シーン反省も勝利喜ぶ「いい切り替えのシーンあった」(ニッカン)



町田浩樹


<AFCアジアカップ(アジア杯):日本3-1インドネシア>◇24日◇1次リーグD組◇第3戦◇ドーハ

【ドーハ24日=佐藤成】日本(FIFAランキング17位)がインドネシア(146位)を3-1で退け、組2位で決勝トーナメント(T)に進出した。

アジア杯デビューとなったDF町田浩樹(26=サンジロワーズ)が安定したパフォーマンスをみせた。

ここまで2試合出番がなく、「だいぶ試合から遠ざかっているので、もちろんギラギラしたモノは持っています」と話していた町田は、得意の競り合いで相手FWを封じ、ビルドアップでも左足から放たれる長短のパスでリズムを作った。ただ「個人でには全然満足してない」と浮かない顔。「できるだけ前で前でつぶそうと意識はあったけど、その分、僕も、中盤も入れ替える部分もあった。そこはアジャストしていけるところ。今後はもっとうまくやれる」とした。

それでもチームの勝利を喜んだ。「いい切り替えのシーンあった。練習してきたこと、やってきたことを出せた」と手応えを示した。

失点シーンは、自身がマークしていた6番の選手を捨ててクリアにいったが、MF南野拓実(モナコ)と被り、6番に決められた。「僕がボールにチャレンジしてしまった。そこで6番がフリーになった。拓実くんをつぶしてでも僕が弾かないといけない。行かないなら相手をつかまないといけない。ロングスローは事故狙いというのがある。そこは少しずつ詰めてやっていけたら」と反省を口にしていた。





◆【アジア杯】安定パフォ披露町田浩樹、失点シーン反省も勝利喜ぶ「いい切り替えのシーンあった」(ニッカン)





◆堂々2発もオウンゴール判定を悔しがる上田綺世「ちょっと厳しい。自分でも3点取ったと思っていた」(ゲキサカ)



上田綺世


[1.24 アジア杯グループD第3節 日本 3-1 インドネシア アルトゥママ]

 エースの仕事をやってのけた。アジアカップ初先発となった日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)が2ゴールに加え、オウンゴールも誘発。チームの全3得点に絡む活躍で勝利の立役者となった。

「前の試合で出た課題やうまくいかなかったところをある程度改善できた」。そう振り返ったとおり、勢いを持って試合に入った。先制につながるPKを獲得したのは前半2分。同じく今大会初先発のMF堂安律のスルーパスをPA内で受け、DFを背負いながら強引に前を向こうとすると、相手はたまらず抱え込んだ。当初はノーファウルの判定だったが、VARのチェックが入り、オンフィールドレビューを経てPKに。上田自らキッカーを務めた。

「キッカーを任されたのは信頼してもらっているということだと思うし、自分でもらったのもあったので」とゴール右上に叩き込んだ。何よりPK獲得に至るまでの過程を評価する。「1点目は練習や試合で(堂安)律と一緒にプレーしながら話していて、そのとおりに出せた形。こういうのが出てくると次々と変わってくると思う。この試合の先制点という意味はもちろんあるけど、オフェンスという目線でも意味のあるゴールだった」と自画自賛した。

 後半7分の追加点もチームとしての狙いが詰まっていた。「人の動きを見ながら流動的に僕が(堂安)律の前を横切るような動き出しをして、それに対してタケ(久保)がニアに入ってくれたのでファーが空いたと思う。やりたかった形を一つゴールにできたのは良かった。人がうまく人を見ながら動けたのが良かった」と振り返った。

 後半43分には上田のシュートが相手DFの足に当たってコースが変わり、3-0。記録はオウンゴールとなったが、「ちょっと厳しいっすよ。自分でも3点取ったと思っていたけど、試合終わって見たら(オウンゴールだった)。FWとしてはハットトリックでもいいと思う」と残念がったが、決勝トーナメント進出が懸かった大事な試合で3得点に絡むエースの名にふさわしい活躍。「シュートは自分の武器だと思っているので、もっと打ちたい」とさらに意欲をかき立てる様子も頼もしい。

