[2.14 PSM 鹿島3-1水戸 カシマ]
大阪桐蔭高から鹿島アントラーズに入団した高卒ルーキーのMF久保田和音がダブルボランチの一角で先発した。今月1、4日に行われたニューイヤー杯はJリーグ新人研修に参加していたため欠場。いきなりの先発起用に「正直、驚いたけど、やるしかないという気持ちだった」と、カシマスタジアムのピッチに立った。
ダブルボランチを組んだMF柴崎岳とは守備でのコンビネーションを確認し、「攻撃では自分の特長を出していい」と声をかけられたという。近くで見る日本代表MFのプレーに「落ち着いてプレーしているし、ミスも少ない」と刺激を受けながら、自分自身は「ああいうピッチの中でもいつもどおりのプレーができるようにならないといけない」と反省の言葉が口をついた。
緊張もあり、視野が狭くなって近くの選手にしかパスを出せなかったと悔やんだ久保田。「もっと視野を広げて、チームをコントロールするぐらいの気持ちを持ってやっていきたい」。前半アディショナルタイムには右サイドからのマイナスのクロスに走り込み、PA手前から右足でミドルシュートを打ったが、わずかにゴール左へ。「しっかり決められるように、一つひとつのシュートも質を上げていかないといけない」と悔しさを隠さなかった。
結局、前半のみで途中交代。「やるからには90分やりたかったけど、まだまだ力が足りない。90分間出られるように、練習からしっかりやっていきたい」と前を向くと、「今日の課題を生かして、視野を広く持って、サイドチェンジとかパスの精度を一つひとつ上げて、最終的にはゴールを決められるような選手になりたい」と、今後の抱負を口にした。
(取材・文 西山紘平)
大阪桐蔭高から鹿島アントラーズに入団した高卒ルーキーのMF久保田和音がダブルボランチの一角で先発した。今月1、4日に行われたニューイヤー杯はJリーグ新人研修に参加していたため欠場。いきなりの先発起用に「正直、驚いたけど、やるしかないという気持ちだった」と、カシマスタジアムのピッチに立った。
ダブルボランチを組んだMF柴崎岳とは守備でのコンビネーションを確認し、「攻撃では自分の特長を出していい」と声をかけられたという。近くで見る日本代表MFのプレーに「落ち着いてプレーしているし、ミスも少ない」と刺激を受けながら、自分自身は「ああいうピッチの中でもいつもどおりのプレーができるようにならないといけない」と反省の言葉が口をついた。
緊張もあり、視野が狭くなって近くの選手にしかパスを出せなかったと悔やんだ久保田。「もっと視野を広げて、チームをコントロールするぐらいの気持ちを持ってやっていきたい」。前半アディショナルタイムには右サイドからのマイナスのクロスに走り込み、PA手前から右足でミドルシュートを打ったが、わずかにゴール左へ。「しっかり決められるように、一つひとつのシュートも質を上げていかないといけない」と悔しさを隠さなかった。
結局、前半のみで途中交代。「やるからには90分やりたかったけど、まだまだ力が足りない。90分間出られるように、練習からしっかりやっていきたい」と前を向くと、「今日の課題を生かして、視野を広く持って、サイドチェンジとかパスの精度を一つひとつ上げて、最終的にはゴールを決められるような選手になりたい」と、今後の抱負を口にした。
(取材・文 西山紘平)