日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年8月30日日曜日

◆オルンガが2発も、途中出場の土居聖真が土壇場2ゴールで逆転!! 鹿島が3-2で柏を撃破(サッカーダイジェスト)






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前半だけでイエローカードは計4枚と荒れ模様の試合に


 J1リーグの柏レイソル対鹿島アントラーズが8月29日、三協フロンテア柏スタジアムで行なわれ、アウェーの鹿島が3―2で勝利した。

 立ち上がりは鹿島が激しいプレッシングと素早い攻撃を仕掛け、攻守で気迫のこもったプレーを見せた。何度か柏にパスでかいくぐられるシーンはあったものの、それでもプレスの強度は緩めない。

 球際を戦っていたとはいえ、両軍ともにラフプレーが徐々に多くなってファールでゲームがよく止まり、しばらく落ち着きのない展開が続いた。加えて、柏は11分に高橋祐治が、39分にマテウス・サヴィオが相手と接触してピッチに倒れ込み、プレーを続行できずに交代した。

 両チーム合わせて、前半だけでイエローカードは計4枚で、前半アディショナルタイムには2度目の警告で高橋峻希が退場。目立ったチャンスよりも、“荒れた”印象が強く残ったままハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると、柏はイエローカードをもらっているヒシャルジソンを下げ、三原雅俊を投入。そして数的不利に陥った影響もあり、自陣に引き込まざる得なくなった。こうして大荒れのゲームはようやく、ポゼッションで敵陣に押し込む鹿島に対し、柏がカウンターで応戦する構図で落ち着いた。

 すると57分、柏が均衡を破った。ペナルティエリア右の手前でルーズボールを拾った三原がオルンガへボールを預ける。パスを受けたオルンガはすかさず左足を振り抜き、左サイドネットに正確なシュートを決めた。

 リードを許した鹿島は攻勢を強め、ゴール前まで攻め込むも、水際で身体を張ってシュートブロックする柏の守備を崩せなかった。だが72分、パスで崩せなくても、クリアボールを拾った三竿健斗が見事なミドルシュートを決め、同点に追いついた。

 しかし数的不利の柏が突き放す。84分、右サイドで江坂任のシュートはブロックされたが、こぼれ球を拾ったオルンガがすぐに左足を振り抜く。低弾道のショットは1点目と同じコースに突き刺さり、勝ち越しに成功した。

 終盤に入るとオープンな展開となり、鹿島が土壇場で意地を見せる。89分に左サイドからのクロスを途中出場の土居聖真が巧みに合わせて同点に追いつき、後半アディショナルタイムには再び土居が今度は右サイドからのクロスを頭で決めた。

 終了間際にゲームが大きく動き、鹿島が3-2で勝利。アウェーチームが貴重な勝点3をもぎ取った。

取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)


◆オルンガが2発も、途中出場の土居聖真が土壇場2ゴールで逆転!! 鹿島が3-2で柏を撃破(サッカーダイジェスト)





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