日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年9月10日月曜日

◆[プレミアリーグEAST]青森山田が流経大柏下して12戦無敗、首位・鹿島ユースは3連勝:第12節(ゲキサカ)





 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018EASTは第12節を行った。

 首位を独走する鹿島アントラーズユース(茨城)は昇格組のジュビロ磐田U-18(静岡)と対戦し、FW赤塚ミカエル(3年)の2ゴールの活躍により3-1で勝利。3連勝を飾った。流通経済大柏高(千葉)と対戦した青森山田高(青森)は、DF橋本峻弥(3年)の2発などで4-0で完封勝ち。2連勝で開幕からの無敗(6勝6分)をキープした。

 市立船橋高(千葉)はU-17日本代表MF井上怜(3年)がダメ押しゴールを挙げ、浦和レッズユース(埼玉)に4-0で快勝。FC東京U-18(東京)は富山一高(富山)を3-0で下し、清水エスパルスユース(静岡)と柏レイソルU-18(千葉)の試合は1-1で引き分けに終わった。

【第12節】
(9月8日)
[清水総合運動場陸上競技場]
清水ユース 1-1 柏U-18
[清]佐野陸人(5分)
[柏]森海渡(71分)

(9月9日)
[流通経済大柏高グラウンド]
流経大柏 0-4 青森山田
[青]橋本峻弥2(38分、64分)、檀崎竜孔(50分)、鳥海昴(88分)

[東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝)]
FC東京U-18 3-0 富山一
[F]青木友佑2(19分、39分)、宮田和純(90分)

[磐田スポーツ交流の里ゆめりあ]
磐田U-18 1-3 鹿島ユース
[磐]オウンゴール(37分)
[鹿]増崎大虎(41分)、赤塚ミカエル2(82分、90分+4)

[浦和駒場スタジアム]
浦和ユース 0-4 市立船橋
[市]西堂久俊2(30分、57分)、オウンゴール(49分)、井上怜(77分)

【第13節】
(9月15日)
[流通経済大柏高グラウンド]
流経大柏 13:00 富山一

(9月16日)
[県立カシマサッカースタジアム]
鹿島ユース 11:00 FC東京U-18

[磐田スポーツ交流の里ゆめりあ]
磐田U-18 16:00 清水ユース

[日立柏総合グラウンド(人工芝)]
柏U-18 17:00 市立船橋

(9月17日)
[青森山田高グラウンド]
青森山田 11:00 浦和ユース

※日程は3月発表、変更の可能性あり




◆[プレミアリーグEAST]青森山田が流経大柏下して12戦無敗、首位・鹿島ユースは3連勝:第12節(ゲキサカ)

◆鹿島山本2発「こぼれてこいと」SBが攻撃で存在感(ニッカン)



山本脩斗 Shuto.Yamamoto


<YBCルヴァン杯:川崎F1-3鹿島>◇準々決勝第2戦◇9日◇味スタ

そこに左サイドバック(SB)の山本脩斗がいた。

1点目はまだ分かる。セットプレーで残っていた。相手のクリアをつないでMF遠藤康が持った瞬間、タイミング良くDFの裏を取った。「(遠藤)ヤスがあそこの角度で持ったら見てくれる。うまく抜け出せましたし、うまく当てることもできた。感触的には行ったかなと」。前半28分に頭で、貴重な先制ゴールを挙げた。

2点目は、なぜ、そこにいたのだろうか。右サイドからの攻撃。遠藤と右SBの内田、FW鈴木と枚数をかけていた。最後はMF永木亮太が中に送る。MF安部裕葵がGKと競り合い、ボールはパンチングではじかれた。ペナルティーエリア内のこぼれ落ちたその場所に、山本はフリーでいた。

「右サイドから行っているのが分かっていましたし、自分のマークもついていなかった。中も同数ぐらいで、何か来そうだなという感じがあった。『こぼれてこい』と。うまくタイミング良く行けた」。

前半37分の貴重な追加点。ホームの第1戦は1-1で引き分けており、アウェーでの複数得点はすなわち、引き分けでも突破を意味する。これが鹿島に勢いをもたらした。「誰が脩斗さんの2点を予想していたかな。同じ(SBの)ポジションだけど、ああやってスルスルって上がっていくのはやっぱ、すごいよね」。DF内田篤人も感嘆の声を上げた。まさに33歳の嗅覚だった。

左SBが攻撃で示した存在感。一方で、右SBの内田は守備で一役買っていた。最初に円陣を組んだときは「難しいゲームは向こうの方なんだから、こっちは普通にやればいいよ」と声を掛けた。後半早々にPKで1点を失ったときも全員を集めて「2-2でもいいんだから普通にやろう。ここは我慢しなきゃダメだ」と諭した。

