元日本代表GK川口能活(43)の今季限りでの現役を引退が発表されたことを受け、かつて日本代表でともにプレーした鹿島のGK曽ケ端準(39)が「比べるレベルじゃないと思いますけど、一緒にできたのは幸せだと思うし…残念ですね」と驚いた様子で話した。
川口は43歳で曽ケ端は39歳。現役生活を長く続けている先輩としても刺激を受けてきた。「僕よりも実績も実力も全て上の選手が、こうやって長くやってきた。僕がコメントすること自体がおこがましいというか」と謙遜しながら、「短い期間しか代表で一緒にできる期間はなかったですけど、一緒に練習することでさらに凄さが分かった」とA代表で一緒に汗を流した日々を回想。「(凄さとは)全て。技術的なこともそうですし、練習に対する取り組み方ももちろんそうですし、どれっていうことじゃなく、それだけの結果を残してきた選手ですし、まあ…びっくりですね」と続けた。
「また一緒にプレーできる機会があれば」とも願っていたという。「元日本代表MF福西崇史氏の現役復帰を引き合い出し「今、福西さんが復帰してやっているというのもありますし、能活さんの情熱であったり、J3でがむしゃらにやっている姿を見てきたので。体のコンディションの状態は詳しくは分からないですけど、そういうこともありえるかもしれない」と熱望。「どういう形になってもこれからのサッカー界に貢献できる方だと思いますし、これからのサッカー界に貢献していくのは間違いない。まだまだサッカー人生は続くと思うので。ひとまずは“お疲れ様です”と言葉を掛けたいですね」と語った。
【参考】2000年チャンピオンシップ第2戦、中田浩二ゴール
◆鹿島GK曽ケ端、川口引退に驚き…代表でともにプレー「一緒にできたのは幸せ」(スポニチ)