日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年6月12日日曜日

◆【鹿島】2年半ぶりカシマスタジアムに声援戻ってきた「チームコールに鳥肌」「声出し最高」(ニッカン)






<YBCルヴァン杯:鹿島-福岡>◇プレーオフステージ第2戦◇11日◇カシマスタジアム

Jリーグのスタジアムに声援が戻ってきた。ルヴァン杯・鹿島アントラーズ対アビスパ福岡が11日、カシマスタジアムで行われ、声出し応援が一部で解禁された。カシマスタジアムでの声援は、19年12月の最終節以来、2年半ぶり。

声出し応援の段階的導入の第1歩として、運営検証を兼ねての形。独立した声出し応援対象観客席が設けられ、ホーム席が1116席、ビジター席が642席。スタジアムの総観客数はスタジアム全体の収容率50%以下に制限された。

声出し応援席では不織布マスクの着用が義務付けられ、食事とアルコール類の持ち込みは禁止。声出しはピッチ方向のみに制限されている。客席は前後1列、左右1席空ける格子柄となった。声出し応援席は5月27日に発売され、即完売になったという。

午後3時キックオフの前の午後0時半。声出しエリアではコールリーダーの合図の下、チームコール、新加入のMF樋口やDF関川、常本のチャントがお披露目された。午後2時半、選手がウオーミングアップでピッチに姿を見せると「鹿島アントラーズ」のそろったチームコールが響き渡った。1116席と制限があるにもかかわらず、声援の圧がスタジアムに押し寄せた。

神奈川・茅ケ崎市から駆けつけた41歳の男性は「やっと(声援が)帰ってきました。チームコールに、鳥肌が立って泣きそうになった。人数に制限がある中での声援ですが、チームを勝たせるように声を送っていきたい。これで終わりにならないように願いたい」と話した。

丸山康太朗さん(22)は「これがサッカーのスタジアム。この感情を我慢していた。拍手だけではサポーターができることが少なかった。雰囲気をつくることが勝つことにつながると思うのでやっとできる。スタジアムに来る前からテンションが上がっていた」と目を輝かせた。つくば市出身の木村はるきさん(22)は「声出し最高。鹿島はどこよりも声出しがすごいと思う。思いを届けられれば」とチームの後押しを誓った。

運営実証では、声出し席のマスク着用率や観客の距離、二酸化炭素濃度の計測などを調査する。





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