「真ん中2枚がどっしり構えてっていう雰囲気がないなって思った。第1戦を見たときに。ワンちゃん(DF犬飼)だったり、マチ(DF町田)だったり、昔の(大岩)剛さんや岩政さんみたいにたくさん経験があるわけじゃないけど、鹿島のセンターバックって、Jリーグのほかのチームとは違うと思うんだよね、オレは。それを助けたいと思った。DFラインをしっかり締めようと」。

今季から復帰した背番号2は、みんなに声を掛け、自らは体を張り、ときには芝生をたたいてまで悔しがる背中を見せて、引っ張った。第1戦で「フワッとしていた」と感じた守備陣に、気迫という名の“雰囲気”をもたらした。「アントラーズの伝統という姿を見てきて、せっかくこのチームに戻ってきたんだから、下に伝えなきゃもったいない。自分がやらなきゃいけない仕事だと思っているんでね。こういう難しい試合でも、鹿島らしさ(を出せた)というか。オレが上の人を見てきたプレーを、そのままやっているだけですけど」。

今季、Jリーグではなかなか波に乗れない常勝軍団だが、ルヴァン杯は強敵川崎Fを勝ち抜いた。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も天皇杯も残る。まだ、どの大会のタイトルも、可能性は消えてはいない。山本は「なかなかうまくいかない試合もありましたけど、こういう勝利によってまた次のステージに行ける。また試合は続く。自分たちらしいサッカーを、練習からしっかり取り組んで頑張りたい」と口にした。


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◆鹿島山本2発「こぼれてこいと」SBが攻撃で存在感(ニッカン)




◆鹿島MF安部裕葵、「僕の良さ」発揮の巧みなアシスト(ゲキサカ)



安部裕葵 Hiroki.Abe


[9.9 ルヴァン杯準々決勝第2戦 川崎F1-3鹿島 味スタ]

 1点こそリードしていたものの、劣勢の時間帯だった。しかし、ここで19歳の若武者が魅せた。

 前半28分、同37分に生まれたDF山本脩斗の得点で2点のリードを奪った鹿島アントラーズ。左サイドハーフとして先発出場していたMF安部裕葵は、「早い時間帯で2-0となったので、守備中心のゲームになると覚悟してしていた」という。準決勝に勝ち上がるには十分なリードとなったが、「しっかり守りながら、隙があれば点を取るイメージだった」と追加点を狙う気持ちは忘れていなかった。

 後半6分にPKで1点を返されると、川崎Fに押し込まれる時間帯が続く。しかし、同27分に安部が一瞬の隙を突いて追加点をお膳立てする。

「久しぶりにバイタルエリアに来たシーンだったけど、冷静にプレーできたのは僕の良さ」。PA外で山本の縦パスを呼び込むと、すぐさま前を向く。「セルジーニョもDFも見えていたし、体が勝手に動いた」と巧みなタッチでタメを作り、鮮やかなスルーパスを供給。走り込んだセルジーニョが左足シュートでネットを揺らし、貴重な3点目が生まれた。

 この瞬間、安部は喜びを爆発させる。「イメージどおり」ということはもちろんのこと、「皆が声を出して一生懸命守っていた時間で、ここからもう一踏ん張りしないといけないというときに追加点が取れた。メンタル的にもすごく楽になったし、そういううれしさがあった」と苦しい時間帯に生まれた値千金弾を笑顔で振り返った。

(取材・文 折戸岳彦)


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◆鹿島セルジーニョ3戦3発「得点で貢献うれしい」(ニッカン)



セルジーニョ Serginho


<YBCルヴァン杯:川崎F1-3鹿島>◇準々決勝第2戦◇9日◇味スタ

鹿島アントラーズの助っ人外国人が、乗ってきた。1点を追い上げられた後半27分、FWセルジーニョはMF安部裕葵のパスを受けると、得意の左足で貴重な3点目を奪った。

「別に自分というより、チームとして3点目を取れれば楽になるので、それを考えてプレーしていた。たまたま自分のところにボールがこぼれてきて、しっかり決めることができた。プラスの結果を全員で求めていたので、それができて良かった」と喜んだ。

途中出場だった川崎Fとの第1戦を除いて、来日後初ゴールを挙げた天津権健(中国)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦から、先発出場した3試合で連続3得点。先発すればゴールが生まれる。「自信は深まります。でも、僕だけが自信を深めても意味がない。勝つことによってチームも自信を深めてできるようになっていく。次のラウンドに行くという目標を達成できて、得点で貢献できて非常にうれしい」。

感謝と謙虚さを忘れない、ジーコ・テクニカルディレクターが連れてきた新外国人選手。得点後と試合後には、鳴りやまないサポーターからのコールに、何度も深々と頭を下げていた。


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◆鹿島セルジーニョ3戦3発「得点で貢献うれしい」(ニッカン)




◆植田、森保監督に「得点に直結するパス指示された」(ニッカン)





