日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2018年11月5日月曜日

◆大迫先発のブレーメンが今季初連敗…40歳ピサーロの公式戦3戦連発で反撃も及ばず(サッカーキング)






 ブンデスリーガ第10節が4日に行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンはアウェイでマインツに1-2で敗れた。大迫は右サイドで先発出場したが、2点ビハインドの56分に途中交代となった。

 前半はマインツが優位に立ち、25分には、ペナルティエリア中央のジャン・フィリップ・マテタが右サイドからのクロスを押し込んで先制に成功。ブレーメンは44分、右サイドからのクロスに中央の大迫が頭で合わせるが、枠を捉えなかった。

 後半に入ってマインツは51分にジャン・フィリップ・グバミンが左足ミドルをゴール右隅に突き刺し、リードを広げる。2点を追うブレーメンは78分、エリア右に侵入したヨハネス・エッゲシュタインの折り返しをクラウディオ・ピサーロが合わせ、途中出場の2人で1点を返す。

 ブレーメンは40歳のピサーロの公式戦3試合連続ゴールで勢いづいたが、82分にマックス・クルーゼがエリア左から放った強烈なシュートは得点に結びつかず。このまま反撃は及ばず、今シーズン初の連敗で3敗目を喫した。一方のマインツは7試合ぶりの白星を収めた。

 次節、ブレーメンは11日にホームでボルシアMGと、マインツは同日にアウェイでフライブルクと対戦する。

【スコア】
マインツ 2-1 ブレーメン

【得点者】
1-0 25分 ジャン・フィリップ・マテタ(マインツ)
2-0 51分 ジャン・フィリップ・グバミン(マインツ)
2-1 78分 クラウディオ・ピサーロ(ブレーメン)

【スターティングメンバー】
マインツ(4-3-1-2)
ツェントナー;ブロジンスキ、ベル、ニアカテ、マルティン;グバミン、カンディ、ラッツァ(84分 マキシム);ボエチウス;マテタ(74分 ウジャー)、クアイソン(81分 オニシウォ)

ブレーメン(4-3-3)
パブレンカ;ゲブレ・セラシェ、ヴェリコヴィッチ、モイサンデル、アウグスティンソン;M・エッゲシュタイン、バルクフレーデ(72分 ハルニク)、クラーセン;大迫(56分 ピサーロ)、クルーゼ、カインツ(56分 J・エッゲシュタイン)




◆大迫先発のブレーメンが今季初連敗…40歳ピサーロの公式戦3戦連発で反撃も及ばず(サッカーキング)





◆アザール弟の豪快弾きっかけに逆転! 植田4戦連続フル出場のセルクル・ブルージュが劇的勝利(ゲキサカ)



植田直通 Naomichi.Ueda

[11.3 ベルギー・リーグ第14節 セルクル・ブルージュ2-1ムスクロン]

 ベルギー・リーグ第14節が3日に行われ、DF植田直通の所属する12位セルクル・ブルージュはホームで14位ムスクロンと対戦し、2-1で勝利した。連敗を回避し、4試合ぶりの白星。植田は4試合連続で先発フル出場している。

 試合は序盤から大きな動きを見せた。前半22分、PA内に抜け出したセルクル・ブルージュのMFサビエ・メルシエが後ろからMFニコラ・グランに倒され、PKを獲得。グランは一発退場となり、セルクル・ブルージュは先制する絶好のチャンスを迎えたが、同23分にキッカーのFWイルバン・カルドナが右足で放ったシュートは相手GKに阻まれた。

 その後も数的優位を生かして相手を攻め立てるも、なかなかゴールを奪えない。すると前半36分、ムスクロンのFKをDFジェレミー・タラヴェルがクリアし切れず、オウンゴールで先制を許した。

 後半もビハインドの時間が続く中、チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールの弟・MFキリアン・アザールがセルクル・ブルージュを救う。後半36分、自身が競ったクロスのこぼれ球を左足で豪快に蹴り込み、チームを勢いづける同点弾を奪った。

