今季鹿島に復帰した鈴木優磨、7ゴール8アシストでチームの攻撃を牽引
J1鹿島アントラーズはリーグ戦22試合を終えて勝ち点を「40」とし、首位の横浜F・マリノスに続き2位につけている。7月1日にリーグトップの10ゴールを記録していた日本代表FW上田綺世のセルクル・ブルージュ(ベルギー)移籍が発表されたなか、鹿島のリーグ制覇に向けて大きな期待を寄せられているのがFW鈴木優磨だ。
今季、ベルギー1部のシント=トロイデンから鹿島に復帰した鈴木は、主に上田と2トップを組み、序盤戦から相手ゴールに数多く迫った。コンビを組んだ上田は、リーグ戦18試合に出場し10ゴール2アシストを記録した。
Jリーグ公式「STATS DATA」によると、鈴木はリーグ戦20試合に出場し、出場時間は1688分となっている。7ゴールはリーグ4位、8アシストはリーグトップの記録で、ゴール・アシスト数ともに目に見える結果を出している。
直接ゴールに関与する数字以外でも、チャンスクリエイト数「47」(リーグ4位)とスルーパス数「46」(リーグ11位)は、ともにチームトップの数値だ。
ゴールに関わるだけでなく、チャンス演出にも多く関わっていることがデータから読み取れるなか、空中戦勝利数ではリーグ3位(チーム1位)の「71」、ルーズボールを回収した回数はFWの選手ながらチーム4位となる「61」となり、攻撃面以外での貢献も顕著に表れている。
Jリーグ公式ツイッターでも鈴木のサイドチェンジのシーンがピックアップされるなど、攻撃面以外でも評価を高めている鈴木。欧州から帰還したエースは、得点だけでなくチームへの献身もデータに表れ始めている。
【データで見る】リーグ上位の数値が続々 鹿島FW鈴木優磨が記録したスタッツ一覧
項目 | 記録 | リーグ全体 | クラブ単位 |
---|---|---|---|
ゴール数 | 7 | 4位タイ | 2位 |
アシスト数 | 8 | 1位 | 1位 |
シュート数 | 36 | 4位 | 2位 |
枠内シュート数 | 13 | 10位 | 3位 |
クロス数 | 60 | 12位 | 1位 |
パス数 | 648 | 89位 | 7位 |
スルーパス数 | 46 | 11位 | 1位 |
チャンスクリエイト数 | 47 | 3位 | 1位 |
空中戦勝利数 | 71 | 3位 | 1位 |
ルーズボール回収数 | 61 | 19位 | 4位 |