日本代表は9日、大阪・吹田市内で冒頭15分のみ報道陣に公開した練習を行い、11日のコスタリカ戦(パナS)に向けコンディションを整えた。北海道を襲った地震の影響で7日のチリとの強化マッチは中止になり、森保ジャパンとしての初陣はコスタリカ戦となる。

W杯ロシア大会後に海外でのプレーを決断し、ベルギーリーグに移籍したDF植田直通(23=セルクル・ブルージュKSV)は「練習ではビルドアップのところを重点的にやりました。監督からは、得点に直結する縦パスを指示されたので、うまくいく時も、そうでない時もありましたが、チャレンジしてやりました」と、具体的な練習内容に触れた。

植田は森保監督の練習内容についても触れ、「ザ・戦術という練習ですね。森保監督のサッカーは技術がいるサッカー。練習中も動きを止めて、細かく指示を出していました」と言い、森保サッカーの一端をのぞかせた。

北海道で地震というアクシデントに遭遇した代表チームは、大阪入り後、初の練習は雨となったが、精力的に体を動かしコスタリカ戦に備えた。


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◆植田、森保監督に「得点に直結するパス指示された」(ニッカン)

◆植田直通が重要視する適応力…ベルギーへ移籍後初の日本代表で(GOAL)



植田直通 Naomichi.Ueda


日本代表DF植田直通は自分自身の現在地をしっかりと確認できている様子だ。

森保一監督が就任し、11日にはコスタリカ代表との初戦を迎える日本代表。植田はここまでの練習について「とても良いトレーニングができていると思います」と話し、監督から細かい指示が飛んでいる段階だと明かす。

「細かく指示されることも多いですし、監督が止めて『ここはこうした方がいいんじゃないか』といったこともアドバイスいただいてるし、今は細かく練習してる段階です」

また、植田にとってはベルギーのセルクル・ブルージュ移籍後初の代表に。海外挑戦によって生まれた成長には「自分でもわかっていない部分が多い」とし、適応力が重要だと語る。

「守り方もここに来て、チームとは全然違うし、日本からあっちに行った時は日本との違いに僕もびっくりしました。その状況に僕は合わせていく力も必要だと思うので、ここはここでのサッカーをしっかりやっていかなきゃいけないと思います」

古巣鹿島アントラーズとベルギーでのギャップも口にした植田だが、合わせていく力が必要だと口にした。


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◆植田直通が重要視する適応力…ベルギーへ移籍後初の日本代表で(GOAL)

◆闘争本能剥き出し。”キャプテン”内田篤人が見せた三つの表情(サカノワ)



内田篤人 Atsuto.Uchida


小笠原満男から戻されたキャプテンマークに込められたメッセージとは。


[ルヴァンカップ 準々決勝②] 川崎 1-3 鹿島/2018年9月9日/味の素スタジアム

 鹿島アントラーズが川崎フロンターレとの注目の対決を2戦合計スコア4-2で制し、ベスト4進出を果たした。準決勝は横浜F・マリノスと対戦する。

 右サイドバックの内田篤人はフル出場。遠藤康とともに対峙する、阿部浩之と登里享平を封じながら攻撃を組み立てるタスクをこなした。

 山本脩斗の連続ゴールで2点リードしたあとの51分、阿部にゴールを決められる。ただ内田はDF陣に2-2でも勝ち上がれるのだから「普通にやろう」と強調し、意思統一を図ったという。守備的、攻撃的うんぬんではなく、普段通りに、と。

 遠藤康が59分で交代する際、内田がキャプテンマークを受け継いだ。そして”キャプテン”内田は試合をコントロールしながら、勝利のシナリオを確かなものにしていく。72分、セルジーニョの3点目――これで鹿島の勝利はほぼ決定的なものとした。

 セルジーニョと交代して小笠原満男が89分に投入される。内田は小笠原へキャプテンマークを渡すように、セルジーニョに託す。するとセルジーニョからキャプテンマークを受け取った小笠原はピッチに駆け込むと、無言のまま内田にその腕章を戻したのだ。

 些細なかもしれない。ただ、いろんなメッセージが込められているように感じるシーンだった。








 ウォームアップ、試合開始時、そしてプレー中(キャプテンマークを巻いたあと)――。ピッチに立った瞬間、内田の闘争本能にスイッチが”オン”に入っていることが、その表情からも分かる。

 シーズン終盤に突入し、タイトルに関わる重要な試合が続く。彼の中でも、勝負に対するギアが一段階上がったように感じる。鹿島の一員だからこそ味わえる、痺れる季節の到来とも言える。

 まさに文字通り、総力戦が続く。そのなかで鹿島は関門だった川崎を攻略し、3年ぶりのルヴァンカップ戴冠にまた一歩近づいた。

文:サカノワ編集グループ


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◆闘争本能剥き出し。”キャプテン”内田篤人が見せた三つの表情(サカノワ)


