[J1リーグ2節]G大阪0-1鹿島/7月25日(土)/パナスタ
【チーム採点・寸評】
G大阪 5
中2日の連戦で6人を入れ替えたが攻撃陣が完全に沈黙。シュート4本では勝ちようもない。ほぼ防戦一方で、完敗だった。
【G大阪|採点・寸評】
3 昌子 源 5
ボランチの潰しの弱さゆえに、果敢に前にも出たが失点場面は荒木を封じることできなかった。最終ラインでは強さを見せたのだが。
鹿島――シュート21本で1点は反省材料だが…
【チーム|採点・寸評】
鹿島 6.5
日程的に優位だったこともあり終始、G大阪を圧倒。シュート21本で1点は反省点だが、柏戦で露呈した課題をクリアし勝ち切った。
GK
31 沖 悠哉 5.5
前半、矢島のミドルにはひやりとさせられた。枠に飛んだシュートはほぼなく脅かされることはなかったが、課題の飛び出しでミスも。
DF
32 常本佳吾 6
相手のサイド攻撃が低調だったとはいえ、終始安定していた。派手さはなかったが、攻守でバランスを保つ。
39 犬飼智也 6
関川との関係性も上々だった。G大阪の攻撃に流動性がなく、前線の的をしっかりと封じた。後半、決定機でシュートミスはもったいない。
33 関川郁万 6.5
気持ちがプレーに表われていた。レアンドロやパトリックらには終始厳しく、強気に対応。イージーミスもなく完封に貢献した。
14 永戸勝也 6
前半は和泉らとの連係で押し込むも、決定的なチャンスは作れず。後半投入された小野瀬には粘り強く対応し、破綻せず。
MF
20 三竿健斗 6
ピトゥカとの役割分担が明確で、地味ながら要所を締めた。走行距離もチーム2位。後半は糸を引くような絶妙のスルーパスも。
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5
まだ試合が拮抗していた序盤、パスミスで矢島のシュート許すも、ピッチを幅広く走り回り、プレー強度も高めた。ループ気味のパスでセンスも見せた。
鹿島――チャンスを活かしきれない展開で途中出場のふたりが輝く
MF
7 ファン・アラーノ 6(90+2分OUT)
攻守でとにかく献身的。両チーム最多のスプリント数21回の質は高かったがシュート精度に難。終盤、守備にも奔走した。
11 和泉竜司 5.5(65分OUT)
序盤こそ、サイド攻撃に絡むが、徐々に積極性がなくなり、無難な選択が増えていった。引かれた相手に対してもう少しアグレッシブに。
FW
8 土居聖真 5.5(65分OUT)
動きの質は高く、狙いは分かるが、相手にとって怖さがない。後半、サイド攻撃を演出したが、相手ゴール前に近いところで迫力不足。
9 エヴェラウド 5.5(90+2分OUT)
ポストプレーで苦しい対応を強いられたが、徐々に動きに工夫も。後半早々、クロスからフリーでシュートも枠外に。終盤は周りも生かした。
交代出場
MAN OF THE MATCH
MF
13 荒木遼太郎 7(65分IN)
チームに欠けていたプレーを投入直後に体現。厳しいゾーンで前を向き、決勝点をお膳立て。終盤も抜群の保持力でチームを楽にした。
MF
17 アルトゥール・カイキ 7(65分IN)
投入直後はミスもあったが、荒木のパスを受けて冷静に決勝点をゲット。その後も推進力を発揮し、相手を手こずらせていた。
MF
27 松村優太 -(90+2分IN)
明らかにクローズする展開での起用だったが、レオ・シルバからパスを呼び込み、仕掛ける姿勢も。無難に短時間を乗り切った。
MF
4 レオ・シルバ -(90+2分IN)
最少得点差での終盤に投入され、周囲に声掛けをするだけでなく、セットプレーでもボールを呼び込み、貪欲に2点目も目指した。
コーチ
パシェコ 7
相馬監督の体調不良で急遽指揮を執ったが、チームで積み上げてきたものを発揮させた。交代策もズバリ的中。見事に代役を果たした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
◆【J1採点&寸評】G大阪0-1鹿島|21本のシュートを浴びてホームで防戦一方のガンバ…宇佐美はACLからノーゴールが続く(サッカーダイジェスト)