
日刊鹿島アントラーズニュース
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2013年12月1日日曜日
◆2013Jリーグ ディビジョン1 第33節(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/50464
J1 第33節 セレッソ大阪戦 マッチレビュー
中村の決勝弾でC大阪を撃破!逆転優勝の可能性を残して、最終節へ。
先週末の鳥栖戦で1-2と痛恨の黒星を喫した鹿島は今週末、敵地に乗り込んで上位対決に臨んだ。勝ち点56で並ぶC大阪との対戦で鹿島が競り勝ち、逆転優勝の望みをつないだ。
鹿島は、出場停止の山村に代わって岩政、そして土居が先発メンバーに復帰した。鹿島は15分にジュニーニョが負傷で交代するアクシデントに見舞われたものの、C大阪の攻撃に冷静に対応しながら好機をうかがう。先制点は25分に生まれた。右CKのボールに岩政が反応し、ヘディングで前方へつなぐと大迫が落ち着いてボールを収める。大迫は複数の相手選手に囲まれながらも、右足シュートでゴールネットを揺らした。これで1点をリードした鹿島だが、38分に同点弾を献上。山口からのクロスボールに反応した柿谷に、浮き球のトラップから右足アウトサイドでの見事なボレーシュートを決められた。結局、前半は1-1の同点で終了した。
鹿島は、後半開始から遠藤に代えてダヴィを投入する。鹿島はC大阪にボールを支配される時間が続いたが、集中力を高く保って身体を張った守備で応戦した。ピンチを迎える場面もあったが、曽ヶ端が安定感のあるプレーで失点を許さない。81分、鹿島は土居に代えて本山をピッチへ送り出した。背番号10の投入で打開を図ると、待望の勝ち越しゴールは86分に決まった。ゴール正面、約30m地点で得たFKを小笠原が蹴り込むと、相手DFに当たって背後へ流れたボールに中村が反応。左足ボレーシュートでゴールネットを揺らし、スコアを2-1とした。1点リードを奪った鹿島はC大阪の反撃をしのいでタイムアップを迎え、結局、大観衆のアウェイ長居スタジアムで意地の勝点3を獲得した。
そして同時刻キックオフの試合で首位の横浜FMと2位の浦和が敗れたため、鹿島は3位に浮上。逆転優勝への希望をつなぎ、2位広島との最終節を迎える。さあ、最終決戦まであと1週間だ。
【この試合のトピックス】
・大迫がリーグ19得点目を記録。自己記録をさらに更新した。
・決勝弾を挙げた中村は、今季リーグ3点目となった。
・岩政はリーグ19試合ぶりの先発出場。フル出場で勝利に貢献した。
・リーグでのC大阪戦は2011年から6連勝となった。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・後手に回るな。チームのために各自が積極的に働くこと。
・リアクションより、まずアクション!自分たちのサッカーを相手にぶつけよう。
・1つ1つのプレーの精度を高めよう。とくにビルドアップは丁寧に。
セレッソ大阪:レヴィー クルピ
・我々はやればできるんだ!勝てるんだ!
・勇気を持ってチャレンジ出来ている。前を向いたら恐れずにシュートを打とう!
・守備ではみんなが声を出してスキのないプレーを!
[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・守備をしっかりできた試合だった。前半から言うと、両チームが良い入り方をしたが、ボールを奪ってからのパスミスが多かった。それが前半の中での問題で、守から攻へ切り替えた瞬間の、自分たちのポジショニングのミスであったり、ポジション取りが悪かったり、というところがあった。
・流れの中で、それぞれのクラブを代表する選手が活躍する形にもなった。後半は立ち上がり15分、20分前後はC大阪に主導権を握られて、自分たちのペースにできない時間帯があったが、その後からは盛り返して、守備のポジショニングをしっかりとやっていたというところが、非常に良かった。そこから自分たちのチャンスをうかがう形になっていった。全体的には、バランスを取りながらやるという部分ができた。守備のポジショニング、規律を守るというところもやっていった。タレント性の(ある選手が)多いビッグクラブであるC大阪に勝てたことは良かった。
・今日はどちらかのcerezo(セレーゾ/セレッソ)が勝つと確信していて、幸いにも今回は自分だった。
・(中村の決勝点について)彼は他チームから移籍してきて、今季加入した。加入した選手というのは、常勝クラブの圧力や自分の指導法、チームメートに慣れる時間が必要になる。良いタイミングで得点に絡む形になったと思う。少しでも自信になるゴールになればと思う。若い選手が取り組んで成長していく中での得点は喜ばしい。チームとして勝つということが、使命としてある。(中村が)その達成者の1人であるということは、非常に良かった。セットプレー2本を効率良くゴールに結びつけた。
・(最終節の広島戦に向けて)観る側としては面白味のある試合になると思う。両チームの特長は、相手のゴールを常に目指すということ。非常にオープンな試合になると思う。ホーム最終戦なので、できれば良い形で締めくくって、皆さんと共に笑顔で(今季を)締めくくれたらと思う。
セレッソ大阪:レヴィー クルピ
勝利だけが足りなかった。内容の良いサッカーで、数多くのチャンスを作って最後までオフェンシブに戦いきった。その中で残念ながら、セットプレーからの2失点を喫してしまった。選手たちは本当に良くやってくれた。おめでとうと称えたいと思う。ホーム最終戦でサポーターの皆さんには勝利を捧げたかったが、最後まで攻め抜く攻撃的な姿勢、対戦相手を恐れずに戦い抜く姿勢を見せることができたと思う
選手コメント
[試合後]
【中村 充孝】
(ゴールシーンは)自分のいた位置は、決め事。最終的には来ると思って入って行った。なぜかマークがついてなく、打つときも中はフリーだった。そういうところでみんなが詰めていけるのは、アントラーズの強みでもある。相手に当たったけれど決められて良かった。
【曽ヶ端 準】
ディフェンスが上手く相手をサイドに追い込んでからのシュートだったので、落ち着いて対応出来た。こぼれ球への反応が良かったと思う。細かい積み重ねが得点を許さず、2点目につながった。(優勝は)可能性のある限り追求したいし、チャレンジしたい。
【青木 剛】
C大阪は攻撃に凄く勢いがあって、人数をかけてくるチームなので、我慢する事が必要だった。その中で先制したが、追いつかれてしまった。それでも我慢した結果が、勝ち越しゴールにつながったと思う。2人、3人と連動して攻撃してくるので、相手の特長や勢いに対応するのは難しかった。普段より守って戦うという意思統一はチームにあった。
大迫選手、岩政選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。
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