サッカーJ1鹿島アントラーズの選手が登場する動画教材を使った英語の授業が12日、茨城県鹿嶋市須賀の市立豊郷小(小橋元校長)で開かれ、2年生児童17人が選手の動作をまねしながら簡単な英語を学んだ。
教材は鹿島アントラーズFCが全面協力。動きながら言葉の意味を理解する「全身反応教授法(TPR)」を活用した。動画では、選手たちが「Hands up(手を上げる)」「Touch my nose(鼻を触る)」などと話しながら、実際にその動作を披露している。
同校では5月下旬から校内で活用を開始。公開された授業では、児童たちが選手たちの発音をお手本にして、跳びはねたり手を上げたりして授業を楽しんだ。
授業を受けた谷田川千鈴さん(8)は「大きくジャンプするのが楽しかった。今度は動物の名前を教わりたい」と笑顔。箕輪斗弥君(8)は「体を動かしながら勉強するのは楽しかった。知っている選手が出てきてうれしい」と話した。
動画は現在20本が視聴可能で、今後はジーコ氏らも登場する予定という。
◆J1鹿島選手と英語 茨城・鹿嶋の豊郷小 動画教材でお手本(茨城新聞)