
日刊鹿島アントラーズニュース
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2015年12月22日火曜日
◆J1鹿島 石井監督ホーム5市行脚 地域と絆、取り戻せ(茨城新聞)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14506101745396
「発足時の熱気を」
深紅の旗とサッカーの話題であふれた、かつてのにぎわいを取り戻したい-。サッカーJ1、鹿島の石井正忠監督(48)は、強い思いを胸にホームタウンである鹿行5市の小学校や市役所を巡り歩いている。鹿島の監督自ら出向くのは近年なかった取り組みだ。「強いだけでなく地域に愛されるチームにしなければ」。Jリーグも過渡期を迎え、クラブが地域でどうあるべきか、石井監督は真摯(しんし)に答えを探している。(鹿嶋支社・三次豪)
■独自の取り組み
1993年のJリーグ発足時、ジーコらスター選手を陰で支え、選手として常勝チームを築いた石井監督。当時の地元の盛り上がりを肌で覚えている。
そんな石井監督が7月にコーチから急きょ監督に就任後、ナビスコ杯優勝、リーグ戦第2ステージ2位とチームは躍進。その傍らで鹿嶋、行方、潮来、鉾田、神栖のホームタウン5市の全59小学校や幼稚園にサッカー教本を寄贈しながらチームの応援を求め歩いた。クラブとしても以前から、選手によるサッカー教室での訪問など続けている。ただ、訪問は石井監督独自の取り組み。一人でもサポーターを増やしたい一心の“草の根運動”だ。
また、今月にはナビスコ杯の優勝カップを手にホームタウン5市の市役所を訪問。「来季はリーグ優勝してホームタウンをもっと盛り上げる」と各市長に誓い、地域の話題にも花を咲かせながら、来季のさらなる支援協力に向け頭を下げた。
■自分たちのチーム
今シーズン最後の練習日にも石井監督の思いは表れた。集まった大勢のサポーターを見て「チームがあるのはファンのおかげ」と、練習直前に自らの提案で予定変更し、全ての時間をファンサービスに充てた。約2千人のサポーター全員に嫌な顔一つせず、全選手と石井監督が約2時間半かけサインに応じた。子どもたちとのミニゲームも行った。
石井監督は「自分たちはサッカー以外の活動もしなければいけない。選手、チームが自ら地域に関わって距離を縮め、まず地域の1人としてあること。それが自分たちのチームと思っていただくことにつながる。あのころの熱気を再び取り戻したい」と思いを語る。
■地元に期待感
ホーム戦の日にカシマスタジアムにも出店する鹿嶋市宮中のレストラン「やまびこ」の伯耆すゑよさん(67)は「以前のまちはアントラーズ一色で、勝てばみんなで喜んだ。でも今は優勝した日すら閑散としている」と肩を落とす。
だが、諦めてはいない。「人柄も良く、選手時代からずっと見てきた身近なわれらが石井さんが監督になり、再びにぎわいを取り戻せる期待感がある。選手も身近になればそれがチケット1枚、にぎわいにつながる。チームも地域ももう一度考えなければ。まち全体で盛り上げたい」
地域密着のスポーツ振興を掲げて始まったJリーグ。来季を見据えクラブも地域もJリーグの理念を見つめ直す時が来ている。
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