鹿島アントラーズは27日、東京ヴェルディのDF安西幸輝(22)が完全移籍で加入することを発表した。
安西は東京Vの下部組織で育ち、今季でプロ4年目。右サイドを本職としていたが、今季はロティーナ新監督の下、左サイドの攻撃的なポジションでの起用も増え、J2リーグ戦40試合でキャリアハイの3得点を記録した。
新天地となる鹿島のクラブ公式サイトを通じ、「伝統のあるチームの一員になれることを嬉しく思います。一日でも早くピッチに立ち、チームに貢献したいと思います」とコメントしている。
また、東京Vに対しては「小学4年生の頃からこのチームに入り、12年間自分の家のように通いました。トップに入ってからはずっとヴェルディをJ1に昇格させることだけを考えて今まで努力してきましたが、自分の力が足りず、昇格させられずにこのチームを去ることを本当に申し訳なく思っています。ただ今までもこれからもヴェルディが大好きで、このクラブが自分の家だということは変わりません。これからいち選手としてより高みを目指して頑張ります。12年間本当にありがとうございました」と感謝の言葉を送った。
以下、クラブ発表プロフィール
●DF安西幸輝
(あんざい・こうき)
■生年月日
1995年5月31日(22歳)
■身長/体重
172cm/64kg
■出身地
兵庫県
■経歴
東京VJrユース-東京Vユース-東京V
■出場歴
J2リーグ:150試合6得点
天皇杯:2試合
J1昇格PO:1試合
東京Vが生んだサイドのスペシャリスト…鹿島がDF安西幸輝を獲得「より高みを目指す」