日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年12月17日月曜日

◆怪我で日本代表入りを逃す鈴木優磨…森保監督の高い評価もあり、次回招集で日本代表デビューに期待!(SPREAD)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


名門鹿島アントラーズを支える鈴木優磨選手の活躍が成長著しい。金髪をなびかせ闘争心むき出しにひたすらゴールを狙う背番号9の姿が強烈なインパクトを残している。


鈴木選手は今シーズンの明治安田生命J1リーグで32試合に出場し11得点を記録。AFCチャンピオンズリーグでもMVPを受賞するなど飛躍のシーズンとなった。





日本代表としての活躍にも期待がかかる鈴木選手。しかし、様々なトラブルがあり、鈴木選手はA代表デビューを果たせていない。


2018年日本代表メンバー初選出されるも怪我で辞退


2018年11月、鹿島アントラーズに所属するFW鈴木選手が、キリンチャレンジカップ2018の日本代表メンバーに初招集された。

国際大会での活躍が期待されたが、直後のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で負傷したことにより、代表を辞退している。


初選出を受けて鈴木は「アントラーズの代表として」とコメント

日本代表初選出を受けて鹿島の公式SNSに鈴木選手のコメントが掲載されている。


鈴木選手は今回の選出は周囲のメンバーのサポートがあってのこととコメントし、あくまでチームの代表として戦うというメッセージを送っている。


代表初出場の夢を打ち砕くACLでの怪我


日本代表での活躍が期待される中、悪夢が起きた。11月10日に行われたACL決勝セカンドレグのペルセポリス戦で相手選手と交錯し負傷。



鈴木選手は途中交代を強いられ、右足関節ねん挫で約2週間の治療期間を要すると診断された。これにより代表辞退が決まり、鈴木選手に代わってFW杉本健勇選手が招集された。


同僚が鈴木の代表辞退を気遣う

鈴木選手と三竿選手は同い年。日本代表で盟友の分まで活躍することを誓った。


日本代表監督・森保一は鈴木を高く評価

残念ながら怪我による代表辞退となったが、日本代表を率いる森保一監督は、初招集の鈴木選手について「クラブで継続して出場できる、特徴的な選手」とコメントを残している。

これまで森保ジャパンのFWは大迫勇也選手(ケルン)、小林悠選手(川崎F)、北川航也選手(清水)、杉本健勇選手(C大阪)、浅野拓磨選手(ハノーファー)、川又堅碁選手(磐田)といった選手が招集されてきた。しかし、まだ安定した招集を受ける選手はいない。

森保監督は鈴木選手を「鹿島で得点を残しているし、存在感がある」と高く評価している。鈴木選手としては、初選出で結果を残し、一気に代表定着のチャンスを勝ち取りたかっただろう。

アジアカップ制覇を目指す日本代表に鈴木優磨の名前はなかった

森保一監督は12月12日、来年1月5日にアラブ首長国連邦(UAE)で開幕するAFCアジアカップUAE 2019に臨む日本代表メンバー23人を発表した。そこに鈴木選手の名前はなく、FWで選出されたのは大迫選手、浅野選手、北川選手の3名だった。


またも怪我が鈴木優磨の代表デビューを阻む


12月5日に行われた天皇杯の準決勝、浦和レッズ戦でまたしても鈴木選手にアクシデントが発生した。

鹿島から発表された情報によると、怪我の症状は右ハムストリング筋損傷で全治約2か月の重傷。これにより活躍が期待されたクラブ・ワールドカップの欠場と、アジアカップ日本代表に招集される可能性が消滅した。


鈴木は以前「代表についてはあまり考えていない」とコメントしたことも

そんな鈴木選手だが、以前は日本代表に対しての心構えが異なっていた。

2017年12月、E-1サッカー選手権に鹿島からは6人もの選手が選出された。代表の常連である昌子源選手、植田直通選手に加え、西大伍選手、金崎夢生選手、山本脩斗選手、三竿選手が当時の代表監督ヴァイッド・ハリルホジッチ氏から招集されている。

この時、鈴木選手は周囲で囁かれる自身の日本代表への招集について「このチームでしっかり試合に出たいと思います。代表のことはあまり考えていないですね」とコメントしている。

当時の鈴木選手は、鹿島のFWとして3番手の評価。ペドロ・ジュニオール選手、金崎選手に次いでスタメンで試合に出場する試合は限られており、得点は取るもののそのほとんどが途中出場でのものだった。

そのため、当時は「まずは日本代表よりもチームでのレギュラー定着を目指す」と考えていたようだ。

怪我を治し、次回招集で日本代表デビューに期待

手中に収めかけていた日本代表のチャンスを怪我による不運で逃し続けている鈴木選手。

しかし、その疑いようのないポテンシャルは森保監督も認めている。怪我を治してピッチに戻ってくれば、再び代表へのチャンスが訪れるはずだ。







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