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◆Jリーグ▽33節 鹿島1―3神戸(30日・カシマスタジアム)
鹿島が1―3で神戸に敗れ、リーグ優勝が消滅した。安西幸輝、鈴木優磨、安部裕葵のシーズン途中で3人の主力が抜けた中、現有戦力と他クラブからの補強でまかなってきたが、この試合1つを取っても大きな穴を覆いきれなかったことが見て取れた。鈴木満強化部長は「やるべきことは分かっている」と話し、補強策、体制作りを進めていく考えだ。
採点、寸評は以下の通り。
大岩剛監督 5・0 苦しい台所事情のなかで得点の道筋をつけられず
GK権純泰 5・5 3失点も自責はなし。契約更新する来年こそ報われてほしい
DF内田篤人 5・5 酒井と激熱の攻防。心や感覚を取り戻しつつ
DF犬飼 4・5 良くも悪くも復帰戦。気持ちは万端もボールがつかず
DF鄭昇ヒョン 5・0 動きの多い展開に四苦八苦。攻撃セットも不発に
DF町田浩樹 5・5 守備でがっちり。攻撃でレフティーの良さを出す
MF永木亮太 5・5 走る。戦う。いつの1試合も同じ。若手はその理由を考えるべき
MFレオシルバ 5・0 点を取る思いを、もう少し失点を防ぐことにも
MFセルジーニョ 5・0 ゴール前で違いを生み出せなかった。これも今季1年の結果
MF名古新太郎 6・0 鹿島基準ではまだまだだが、来季への希望を示す
FW伊藤翔 5・0 守備で限定の仕方はさすが。攻撃ではパスを引き出せず
FW土居聖真 6・0 「自分がやるしかない」。この1年唱え続けた呪文通り
MFレアンドロ(後半18分IN) 5・0 歓声、のち、ため息。思えばずっとそうだった
FW上田綺世(後半18分IN) 5・0 スーパーサブが味方に負担をもたらしては逆転は難しい
MF白崎凌兵(後半29分IN) 5・5 攻撃の矢印を前に向ける。来季は攻撃陣のまとめ役を
村上伸次主審 6・0 倒れたからファウルの安パイ判定を選ばず。スピード感と臨場感生み出す
※平均は5・5~6・0点。
◆【鹿島】採点&寸評 リーグ優勝が消滅(報知)