http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20130611-OHT1T00162.htm
日本代表への復帰を目指すＦＷ大津祐樹（２３）＝ＶＶＶ＝が、来季の所属先にＪリーグも視野に入れていることが１１日、分かった。ブラジルＷ杯へ向けて出場機会を増やすことが目的で、すでに複数のＪクラブに接触しているという。
大津は２月のラトビア戦でフル代表に初招集され、後半３６分から出場。ザッケローニ監督も評価するコメントを残したが、Ｗ杯出場を決めた４日のオーストラリア戦では代表メンバーから外れた。１２～１３年シーズンから在籍したＶＶＶでは先発８試合（１得点）にとどまっていた。代表復帰には欧州でプレーを続けるだけでなく、Ｊリーグに戻って出場機会を増やし、アピールを続ける方法もある。
すでにザッケローニ監督はコンフェデ杯後のメンバー再検討を示唆。昨夏のロンドン五輪で３得点し、４４年ぶりの４強入りに貢献した若手ストライカーが、活躍の場を求めていく。
◆大津 祐樹（おおつ・ゆうき）１９９０年３月２４日、茨城県生まれ。２３歳。鹿島ジュニアユース―成立学園高（東京）を経て０８年に柏入団。Ｊリーグ戦通算６６試合７得点。１１年７月にボルシアＭＧ（ドイツ）へ、１２年８月にはＶＶＶ（オランダ）へ、ともに完全移籍。国際Ａマッチ２試合に出場。利き足は右。１８０センチ、７３キロ。