 後半44分には右CKの流れからFWディラン・デ・ベルダーが左足で押し込み、土壇場で勝ち越しに成功。そのまま2-1で逃げ切ったセルクル・ブルージュが4試合ぶりの勝ち点3を獲得した。






◆アザール弟の豪快弾きっかけに逆転! 植田4戦連続フル出場のセルクル・ブルージュが劇的勝利(ゲキサカ)


◆町田中島が完璧弾「このメンバーで出来る…」V誓う(ニッカン)



中島裕希 Yuki.Nakashima


<明治安田生命J2:町田2-1福岡>◇第40節◇4日◇町田

FC町田ゼルビアFW中島裕希(34)が、アビスパ福岡戦で今季11点目となる同点弾を決め、チームを逆転勝利に導いた。

2試合を残してチーム目標の年間6位以上を確定させるとともに、この日首位に立った松本山雅FCを勝ち点1差の3位につけた。中島は「優勝という目標がある。このメンバーで出来るのも、あと2試合。悔いが残らないように戦っていく」と頂点取りを宣言した。

2戦ぶりに先発した中島の動きは、開始早々から切れていた。前半18分、東京五輪世代のMF平戸太貴(21)が左サイドに仕掛けると、中島はゴール前に入り込み、パスを要求。その通りに放り込まれたクロスボールに飛び込んだが、わずかに枠を外した。「流れが良かっただけに、出来れば決めたかった。当て過ぎちゃった…やっちゃった。あれは、決められました」と唇をかんだ。

後半25分に福岡に先制されたが、その悪い流れを自らのゴールで引き戻した。後半28分にFWドリアン・バブンスキーとMFロメロ・フランクが入ると、1分後、フランクからのパスを受けた平戸の左クロスを、中島は元日本代表のMF駒野友一の背後に入り込み、頭でたたき込んだ。「最初、ニアに行こうと思って入ったら、太貴のボールが思ったよりファーに来たので、ステップを踏んでファーに行ったら、DFがかぶってヘディングできました」と笑みを浮かべた。

失点した福岡は、6月30日に2-2で引き分けたホーム戦で1ゴール、1-3で敗れた17年4月8日のホーム戦でハットトリックを決められた中島を警戒していた。DF実藤友紀は「正直、痛かった。しっかりマンツーマンがついていたところで、中島選手はニアに合わせるのがうまいので、ニアに来る意識は、みんな持っていたと思う。コマさん(駒野)が前に入られたくないと、前に入ったところをうまく利用して後ろに入った。駆け引きが上手な選手。去年から苦しめられ、やらせないようにと思ったのにやらせてしまった」と悔やんだ。福岡の対策を根本からへし折った、パーフェクトな一撃だった。

ホームで福岡との上位決戦を制し、優勝争いに割って入ったが、1年前はそれがウソのようにホームで勝てず、16位に低迷した。ホームでは7月15日の水戸ホーリーホック戦から同11月12日のレノファ山口FC戦まで4分け5敗、4カ月も勝てないままシーズンを終えた。そこから、わずか1年で優勝争いをするまでに変貌した要因を聞かれると、中島は明快に答えた。

中島 やっぱり、積み上げてきたものだったり、みんな戦い方も変えずに、じれずに徹底してやって来たのが、勝ち点の積み上げにつながっている。良い時も、悪い時もあったけれど踏ん張って、持ちこたえた。夏場の勝ち点の積み上げも良かった。

「良い時、悪い時」という言葉は、中島のサッカー人生そのものを言い表すかのような一言だ。富山一高から2003年(平15)にJ1鹿島アントラーズに入団したが、高校の先輩の柳沢敦と鈴木隆行という2人の日本代表FWがいた。柳沢がセリエAに挑戦後も、田代有三らが台頭し、出番は限られていた。2006年(平18)に当時J2のベガルタ仙台に期限付き移籍。08年には完全移籍し、翌09年のJ1昇格に貢献もJ1で戦った10年、11年はともにリーグ戦1ゴールと不振に陥り、12年にJ2のモンテディオ山形に移籍。完全移籍した13年には12得点と活躍し、翌14年にJ1昇格に貢献も、J1で戦った15年はわずか2ゴールにとどまり退団。同年末にトライアウトを受け、同じ鹿島出身の相馬直樹監督率いる町田に加入した。