◆鹿島 ルヴァン杯15年以来の4強(スポニチ)



内田篤人 Atsuto.Uchida


 ルヴァン杯準々決勝の第2戦が行われ、鹿島がDF山本の2得点などで川崎Fに3―1で勝利。2戦合計4―2とし、優勝した15年以来となる4強入りを果たした。 

 球際での気迫を欠き、1―1の引き分けで終えた5日の第1戦。その試合を含め、先制しても勝ちきれない試合が2試合連続で続いていた。だが、この日の第2戦では変化していた。要所で、DF内田が2つの声かけを行っていた。

 まずはキックオフ前の円陣。「難しい試合は向こう(川崎F)のほうなんだから、こっちは普通にやろう」と発した。「1―1のままホームでうちを迎える川崎Fのほうがプレッシャーがある」と考えていた。この一言でチームを落ち着かせた。

 次は後半6分、PKを与えて2―1に追いつかれた場面の後だった。全員を集めて発した。「2―2でもいいんだから、普通にやれ。ここは我慢しなきゃだめだ」。たとえ2―2に追いつかれたとしても、アウェーゴール数の差により2戦合計では鹿島がリード。冷静さをもたらすための一声だった。そして後半27分にFWセルジーニョが追加点をマーク。勝利を決定づけ、しぶとく戦い切った。

 内田自身は右サイドバックでフル出場。終盤まで泥臭いプレーを貫いた。鹿島の看板を背負う立場として、後輩たちへのこんな思いがあった。

 「(小笠原)満男さんだったり(中田)浩二さんだったり、いろんなアントラーズの人の姿を見てきた。せっかくこのチームに戻ってきたんだから、そういうのを伝えたり表さなきゃもったいないんじゃないかな、と。(強化部長の鈴木)満さんが獲得してくれた大きな要因というか、自分がやらないといけない仕事だと思っているので。こういう難しいゲームでも鹿島らしさというか、上の人を見てきたプレーをやっているだけ」。

 後半44分に途中出場したMF小笠原から突き返された主将マークを巻いたまま、4強入りを告げる終了の笛を聞いた。


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◆鹿島 ルヴァン杯15年以来の4強(スポニチ)




◆内田もビックリ!? 「誰が予想した?」“伏兵”山本脩斗の2得点(ゲキサカ)



山本脩斗 Shuto.Yamamoto


[9.9 ルヴァン杯準々決勝第2戦 川崎F1-3鹿島 味スタ]

 チームメイトも驚きの2得点だった――。

 スコアレスで迎えた前半28分、鹿島アントラーズがFKの好機を得る。一度ははね返されたものの、右サイドでMF遠藤康がボールを受けると、ゴール前のDF山本脩斗は感じた。「あの角度で持ったら見てくれている」と。その言葉通り、遠藤の鋭いピンポイントクロスが山本に届けられ、「うまく抜け出せたし、うまく当てられた」とヘディングで巧みに合わせてネットを揺らし、先制点を記録した。

 山本の勢いは止まらない。前半37分には右サイドのMF永木亮太が送ったクロスがGK新井章太に弾かれると、ここでファーサイドでフリーになっていた山本が反応。「こぼれてくるかなという感じで、誰もマークについていないと分かっていた。『来い』と思っていたし、当てることだけを考えた」と右足のダイレクトボレーで沈めてリードを2点差に広げた。

 本職の守備だけでなく、2点を奪って3-1の勝利に貢献し、チームをベスト4へと導いた。思わぬ“伏兵”の2得点にDF内田篤人は「脩斗さん、誰が2点予想してた?」と苦笑し、報道陣から山本には「2点は初めて?」と質問が飛ぶ。しかし、磐田在籍時の11年9月28日に行われたナビスコ杯2回戦仙台戦で2ゴールを奪っており、「いや、昔ナビスコで中盤やっていたときありますよ」と笑みを見せながら答えつつ、「でもSBでは初めて」とチームに勝利をもたらす複数得点に喜びを表した。

(取材・文 折戸岳彦)


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◆内田もビックリ!? 「誰が予想した?」“伏兵”山本脩斗の2得点(ゲキサカ)




◆鹿島3季ぶり4強!DF山本 右膝手術から復帰し2得点の活躍(スポニチ)



山本脩斗 Shuto.Yamamoto


 ルヴァン杯準々決勝第2戦の4試合が行われ、鹿島が川崎Fに3―1で勝利し、2戦合計4―2として4強入りした。前半28分と37分にサイドバックのDF山本脩斗(33)が2得点を挙げる活躍。4強入りは、優勝した15年以来3季ぶりとなった。準決勝は横浜と来月10日にホーム、14日にアウェーで対戦する。22年ぶり4強入りの湘南は柏と対戦する。 

