スタジアムのボルテージが上がる瞬間もついに訪れなかった。MFターレス、FW徳田誉の投入も不発に終わり、無得点のまま試合を終えた。
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◆鹿島V争い後退、痛恨ドロー 指揮官「勝ちきれず非常に悔しい」攻撃停滞、ギア上げられず(報知)
◆明治安田J1リーグ▽第31節 鹿島0―0柏(21日・カシマスタジアム)
鹿島は柏とスコアレスドローに終わり、優勝争いから後退する痛恨の引き分けとなった。
序盤からDFラインの配給、ロングキックにミスが目立ったことで、前線4枚の動き出しに勢いが見られず、攻撃が停滞。MF知念慶は傑出のパフォーマンスを発揮していたものの、攻撃面では迫力が見られないまま、シュートわずか2本で前半を折り返した。
後半もギアは上がらなかった。後半の序盤に柏側が自陣のFKにたっぷりと時間をかけ「引き分けOK」の姿勢を示したものの、アクセルを踏む策を繰り出せず。シュート5本を放ったものの、スタジアムのボルテージが上がる瞬間もついに訪れなかった。MFターレス、FW徳田誉の投入も不発に終わり、無得点のまま試合を終えた。
試合後のポポヴィッチ監督に笑顔は見られず「勝ちきることができず、非常に悔しい。勝ち点3で終わりたかった。強い気持ちを持って臨んだ試合で、達成できなかった」と唇をかんだ。