町田では初年度の16年に14得点を挙げ、7位と躍進した原動力となった。翌17年もチームは16位と苦しむ中、中島は11ゴールを決めた。そして今季も、2試合を残して17年のゴール数に並んだ。3季連続で2ケタゴールを挙げた要因について聞かれると「最初から、自分たちの結果で、この環境だったり、人の心を動かすというのを、自分はモチベーションにして町田でやって来た」と振り返った。

その中島の言葉どおり、10月にはIT関連大手のサイバーエージェントが町田の親会社になった。ホームの町田陸上競技場の収容人数は1万328人で、1万5000席以上に設定されている施設基準に満たない上、練習施設も基準に達せず今季はJ1ライセンスが交付されなかった。その大きな“壁”となっていた、天然芝の練習場とクラブハウスの整備は、サイバーエージェントが確約しており、J1ライセンス取得に向け、町田は大きく前進した。中島は「評価してもらって、大きなスポンサーが付いて、これから、いろいろ変わってくると思うんですけど…まずはあと2試合、しっかり戦いたい」と笑みを浮かべた。

トライアウトからはい上がり、加入した町田で3季連続2ケタゴールを決め、エースとしてけん引してきた。一方で、ベテランと呼ばれる年齢になっても、明るくひょうきんなキャラクターでチームの盛り上げ役になる顔も持つ。その中島が「優勝を狙える位置に来て、それ(目標を)優勝に変えただけ。優勝することで、変わってくるものがあるかなぁって、今は思っています」と真面目な顔をして口にした。本気の中島が、有言実行で町田を優勝に導く。【村上幸将】




◆町田中島が完璧弾「このメンバーで出来る…」V誓う(ニッカン)





◆鹿島GK曽ケ端、川口引退に驚き…代表でともにプレー「一緒にできたのは幸せ」(スポニチ)



曽ヶ端準 Hitoshi.Sogahata


 元日本代表GK川口能活(43)の今季限りでの現役を引退が発表されたことを受け、かつて日本代表でともにプレーした鹿島のGK曽ケ端準(39)が「比べるレベルじゃないと思いますけど、一緒にできたのは幸せだと思うし…残念ですね」と驚いた様子で話した。 

 川口は43歳で曽ケ端は39歳。現役生活を長く続けている先輩としても刺激を受けてきた。「僕よりも実績も実力も全て上の選手が、こうやって長くやってきた。僕がコメントすること自体がおこがましいというか」と謙遜しながら、「短い期間しか代表で一緒にできる期間はなかったですけど、一緒に練習することでさらに凄さが分かった」とA代表で一緒に汗を流した日々を回想。「(凄さとは)全て。技術的なこともそうですし、練習に対する取り組み方ももちろんそうですし、どれっていうことじゃなく、それだけの結果を残してきた選手ですし、まあ…びっくりですね」と続けた。

 「また一緒にプレーできる機会があれば」とも願っていたという。「元日本代表MF福西崇史氏の現役復帰を引き合い出し「今、福西さんが復帰してやっているというのもありますし、能活さんの情熱であったり、J3でがむしゃらにやっている姿を見てきたので。体のコンディションの状態は詳しくは分からないですけど、そういうこともありえるかもしれない」と熱望。「どういう形になってもこれからのサッカー界に貢献できる方だと思いますし、これからのサッカー界に貢献していくのは間違いない。まだまだサッカー人生は続くと思うので。ひとまずは“お疲れ様です”と言葉を掛けたいですね」と語った。


【参考】2000年チャンピオンシップ第2戦、中田浩二ゴール






◆鹿島GK曽ケ端、川口引退に驚き…代表でともにプレー「一緒にできたのは幸せ」(スポニチ)




◆森保監督ACL日本勢連覇へ「鹿島の存在うれしく」(ニッカン)






