<明治安田生命J1:広島1-4鹿島>◇第34節◇3日◇Eスタ
鹿島アントラーズは19歳MF荒木の今季10得点目などでサンフレッチェ広島に快勝し、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場へ望みをつなげた。27日の天皇杯でリーグ優勝した川崎フロンターレに完敗し、今季無冠が決まったが、ACLへ気持ちを切り替え臨んだ一戦。前半、後半の早い時間に得点し、新体制の広島を下した。相馬直樹監督の一問一答は以下の通り。
-総括
相馬監督 広島までサポーターの皆さんにたくさん足を運んでいただきました。天皇杯を失い、今年タイトルを失った中で、そこから一緒に立ち上がってくれたと思っています。そこに向けて選手たちも最後まで戦い抜いてくれた。一緒に勝利を喜べることをうれしく思います。ゲームは、広島さんも監督が変わり、立ち上がりを重視してくると思っていた。立ち上がりを我々も大事にしようと、早い時間に、前半、後半でゴールを奪うことが出来た。これが非常にチームにとって大きかったと思っています。前半の途中から、2点取ってから苦しい時間はあったが、ハーフタイム含めて、選手たちが中で解決しつつ、いい形に持っていってくれた。ここ最近は勝ちが続かない状況が続いていた。すぐに次がありますので。次に向けて、今日つくった勢いを持ち込めるように大事にしていきたい。
-荒木選手が史上2人目となる10代2ケタ得点を達成した
相馬監督 素晴らしい。点を取ることは簡単なことではないですし、そこに絡んでいける。今日はPKという形でしたが、周りからも信頼してもらって、あそこで蹴らせてもらえることも含めて、彼が攻守両方で働いている部分がある。間で前を向けるのは彼の1つの持ち味だと思っています。より、いろんな形でチームに、攻守両面でタスクが多いポジションだと思いますが、そこをぜひ精力的にこなしながら、チームの勝ちにつながるプレーを続けていただけたら。
◆鹿島ACL出場へ望み「今日つくった勢いを大事に」相馬直樹監督一問一答(ニッカン)