日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年7月18日木曜日

◆J1 第17節 ジュビロ磐田戦 マッチレビュー(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/fanzone/reports/match_review/36845

ダヴィの先制ゴールも、追いつかれ1-1のドロー。

リーグ前半戦最後の試合となったホーム磐田戦だったが、またもや決定力不足で1-1のドローに終わった。前半には11本、そして後半にも9本と合計20本ものシュートを放つも決まったのは、65分のダヴィの先制弾のみ。勝点を伸ばすことができず、前半戦を6位という順位で折り返した。

序盤、ボールを丁寧に回し攻め手をうかがう磐田に対し、鹿島は前線の大迫、ダヴィへボールを集め、点を取りに行く。特に左サイドのジュニーニョが何度も質の高いクロスをゴール前へ上げ、ゴールへの期待は高まった。32分には小笠原のFKから競ったダヴィがこぼれ球をもう一度右足で狙うも、これはクロスバーの上を越えた。またその2分後にはジュニーニョの絶妙なスルーパスから大迫、遠藤が立て続けにシュートを放つも川口を中心とした磐田守備陣に阻まれ、絶好機を逃した。

後半に入ってもなかなか決めきれない鹿島だったが、65分、カウンターから大迫が見事なスルーパスでダヴィのゴールを演出し、待望の先制点を得る。その直後には柴崎に代わり本田を入れ、守りを固めた鹿島は、磐田の攻撃をいなすかのように巧みなボール回しからのカウンターで追加点を狙った。

しかしここで追加点を取れずに勝ちきれないのが、今の鹿島。78分、代わったばかりの金園にヘディング弾を叩き込まれ、1-1とスコアをタイにされる。そして90分を戦い終え、スコアは変わらず、鹿島はリーグ前半戦最後のゲームで勝点2を落とす結果に終わった。

「普通に考えれば決定力に問題がないが、今の我々に足りないのは、その決定力」と試合後の会見でトニーニョ セレーゾ監督が言ったように、大迫、ダヴィと他チームがうらやむツートップを擁しながら、得点数が少ないのは事実。2度目の中断期間明けとなるアウェイ名古屋戦でこそ、スカッとしたゴールシューを期待したいものだ。




【この試合のトピックス】

・遠藤康がこの試合でJ1通算99試合出場。100試合にリーチ。

・磐田の関塚監督は、トニーニョ セレーゾ監督の下、4年間アシスタントコーチを務めた。

・柴崎が今季初の途中交代。

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