「まず選手同士のコミュニケーションが増えた。試合を想定した強度で戦えていることは一番の変化」
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◆鹿島 立て直しを託された中後新監督「試合を見ていただければ分かる」初陣の19日福岡戦へ抱負(スポニチ)
鹿島が19日のホーム福岡戦で再出発を切る。ポポヴィッチ前監督の解任に伴い、コーチから昇格した中後雅喜監督(42)が初陣に臨む。18日にオンライン取材に応じた新指揮官は「自分たちがやるべきことを徹底させてやってきた。それがどういう形になるのかは、試合を見ていただければ分かると思います」と抱負を語った。
9日の練習から新体制が始動した。準備期間は約10日間。これまでの攻撃的なスタイルは引き継ぎながら「攻撃と守備のバランスを整えられるようにトレーニングしてきた」と立て直しに着手した。「クラブの大事にしていることは再確認して、一人一人がしっかりできるように徹底した」。ピッチ上の選手たちの変化も見て取れたといい、「まず選手同士のコミュニケーションが増えた。試合を想定した強度で戦えていることは一番の変化」とうなずいた。
今季は残り6試合。首位・広島と勝ち点12差の4位で、優勝の可能性はわずかに残されている。「当然ながら我々は可能性がある限りはそこ(優勝)を目指す。それに向かうためには1試合1試合勝っていかないと成立しない。そこは徹底して全員が共有しているところです」。常勝軍団のあるべき姿を取り戻すべく、再建の一歩を踏み出す。