Jリーグが25年シーズンから制限する1シーズンあたりの各クラブのレンタル移籍数を当初の「8」から「10」に急きょ変更したことが18日、分かった。複数のJクラブによれば、8人の決定に対し東京Vなどの複数クラブが反発。17日夜に各クラブに変更が伝えられたという。
全文はこちらから
◇Jリーグ 25年から1季のレンタル移籍数最大「8」に制限 21歳未満とホームグロウン選手は免除(スポニチ)
◇Jリーグ 複数クラブから反発でレンタル移籍「8」から「10」に変更(スポニチ)
Jリーグが、25年シーズンから1シーズンあたりの各クラブのレンタル移籍数に制限を設ける方針を固めたことが17日までに分かった。これまで無制限だったが、国際サッカー連盟(FIFA)が22年7月から導入した規則を採用。各クラブがシーズン中に他クラブにレンタルで出せる選手、自チームに迎え入れる選手の人数が、ともに最大で「8」になるという。
FIFAは若手育成と競技バランスの促進、選手の過剰獲得防止などの提言により新規則を制定。過去に豊富な資金で若手を大量に青田買いし、他クラブへレンタル移籍させていたマンチェスターCなどはそれ以降、方針の抜本的な変更を強いられた。24年7月からは最大6人に縮小されたが、Jリーグはまず8人からスタートさせる見通し。15日の強化担当者会議で既に各クラブに通達されており、理事会で承認されれば正式採用となる。
Jリーグは26年8月から移行する秋春制ほか、世界最先端の新データ解析システムの導入、欧州支部の設立などリーグのさらなる発展に向け、世界基準で改革を推し進めている。レンタル移籍数制限もまさにその一環。なお、21歳未満とホームグロウン選手は制限が免除される。
Jリーグが25年シーズンから制限する1シーズンあたりの各クラブのレンタル移籍数を当初の「8」から「10」に急きょ変更したことが18日、分かった。複数のJクラブによれば、8人の決定に対し東京Vなどの複数クラブが反発。17日夜に各クラブに変更が伝えられたという。
最終的に各クラブがシーズン中に他クラブにレンタルで出せる選手、自チームに迎え入れる選手の人数は10で落ち着いたようだ。21歳未満とホームグロウン選手は制限が免除される。