◆カタールW杯アジア最終予選 サウジアラビア1―0日本(7日・ジッダ)
日本代表はサウジアラビアに敵地で0―1で敗れ、今予選1勝2敗となった。
0―0で前半を折り返すと、後半26分にMF柴崎岳がバックパスをスペースに蹴り込んでしまい、相手FWの独走を許して先制点を与えた。
失点直後にMF原口元気とMF古橋亨梧を投入し反撃を試みるも、連動した攻撃はみられず無得点で試合終了。W杯出場に黄色信号の灯る厳しい結果となった。
採点と寸評は以下の通り。
森保一監督 【3・5】後手後手の采配が最悪の結果を招く
GK権田修一【6・0】つま先セーブでピンチ救うも…。股の間を抜かれた失点シーンは相手が一枚上手だった
DF酒井宏樹【5・5】浅野をうまく使えず駆け上がりも少なめ。相手左サイドは終始手詰まりだったが、だからこそもっと前に出たかった
DF吉田麻也【6・0】崩された場面はほとんどなし。安定性を欠くプレーも一部みられたが、90分を通して見れば悪くないパフォーマンス
DF冨安健洋【6・5】空中戦や相手を裏返すロングフィードなど、攻守ともに高クオリティー。弱小エンゼルスにおける大谷翔平を彷彿
DF長友佑都【5・0】惜しいクロスもあるにはあったが、迫力と勢いとスピードとアイデアと判断力に欠けた
MF遠藤 航【5・5】中盤で睨みをきかせたが、持ち上がる場面では精度を欠く。もっと周りをうまく巧みに使いたい
MF柴崎 岳【3・5】DFの背後を突く絶妙スルーパスでアシストマーク
MF浅野拓磨【5・0】足は速かったが、それだけだった。伊東、久保、堂安を欠く中で巡ってきたチャンス生かせず
MF鎌田大地【4・5】実力発揮は大迫へのスルーパス1本ぐらい。創造力あるプレーができず
MF南野拓実【4・5】これといって守備に追われたわけでもないにも関わらず存在感希薄。途中交代もやむなし
FW大迫勇也【4・0】チャンスを仕留められず徐々にパワー減。終盤はガス欠
MF古橋亨梧【5・5】後半14分IN。ゴール前への鋭い侵入はあったが結果に結びつかず
MF原口元気【5・5】後半14分IN。精度・判断は悪くなかった。大きなインパクトは残せず
MF守田英正【5・0】後半28分IN。積極的とは言えないプレーでミスをするため、流れを変えられるわけもなく
FWオナイウ阿道【5・0】後半28分IN。ダイナミックすぎるトラップでため息誘う
DF中山雄太【―】後半ロスタイムIN。彼自身に非はないが、投入直後にベンチと逆サイドでスローインを投げる。あの無駄なロスタイム消費は一体何だったのか
※平均は5・5~6・0点
◆【採点&寸評】森保ジャパン、W杯出場に黄色信号 サウジに敗れ痛恨2敗目、“落第点”続出(報知)