<アジアチャンピオンズリーグ:鹿島2-0ペルセポリス>◇決勝第1戦◇3日◇カシマ

日本代表の森保監督がACL決勝の鹿島アントラーズ-ペルセポリス(イラン)戦を視察した。

アジアの覇権を争う戦いに「インテンシティ(プレー強度)が高く、体力的にも技術的にも戦術的にも良い試合だった」と評価。日本勢の2連覇がかかる第2戦へ「日本人として刺激になるし、優勝を争う鹿島の存在をうれしく思う。応援したい」と話した。また、川崎フロンターレがJ1連覇に王手をかけたことについて聞かれると「最後までやり続けることが大切」と、冷静にリーグの戦況を見守った。




◆森保監督ACL日本勢連覇へ「鹿島の存在うれしく」(ニッカン)





◆【中田浩二 視点】鹿島の勝因は堅守にあり 第2戦はカウンター警戒(スポニチ)



三竿健斗 Kento.Misao


ACL決勝・第1戦   鹿島2―0ペルセポリス ( 2018年11月3日    カシマ )

 鹿島の堅守が勝因だ。守備を固めてカウンターで攻める相手に対してしっかり対処し、決定機はほとんどつくらせなかった。前半3分に鄭スンヒョンが相手のシュートを顔面で防いだが、あれが入っていたら違った展開になっていた。 

 攻撃も前半は止まって足元につないでいたが、後半は動いてパスを受けて相手を揺さぶり、リズムができた。13分のレオ・シルバの先制点は土居とのワンツーからで、修正が功を奏した。失点したことで相手が攻めようと出てきてスペースができるようになった。2点目はセットプレーのこぼれ球を三竿健がつなぎ、セルジーニョが強いシュートを打つと見せてタイミングを外した技ありゴールだった。

 第2戦は10万人の観客が入るので雰囲気にのまれないこと。第1戦の入りはよくなかっただけに、注意しないといけない。相手の攻め方は変わらないと思うので、カウンターを警戒してほしい。1点取られてもまだ優位なので、落ち着きを忘れなければいけると思う。(元日本代表DF)




◆【中田浩二 視点】鹿島の勝因は堅守にあり 第2戦はカウンター警戒(スポニチ)





◆アジア最強FWだ。セルジーニョ「5試合5ゴール」の咆哮(サカノワ)



セルジーニョ Serginho


決勝トーナメント全試合ゴールの偉業達成なるか。


[ACL 決勝 1st-leg] 鹿島 2-0 ペルセポリス/2018年11月3日/県立カシマサッカースタジアム

 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝第1戦・鹿島アントラーズが11月3日のホームでの一戦、イランのペルセポリスに2-0で先勝した。

 58分に、土居聖真とのワンツーからレオ・シルバが左足で決めて先制。そして70分、セルジーニョが自身のFKから混戦となったあとに三竿健斗のロブパスをねじ込み、2-0とリードを広げてみせた。

 大きな意味を持つ一撃。3万5022人で埋まった超満員のカシマスタジアムで、セルジーニョは最高の笑顔を浮かべて咆哮を挙げた。

 これでセルジーニョは夏の加入後、ACL全試合に出場し、すべてでゴールを決めてきたことになる。

 準々決勝の天津権健(〇2-0/H、〇3-0/A)、準決勝の水原三星(〇3-2/H、△2-2/A)のホーム&アウェーの計4試合、そして今回のペルセポリスとの決勝(〇2-0)と、5試合5ゴールを奪ってきた。さらに3アシストも記録。13ゴール中8得点に絡んでいることになる。まさに現在のアジア最強ストライカーと言っても過言ではない。

「私一人ではなくて、みんなで点を取っている感じ。とはいえ、次で勝たなければ何も意味がない」

 セルジーニョはあくまでチームの勝利だけを目指していると強調する。

 準々決勝、準決勝、決勝での全ステージでのゴールは達成。あとは全試合ゴールなるか――。

 もちろん10日のアウェーでの第2戦(日本時間10日24時開始)、セルジーニョが6試合連続の得点を決めれば、それは優勝が大きく近づくことを意味する。鹿島の18番がきっとテヘランの舞台でもひと仕事してくれるはずだ。

文:サカノワ編集グループ




◆アジア最強FWだ。セルジーニョ「5試合5ゴール」の咆哮(サカノワ)





Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事