「攻守両面で勢いを持たせられるのがFW。最低限の仕事はできた。もっと獲れるチャンスはあったと思うし、チャンスメイクのところでももっと引き出しはあると思う。改善するところはまだある」。このまま上昇気流に乗っていくことを誓った。

(取材・文 矢内由美子)





◆堂々2発もオウンゴール判定を悔しがる上田綺世「ちょっと厳しい。自分でも3点取ったと思っていた」(ゲキサカ)





◆ボルシアMG 鹿島MF佐野海舟獲り シュツットガルト、ブレーメンも興味 ドイツ国内で争奪戦(スポニチ)



佐野海舟


 ドイツ1部の名門ボルシアMGが、鹿島の日本代表MF佐野海舟(23)の獲得に動いていることが24日、分かった。複数の関係者によれば、カタールで開催中のアジア杯にもスカウト陣を派遣している。佐野も将来的な海外移籍を希望しており、早ければ今夏にも渡独する可能性があるという。

 ボルシアMGは現在12位で日本代表DF板倉も所属する。チームの引き締め役としてFW浅野にも興味を示しているようにチームの平均年齢は25・9歳と若く、佐野にとってはチームに入りやすい環境が整う。ドイツでは佐野を高く評価するクラブが多く、シュツットガルトや同2部カールスルーエも興味を示すなど争奪戦が勃発している。中でも5度のリーグ優勝を誇る古豪が本格的に動き出した格好だ。

 佐野はボール奪取能力と推進力が持ち味で昨季、J2町田から鹿島に完全移籍。リーグ27試合1得点を挙げ、11月の26年W杯北中米大会アジア2次予選ミャンマー戦でA代表デビューを果たした。今冬の移籍市場ではリーグ優勝4度の古豪ブレーメンが違約金50万ユーロ(約8000万円)で正式オファーを提示。佐野の契約解除金は設定がなく、鹿島側に1度目のオファーを拒否されたもようだが、引き続き獲得を目指す方針という。

 森保ジャパンでも地位を固めつつある新星の周辺が一気に騒がしくなってきた。

 ◇佐野 海舟(さの・かいしゅう)2000年(平12)12月30日生まれ、岡山県出身の23歳。米子北高時代は1年生からレギュラーに定着し、3年連続で全国高校総体と高校選手権に出場。19年にJ2町田入りし、23年に鹿島へ完全移籍した。昨季はリーグ戦27試合1得点。昨年11月の代表活動で追加招集され、同16日ミャンマー戦でA代表デビューした。1メートル76、67キロ。利き足は右。

 ▽ボルシアMG 1900年創設。本拠地はドイツ西部のメンヘングラッドバッハ。西ドイツ代表FWハインケスやDFフォクツらを擁し、70年代にリーグを5度制覇した実績を誇る。ほかにUEFA杯(現欧州リーグ)優勝2回、ドイツ杯制覇3回など。11~12年に元日本代表FW大津祐樹が所属。現在は日本代表DF板倉が主力として活躍している。スタジアムは約5万4000人収容のボルシア・パルク。





◆ボルシアMG 鹿島MF佐野海舟獲り シュツットガルト、ブレーメンも興味 ドイツ国内で争奪戦(スポニチ)





◆【鹿島】植田直通「今年はイエローカードが増えると思う」と語る理由は? 「前へ強く出て行き、チームに勢いをもたらすプレーが必要に。そこは自分の良さでもある」(サカノワ)



植田直通


昨季リーグ34試合フルタイム出場、警告わずか一度。意外にも…「そこへのこだわりはまったくない」。


 J1リーグの鹿島アントラーズが1月23日に宮崎入りし、キャンプをスタートさせた。24日に行われた最初のトレーニングのあと、今季の副キャプテンに就任したロシア・ワールドカップ(W杯)日本代表メンバーでもあるDF植田直通がオンラインによる取材に応じて、新シーズンに向けて抱負を語った。

「鹿嶋にいる時から、かなりハードに練習をこなしてきました。またハードなトレーニングが始まったな、と。いい感じにみんなもコンディションができてきていると思うので、宮崎でしっかり体を作りたいと思います」