 経験値の高さゆえの、勘だった。攻撃は反対サイドで組み立てられ、自身はノーマーク。サイドバックの山本はペナルティーエリア内まで走り込み「来い」と願った。倒れ込みながらこぼれ球を右足で合わせた。頭での先制点に続いて、値千金の2点目となった。

 1試合2得点は「サイドバックでは初めて」。4月に左膝後十字じん帯を損傷。手術を経て復活を遂げた。チームとしても川崎Fからの白星は17年元日の天皇杯決勝以来公式戦5試合ぶりとなった。

 チーム状況はいいとは言えなかった。1―1で終えた川崎Fとの第1戦も含め、球際の気迫に欠け、先制しても勝ちきれない試合が2試合続いた。39歳のMF小笠原を中心に、選手間での話し合いの場を設けた。PKで1点を返されても、後半27分に再びFWセルジーニョが追加点をマーク。「チーム全体で90分切らさずできた」。視界に捉えた国内主要タイトル20冠目。鹿島らしいしぶとい勝ち方が戻った。


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◆鹿島3季ぶり4強!DF山本 右膝手術から復帰し2得点の活躍(スポニチ)


◆【鹿島】山本の2発含む全得点に絡む活躍で3年ぶり13度目の4強入り(報知)



山本脩斗 Shuto.Yamamoto


  ◆JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝第2戦 川崎1―3(2試合合計2―4)鹿島(9日・味の素スタジアム)

 鹿島は9日、川崎との第2戦を左サイドDF山本脩斗の2得点などで3―1で勝利し、2試合合計4―2で、優勝した2015年以来13度目の4強入りを果たした。

 左サイドDF山本脩斗が全得点に絡んだ。前半28分、セットプレーの流れからMF遠藤康が右サイドでボールを持つと、迷わず、ゴール前のスペースへ走った。遠藤の左足クロスを呼び込み、頭でゴールに流し込んだ。今季公式戦初得点で先制に成功。さらに前半37分、川崎GK新井がパンチングしたボールを右足でボレーシュートし、追加点。有利な状況にした。そして後半27、斜め前へのパスをMF安部裕葵に出し、FWセルジーニョの得点の起点になった。

 山本は「押し込まれたけど、いい時間帯に(得点を)取れて勝ち切れました。あの角度で康(遠藤)が持てば、見てくれているし、うまく抜け出せて、点につながって良かったです。2点目はこぼれてくるかなと思っていて、『こい』って思っていました。当てることだけを考えました」と自身の2得点を振り返った。

 4月に左膝後十字靱帯(じんたい)を損傷の手術を受け、今季は出遅れた。山本は「状態としても上がってきています。チームの力になれるようやっていくだけです」と話す。ルヴァン杯だけでなく、8強入りしているアジア・チャンピオンズリーグ、天皇杯と3つの頂点を目指す。

 準決勝は10月10日と14日、横浜Mと対戦する。決勝は10月27日、埼玉スタジアムで行われる。




◆【鹿島】山本の2発含む全得点に絡む活躍で3年ぶり13度目の4強入り(報知)


◆鹿島が川崎を下し4強進出…柏はアウェイゴール差で勝利/ルヴァン杯(サッカーキング)



安部裕葵 Hiroki.Abe


 2018JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝の第2戦が9日に行われた。

 第1戦で引き分けに終わった注目のカード、鹿島アントラーズと川崎フロンターレの一戦は、アウェイの鹿島が28分に山本脩斗のゴールで先制。続く37分にも山本が追加点をあげ折り返した。後半開始早々、川崎の阿部浩之がPKを決めたものの、72分に鹿島のセルジ―ニョにダメ押し弾を決められ、そのまま試合終了の笛が鳴った。

 湘南ベルマーレとセレッソ大阪の試合は、前半に2点ずつを奪い2-2のドロー。柏レイソルがヴァンフォーレ甲府を迎えた一戦は、甲府が先制するも61分の瀬川祐輔のゴールで1-1の引き分け決着となった

 横浜F・マリノス対ガンバ大阪の試合は、開始12分の先制点を皮切りに3発を沈めた横浜FMが3-1で勝利をおさめている。

 結果は以下の通り。

■ルヴァン杯準々決勝第2戦
川崎フロンターレ 1-3 鹿島アントラーズ
セレッソ大阪 2-2 湘南ベルマーレ
柏レイソル 1-1 ヴァンフォーレ甲府
横浜F・マリノス 3-1 ガンバ大阪

■ルヴァン杯準々決勝2試合合計
鹿島アントラーズ 4-2 川崎フロンターレ
湘南ベルマーレ 5-2 セレッソ大阪
ヴァンフォーレ甲府 3-3 柏レイソル(※アウェイゴール差で柏勝利)
ガンバ大阪 1-7 横浜F・マリノス

■ルヴァン杯準決勝(10月10日、14日)
湘南ベルマーレ vs 柏レイソル
横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ


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◆鹿島が川崎を下し4強進出…柏はアウェイゴール差で勝利/ルヴァン杯(サッカーキング)


◆2018JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第2戦(オフィシャル)



山本脩斗 Shuto.Yamamoto

YBCルヴァンカップ 準々決勝 第2戦

山本が2得点、セルジーニョも決めた!鹿島が川崎Fを撃破、ルヴァンカップ準決勝進出!

