<AFCアジアカップ(アジア杯):日本3-1インドネシア>◇24日◇1次リーグD組◇第3戦◇ドーハ
【ドーハ24日=佐藤成】日本(FIFAランキング17位)がインドネシア(146位)を3-1で退け、組2位で決勝トーナメント(T)に進出した。
アジア杯デビューとなったDF町田浩樹(26=サンジロワーズ)が安定したパフォーマンスをみせた。
ここまで2試合出番がなく、「だいぶ試合から遠ざかっているので、もちろんギラギラしたモノは持っています」と話していた町田は、得意の競り合いで相手FWを封じ、ビルドアップでも左足から放たれる長短のパスでリズムを作った。ただ「個人でには全然満足してない」と浮かない顔。「できるだけ前で前でつぶそうと意識はあったけど、その分、僕も、中盤も入れ替える部分もあった。そこはアジャストしていけるところ。今後はもっとうまくやれる」とした。
それでもチームの勝利を喜んだ。「いい切り替えのシーンあった。練習してきたこと、やってきたことを出せた」と手応えを示した。
失点シーンは、自身がマークしていた6番の選手を捨ててクリアにいったが、MF南野拓実(モナコ)と被り、6番に決められた。「僕がボールにチャレンジしてしまった。そこで6番がフリーになった。拓実くんをつぶしてでも僕が弾かないといけない。行かないなら相手をつかまないといけない。ロングスローは事故狙いというのがある。そこは少しずつ詰めてやっていけたら」と反省を口にしていた。
◆【アジア杯】安定パフォ披露町田浩樹、失点シーン反省も勝利喜ぶ「いい切り替えのシーンあった」(ニッカン)