▽東京ヴェルディは21日、MF船山祐二(31)が現役を引退することを発表した。
▽2007年に流通経済大から鹿島に加入した船山は、2011年にモンテディオ山形、2013年にアビスパ福岡に移籍。2014年からはタイのアーミー・ユナイテッドFC、2015年は同じくタイのエアフォース・セントラルFCでプレーした。今シーズンから東京Vに加入し、明治安田生命J2リーグ戦では16試合に出場した。
▽現役引退を決めた船山は、クラブの公式サイトを通じて次のようにコメントを発している。
「今回発表させていただいた通り、今年でサッカー選手を引退する決断をしました。プロ生活10年間という中で自分は本当に色々な経験をさせてもらいました。鹿島アントラーズでのJ1優勝と天皇杯優勝、セレッソ大阪でのJ1昇格、モンテディオ山形のJ2降格、アビスパ福岡での1年間、タイでの海外挑戦。そして最後に東京ヴェルディの一員になれたこと」
「自分が小さい頃から王者はヴェルディでした。J1復帰という目標の力になれず、申し訳なく思っています。ただ、自分の10年を振り返った時に、こんなに色々な経験をした人はいないんじゃないかと思います。本当に濃いプロサッカー選手人生でした。悔いはありません」
「自分を指導してくれた監督、コーチの皆さん、そしてサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。最後に自分を10年間支え続けてくれた妻に感謝したいと思います。ありがとう」
◆東京VのMF船山祐二が現役引退…鹿島などでプレーし海外も挑戦(超WORLDサッカー!)