3年ぶりの聖杯奪回へ。鹿島が敵地で頂への道を切り拓いた。JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準々決勝第2戦。川崎フロンターレとのアウェイゲーム、舞台は味の素スタジアムだった。鹿島は28分と37分に山本がゴールネットを揺らし、2-1で迎えた72分にはセルジーニョがとどめの一撃。3-1で川崎Fを破り、2試合合計4-2で準決勝進出を果たした。

4日前、聖地で迎えた“前半90分”。鹿島は不甲斐ない戦いを見せてしまった。遠藤のクロスから西のヘディングシュートで均衡を破ったものの、PKでアウェイゴールを許してしまう。後半は川崎Fに押し込まれる時間が続き、ワンプレーで2本のシュートがポストを直撃する場面もあった。だが、致命的な意味を持つ2失点目を喫することはなかった。1-1。アントラーズレッドのスタンドは選手たちを鼓舞する声を送り届け、準々決勝突破への決意を聖地の夜空に響かせていた。

「最低限の結果」という言葉が並んだが、ミスを連発してしまった90分に納得する者は誰一人としていなかった。土居も「取った後のワンプレー目がいい時と悪い時があった。展開の仕方が変わっていれば」と振り返り、「全てが次に懸かっている」と、敵地での戦いへ目を向けていた。

試合翌日から、第2戦に向けた準備が始まった。先発メンバーはつかの間の充電期間を挟み、それ以外の選手たちは虎視眈々と出場機会を窺う。全選手が集合した金曜日、そして試合前日の土曜日。ミーティングで入念な確認を施し、意思統一を改めて図った。スタンドから戦いを見届ける日々が続いた闘将が、そして指揮官がチームに檄を飛ばす。内田は「剛さんからは『次のラウンドに進むためにも、グラウンドに立ったら戦う姿勢を見せろ』と話があった」と明かしていた。





前日練習を終え、大岩監督は「複数得点を取ってしっかりと勝ち進む」と決意を明かした。百戦錬磨の曽ケ端は「当たり前にやらなければいけない姿勢をみんなで出していければいい」と、一丸での戦いを強調。第1戦はベンチスタートだった鈴木は「勝ちたいという気持ちを出していきたい」と、勝利への渇望を隠そうとはしなかった。思いは一つ、絶対に突破してみせる――。

中3日でのアウェイゲームへ、大岩監督は4名もの先発変更を断行した。最終ラインに内田と山本を起用し、両サイドバックを入れ替える形に。さらに前線にはセルジーニョと鈴木のコンビが入り、重い意味を持つアウェイゴールを狙う。その他、GKは曽ケ端、センターバックは犬飼と町田がコンビを組み、ボランチはレオ シルバと永木のペア。2列目には遠藤と安部が並んだ。そしてベンチにはGKのクォン スンテ、西、安西、小笠原、土居、金森、山口が座る。



青空の日曜日、東京都内は真夏の再来を思わせる暑さに見舞われた。大一番の舞台は等々力ではなく、味の素スタジアム。ベスト4進出を懸けた大一番へ、アントラーズレッドが続々と足を運んでいく。ウォーミングアップへと姿を現した選手たち、そこへ降り注がれるチームコール。ホーム側スタンドを凌駕する情熱が響き渡り、ボルテージが高まっていく。そして19時3分、ホイッスルが鳴り響いた。



アウェイゴールを、そして勝利を目指して戦う鹿島は開始早々に鈴木が最終ラインの背後へ飛び出すなど、果敢な姿勢を示してみせる。次第に川崎Fがボールポゼッション率を高める展開となったものの、「我慢するところは我慢して、低い位置からでもしっかり対応しないといけない」と永木が展望していたように、ペナルティーエリア内での密集と混戦でもしっかりと体を張り続け、集中力を保って時計の針を進めていった。

15分を経過した頃から、鹿島は前線のセルジーニョがボールを収めて起点となり、少しずつプレーエリアを敵陣へと押し上げていく。鈴木は体を張ったポストプレーで基準点となり続け、安部と遠藤の両サイドハーフも労を惜しまない上下動で献身を続けた。19分には中盤左サイドで連動したプレスを仕掛け、ボールを奪ってショートカウンターを発動。鈴木、セルジーニョを経由したパス交換からレオがミドルシュートを放ち、こぼれ球を拾った永木が思い切りよく右足を振り抜く。枠を捉えることはできなかったが、ゴールへの渇望を示してみせた。