 またランコ・ポポヴィッチ監督のもと、復帰2年目になるセンターバックは「積極的にボールに関わることは、去年に比べて、もっとやっていかなければいけないこと。攻撃のスタートになれるよう、いいパスを出さなければと、そういう練習に取り組んでいます。自分のレベルも上げなければと思っています」と、新たな志向へポジティブに取り組む。

 また副キャプテンとしては、「そんなに仕事はないと思いますが、気になることがあれば、ガクくん(主将の柴崎岳)や監督に伝えることはやっていきたいです。ガクくんも選手会長などいろいろ仕事があり、少しでも負担が減るようにサポートしていきたいです」と言う。

 昨季はリーグ34試合フルタイム出場を達成。受けた警告は6月24日の18節、アウェーでのガンバ大阪戦での一度だけだった。「フルタイム出場+警告なし」も目指す一つか――その質問を受けた植田は意外にも……「そこに対してのこだわりはまったくなくて、今年のサッカーをやっている感じからすると、僕がイエローカードをもらう回数も増えるのではないかと思っています」と語った。

「そこに関してはあまりこだわらず、チームにプラスになれるようなプレーをしていきたいです。もちろんファウルが少ないことにこしたことはありますが、激しいプレーも必要になると思っています」

 しっかり構える形の守備が目立った昨シーズンだが、ポポヴィッチ新監督のもと、最終ラインもビルドアップに加わっていき、前から立ち向かっていくプレスも重視される。

 29歳の植田は「前に出て行く強さを出さなければいけないし、チームに勢いをもたらすプレーが必要になってくると思います。そこは自分の良さでもあります。まず目の前の相手からボールを奪うこと。そこに、そのようなプレーも増やしていきたいです」と闘志を燃やす。今季はアントラーズの『55番』がより高い位置まで出てボールを“刈り取る”熱いディフェンス。2024年はそんなシーンを数多く見ることができそうだ。




◆【鹿島】植田直通「今年はイエローカードが増えると思う」と語る理由は? 「前へ強く出て行き、チームに勢いをもたらすプレーが必要に。そこは自分の良さでもある」(サカノワ)





◆J1鹿島宮崎キャンプ V奪還へ本格始動 初日からミニゲーム(茨城新聞)






J1鹿島は24日、宮崎県宮崎市のひなた陸上競技場で、キャンプを開始した。今季から指揮を執るポポビッチ監督とともに〝新生鹿島〟が国内タイトル奪還に向け本格的に走り出した。初日から午前中に10対10のミニゲームを実施するなどハードなメニュー。新指揮官下で磨く攻撃的な戦術理解の深化へ汗を流した。

午前中の練習は日頃のトレーニング同様、ピッチに入る選手たちをポポビッチ監督がハイタッチで迎えて開始。ウオーミングアップとパス回しのメニューを消化した後、ミニゲームに移った。

ミニゲームでは、キャンプ前から追求してきた少ないボールタッチで空いたスペースを狙う、スピード感のある攻撃にさらなる磨きをかけた。特に鈴木の前線へ抜け出す動きや、トップ下に入った土居のパスセンスが光った。DF陣の積極的な攻撃参加も新指揮官の下では鍵を握り、センターバックの植田は「自分たちから攻撃のスタートとなれるようなパスのレベルを上げていく必要がある」と説明した。

午後の練習は、守備に重きを置いた練習に取り組んだ。自陣でボールを回す相手に対し、高い位置からのプレッシャーをかけ始めるタイミングや、パスコースの切り方を綿密に確認。最終ラインの統制を図るトレーニングも実施した。ポポビッチ監督が頻繁にプレーを止め、「相手がバックパスするたびにラインを押し上げよう」などと指示を飛ばした。

初日の練習を終え、植田は「(キャンプは)自分たちがどう戦っていくか方向性を決める大事な期間。(シーズンに向け)けがのないようにいい準備をしてきたい」と充実の表情で語った。

宮崎キャンプは1998年に開始。今季は2月3日まで。




◆J1鹿島宮崎キャンプ V奪還へ本格始動 初日からミニゲーム(茨城新聞)





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