日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2018年4月1日日曜日

◆鹿島昌子の対応力 前半劣勢を後半修正守りきる(ニッカン)





<明治安田生命J1:鹿島0-0札幌>◇第5節◇3月31日◇カシマ

 北海道コンサドーレ札幌に前半だけで浴びたシュートは9本。最後は12本同士になったが、日本代表の鹿島アントラーズDF昌子は「ほとんど攻められていた」。その劣勢の中で無失点に抑えた。「後ろが耐えてくれたことが大きい。負けと引き分けは違う。それが唯一の収穫」と、MF土居が感謝した言葉が全てだった。

 そこには昌子の対応力があった。相手の変則フォーメーションに苦しんだハーフタイム。控室に入る前に永木、レオ・シルバのボランチ2人を呼び止めた。自らホワイトボードを使って「位置」の修正を求めた。後半はそれが生かされた。

 日本代表の帰国から中1日。MF三竿健が発熱で外れる中、昌子と植田は重い体にむちを打ち、フル出場した。ただ、ホームで過去6戦全勝だった札幌に勝てず、試合後は大ブーイング。植田は「攻撃陣だけの問題ではない。自分たちも少しでもラインを上げられればボランチも前に行ける。もう少し気を使わないといけない」と自らを責めた。


鹿島昌子の対応力 前半劣勢を後半修正守りきる




Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事