少しずつ攻勢をかけていた鹿島だが、25分にピンチを迎える。ペナルティーエリア左奥まで進出され、折り返しからシュートを許すと、枠へと飛んだボールはわずかに逸れてサイドネットへ。曽ケ端はしっかりと軌道を見切っていたが、肝を冷やす場面だった。









すると27分、待望の瞬間が訪れた。殊勲のスコアラーは、どんな時でも任務を遂行する仕事人、背番号16。FKのこぼれ球から二次攻撃を仕掛け、遠藤が右サイドから上げたクロスに山本が飛び込む。ニアサイドから放たれたヘディングシュートは相手GKの頭上を越え、クロスバーをかすめてゴールネットを揺らした。1-0。大きな意味を持つ先制点、アウェイゴールを奪ってみせた。







2試合合計スコアは2-1。優位に立った鹿島は、敵陣でのプレータイムを増やしながら時計の針を進めていく。セルジーニョや鈴木が最終ラインの背後へ飛び出すプレーも増え、川崎Fを脅かしていた。アウェイゴール・ルールは、たった1つのスコアで両者の立場を対照的なものとする。反撃を試みる川崎Fをいなしながら、鹿島が主導権を握った。

そして、37分。極めて重い2つ目のスコアも、山本によってもたらされた。敵陣右サイドから永木が上げたクロスは相手GKに弾かれたものの、落下点に待っていたのが背番号16。「こぼれてくる予感があった」という仕事人は、体を寝かせながら丁寧なインパクトでシュートを放つ。まさにボレーのお手本とも言うべき、正確無比の一撃がゴールに吸い込まれた。2-0。「無失点で抑えながら、チャンスで仕留めて勝てば準決勝に行ける」。その言葉を体現する、殊勲の2得点。川崎Fに大きなダメージを与える鮮やかなゴールで、鹿島がリードを広げた。







アウェイゴールを2つ奪い、ハーフタイムを迎えることとなった。2試合合計スコアは3-1。川崎Fとしては、3得点以上を奪わなければならない展開だ。鬼木監督は長谷川をピッチに送り出し、攻撃陣の陣形に変化を加えてきた。鹿島は劣勢を強いられ、自陣深くまで押し込まれ続けてしまう。ペナルティーエリア周辺でのパス交換に手を焼き、背後を取られる場面も増えてしまった。



そして51分、ペナルティーエリア内でスライディングタックルを試みた遠藤がファウルを取られ、PKに。阿部に決められ、スコアは2-1となった。2試合合計は3-2。勢いに乗る川崎Fは、さらに前掛かりになって2点目を狙いに来た。





鹿島は何とか耐え続けた。そして59分、大岩監督が遠藤に代えて安西を投入する。その推進力で「相手の勢いを削ぐ」任務を課された若武者は、絶え間ない上下動とスピード豊かなドリブルで川崎Fの圧力を弱めていった。相手にボールキープを許す時間は続いたものの、背番号32の登場とともに、鹿島が少しずつ盛り返していった。





次第にオープンな展開へと推移する中、残り20分を切った。次の1点が勝負の分岐点となる――。そんな予感が漂う中、歓喜はビジタースタンドに訪れた。72分、主役は頼もしき新戦力。安部が繰り出したスルーパスに抜け出したセルジーニョが、冷静に左足を振り抜く。相手GKの股下を通ったボール、遮るものは何もない。ネットが揺れる。アントラーズレッドが揺れる。3-1。準々決勝突破を決定付ける、値千金のゴールが決まった。







再び2点リードを奪い、鹿島は集中力を切らさずに川崎Fの攻撃を跳ね返し続けた。81分に投入された土居、そして89分に送り出された小笠原も任務を遂行。全員で戦う姿勢を貫き通し、4分と表示されたアディショナルタイムもしっかりと戦い抜いた。







ベスト4進出を告げるホイッスルが鳴り響いた。3-1、2試合合計4-2。意地と気迫をみなぎらせて敵地で勝利を掴み、鹿島が準々決勝を突破した。聖杯奪回への道のりは続く。準決勝は横浜FMとの激突だ。第1戦は10月10日、ホームでの戦い。そして第2戦は14日に行われる。



そして次戦は5日後、14日に行われるJ1第26節の湘南戦だ。聖地で戦う、今月唯一のリーグ戦。チームは明日のオフを挟み、11日からトレーニングを再開する。


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【この試合のトピックス】
・ルヴァンカップで3年ぶりとなる準決勝進出を果たした。
・ルヴァンカップでのアウェイ川崎F戦は4試合目で、初勝利を収めた。
・山本が加入後初の1試合2得点を記録した。
・セルジーニョがルヴァンカップ初得点を記録した。8月28日の天津権健戦、9月1日の広島戦に続いて、先発した試合では3戦連続の得点となった。
・曽ケ端がルヴァンカップ通算79試合目の出場を記録。新井場氏、青木(熊本)を上回り、歴代単独4位タイとなった。

