
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年4月7日日曜日
◆「新たな歴史を作る序章」 神戸DF西大伍、”バルサ化”に見据える壮大なミッション(FOOTBALLZONE)

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“VIPトリオ”との刺激的な日々は…「レアルとやった時と似た感覚を味わえている」
2年連続でJリーグベストイレブンに輝き、3月シリーズの日本代表メンバーにも選ばれたDF西大伍は今季、鹿島アントラーズからヴィッセル神戸へ新天地を求めた。フアン・マヌエル・リージョ監督の下で“バルサ化”を進めるなか、移籍組ながら不動のレギュラーとして君臨。「新たな歴史を作る序章の1年になるので、しっかり見ておいてください」と意気込む経験豊富な右サイドバックの思考とビジョンに迫る。
鹿島でリーグ優勝1回、ルヴァンカップ優勝3回、AFCチャンピオンズリーグと天皇杯優勝を1回ずつ経験した西は、“常勝軍団”を離れて壮大なミッションを掲げる神戸への移籍を決断した。そこには、刺激と成長を追い求めてきた男の哲学がある。
「一番の理由は選手として成長するため、です。さらに上を目指していくうえで、アンドレス(・イニエスタ)やルーカス(・ポドルスキ)ら外国籍選手もいて、毎日のように刺激を受けられる環境は魅力でした」
元スペイン代表FWダビド・ビジャ、イニエスタ、ポドルスキの“VIPトリオ”との日々は、クラブワールドカップでレアル・マドリードとの対戦を2度経験している百戦錬磨の西にとっても意義のあるものだという。
「やはり1試合だけ対戦するのと、練習から一緒にプレーするのは違います。クラブワールドカップでレアルとやった時と似た感覚を味わえていると思います」
もっとも、VIPトリオと時をともにしてサッカー観に変化があったかを問うと、「捉え方の違いとかはありますけど……」と前置きして、“大伍節”を炸裂させる。
「正直言えば、びっくりと言うほどではない。『なるほどね』ということが普段から結構あります。やってきた環境、基準も全然違う。ただ、その違いだけなので、どちらが正しいということもないかなと」

「30歳になった時にやっとスタートラインに立った。また新たな物語を作りたい」
世界的スターとの共闘も、“感覚”で状況に応じてプレーしていると平然と言ってのける。
「そんなに深くは考えていなくて、感覚でやっています。もちろん、コミュニケーションするべきところはします。でも攻撃に関しては、ある程度のレベルになると、その選手のプレーを理解していけば、そこまで話す必要はないと思うので。(自分が)サイドだからとかそんなに意識はしていなくて、試合の展開や相手の出方によってその都度ですね」
“バルサ化”はボールを支配して攻撃するポゼッションサッカーが一つの指標だが、それは決して「攻撃的というわけではない」と西は説明する。
「ファンマ(リージョ監督)が大事にしているのは、試合をコントロールするところ。攻撃も守備も全員でという意味でも、また新たな理解ができている実感があります。まだまだ(自分の)プレーの引き出しは増やせると思うし、タイミングやテンポもいろんなバリエーションがあるなと気づかされる。今はもっと成長できるという思いでいます」
西は今年でプロ14年目、8月には32歳を迎える。年齢的にはいわゆる“円熟期”だが、本人は「まだまだ」と笑顔を覗かせる。
「今もまだまだですけど、昔の自分は大した人間じゃなかったです。やっと一人前、いや、30歳になった時にやっとスタートラインに立ったと思いました。もともと、僕のピークは遅いなと考えていたので、辞める時くらいが自分のピークだったらいいなと。まだまだですよ(笑)」
西は鹿島時代、剣道や茶道の世界で修業の過程を示す概念「守破離」を引き合いに出し、自身の成長過程について、忠実に守ってきた教えを発展させる“破”と、オリジナルのものを生み出して確立する“離”の間だと表現していた。それは神戸移籍で一度リセットされたというが、神戸での成長イメージは頭の中でしっかりと描かれている。
「守破離については、鹿島アントラーズにおいて、というのもあった。だから一度離れました(笑)。でも、鹿島に入った時よりも短縮してすべてをできるとは考えています。自分の目指すべきものは常に変わらない。また新たな物語を作りたいと思います」
「本気で変わろうとしている1年、ヴィッセルは今、そういう時期だと思う」
クラブ創立25年目を迎えた神戸は、まだタイトルを獲得した経験がない。VIPトリオ、さらには元バルセロナのスペイン人MFセルジ・サンペールが加わり、初優勝とAFCチャンピオンズリーグの出場権獲得を目指すが、鹿島で勝者のメンタリティーを培ってきた西は、「気づいたことはサッカーのことでなくても、なんでも言っている」という。
「ヴィッセルに何かを還元できているかどうかは、観る方の判断だったり、結果として現れる部分なので、今の段階では自分では言えません。僕が言っていることが合っているか分からないので、全部を理解する必要はない。自分も質問しながら学んでいます。
目標はもちろん優勝。初タイトルはチームにとって特別なものだし、それが日本サッカーのためにもなる。それには関わりたいですね。タイトルを獲って変わることもありますけど、本気で『タイトルを獲りたい』と思った時には、もう(チームは)変わっている。本気で変わろうとしている1年、ヴィッセルは今、そういう時期だと思います。僕にとっても、これから自分がチームに何をもたらすかで、優勝の意味が変わってくる。新たな歴史を作る序章の1年になるので、しっかり見ておいてください」
進化を続ける西と神戸の壮大なミッションは、まだ始まったばかりだ。
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