鹿島アントラーズは27日、GK小泉勇人が育成型期限付き移籍先の水戸ホーリーホックに完全移籍で加入することを発表した。
現在22歳の同選手は、鹿島アントラーズの下部組織出身。2014年にトップチーム登録となり、今年5月から期限付き移籍先の水戸でプレーしていた。今季は出場機会を得られなかった。
小泉は下部組織時代からプレーしてきた鹿島に対し、同クラブの公式HPで感謝の言葉をつづっている。
「このたび、水戸ホーリーホックに完全移籍することになりました。アントラーズにはジュニアユースの頃からこれまで10年間、人生の約半分もの期間を過ごし、お世話になりました。最高の環境、最高のチームでプレー出来たことの喜びと共に、サッカーだけでなく、人としても成長させてくれた素晴らしいクラブです。このクラブで試合に出て活躍する事こそが一番の恩返しだと思いますが、やはり日本一のチームで活躍し続けるためには、自分も日本一の選手にならなくてはなりません」
「今まで支えてくれた全ての方々への感謝を忘れず、水戸でJ1昇格を果たし、同じ舞台で戦えるよう、また鹿島に戻ってきてほしいと言われる選手になれるよう、水戸の地で全力で戦ってきます!鹿島と水戸は近いので是非水戸の試合も見に来てください。今まで本当にありがとうございました」
一方、水戸の公式HPでは来季の活躍を誓った。
「この度、完全移籍で水戸ホーリーホックに加入することになりました!半年前に期限付き移籍で加入して以来、選手、サポーター、スポンサーの皆様、地域の皆様に凄く温かく迎え入れてもらって、水戸のことが大好きになりました!このチームでプレー出来ることの喜びを噛み締めると共に、J1昇格という目標を達成出来るように、全力で取り組んで参りたいと思います!2018シーズン、共に戦いましょう!」
水戸は14勝12分け16敗の14位で今季のJ2を終えている。