【動画】マッチハイライト

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監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・後半も集中した守りを続けていこう。
・グラウンドコンディションを考え、シンプルなプレーを意識しよう。
・攻撃時の、リスクを負うところ、負わないところをしっかり考えてプレーしよう。

川崎フロンターレ:鬼木 達
・1点づつ、しっかり返していこう。

・攻撃は前を使う、前に進む意識を持って。

・サイド攻撃を上手く使って。

・落ち着いて自分達のサッカーをやろう

[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
前半にいい形で2点を取れたことが全てだと思う。後半は相手に攻められたが、非常に我慢強く守備をして効果的な攻撃を仕掛けることができた。選手たちを非常に高く評価している。

Q.安西選手の投入について

A.ハーフタイム明けに長谷川選手が入ってきて、我々から見て右サイドの推進力が高まった。そこからPKを与えてしまって1失点を喫してしまったが、安西には守備の部分と、裏返しの推進力を出してほしいと。そこで相手の勢いを削いで、効果的なカウンターにつなげることができたと思う。

Q.第1戦から4名の先発変更をしたが、意図と評価は?

A.スケジュールというものが大前提としてある中で、第1戦を踏まえてサイドの強度を攻守ともに高めたいという意図があってメンバーをチョイスした。非常にタイトなスケジュールの中で、トレーニングがままならない中でリカバリーをしながら、頭をしっかりと切り替えて、第2戦の特殊性を踏まえて臨んでくれた。非常に評価しているし(試合後には)「次の試合に向けて準備をしよう」という話もした。

Q.十分にトレーニングができない中でやることが明確だったと思うが、どのような声掛けをしたのか?

A.守備が非常に重要だということについては、第1戦を踏まえて分析をした。選手もそれを体感をした中で、相手の特長やコンビネーションを踏まえて分析してくれた。 対応策を提示したうえで、選手たちがピッチで表現してくれた。守備から攻撃へ、という典型的な試合になった。この試合の特殊性を踏まえて、プレーで表現してくれたと思う。非常に評価している。

Q.セルジーニョ選手の評価について

A.オフ・ザ・ボールやハードワーク、シュートの正確性を持っている。周囲を活かすプレー、自分が犠牲になりながら周りを活かす献身性を非常に評価している。今日もゴールを決めているし、日本のサッカーに慣れて意思疎通ができるようになった。もっと良くなっていくのではないかと期待している。


川崎フロンターレ:鬼木 達
味スタではあるが、本当に多くのサポーターが駆け付けてくれて、ホームのような雰囲気を作ってくれた。勝ち上がることができずに申し訳なく思う。この声援の中で最後まで戦えたことは次につながると思う。試合に関して言えば、一瞬の隙を見せるかどうか、得点を取れるかどうかというところで、第1戦、第2戦を通じて反省する部分があったと思う。


選手コメント

[試合後]

【山本 脩斗】
しっかりと守備から入ろう、複数得点で勝とうと話していた。押し込まれたけど、いい時間帯で取れてよかった。(1点目は)あの角度でヤスが持った時には見てくれるし、うまく抜け出して当てることができた。2点目はこぼれてくるかなという予感があって、当てることだけを考えていた。次のステージに行けるし、試合が続く中でしっかりとトレーニングからやっていきたい。

【セルジーニョ】
自分というより、チームとして3点目を取ることができれば楽になることはわかっていた。このような結果を全員で求めていたので、達成できてよかった。次のラウンドへ進むという大きな目標があって、それを全員で達成できて嬉しく思う。得点という形で貢献できたこともよかった。

【内田 篤人】
第1戦ではDFラインがふわふわしていたと思う。多少は回されてもいいと話はしていた。2-2でも良いのだから、DFラインを集めて「普通にやれ」と言った。せっかくこのチームに戻ってきたのだから、そういうことも伝えていかないといけない。

【安部 裕葵】
戦う姿勢を見せることが大事だと思っていた。自分が戦っている姿は見せられたと思う。アシストの場面では冷静にプレーすることができた。セルジーニョと相手DFが見えていて、自然に体が動いた。優勝を目指すために、次の試合も勝てるように良いゲームをしたい。

【永木 亮太】
守備は中を絞って、縦にパスを入れさせないようにしていた。センターバックの前に1人はいて欲しいと要求されたので、自分とレオが状況を見ながら対応した。アントラーズのベースは気持ちの入った試合をすること。この試合だけでなく、ずっとやらないといけない。

【町田 浩樹】
全員がしっかりと走って戦った結果だと思う。守備ではボールの取りどころをはっきりさせて、意思統一をしてプレーできたのでよかった。今日のような姿勢を全員が見せていかないといけないのだと思う。


◆2018JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第2戦(オフィシャル)

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