http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20140116-OHT1T00148.htm
富山第一OBのJ2山形FW中島裕希(29)が16日、全国高校サッカー選手権で初優勝した後輩たちの勢いに乗って、J1昇格を成し遂げると誓った。13日の決勝戦は国立競技場で生観戦。「本当に感動しました。あの展開でまさか優勝するとは思ってなかった。後輩の頑張って走る姿を見て、自分も頑張らなきゃと思いました」と中島は年明けから大いに刺激を受けたという。
15日のチーム始動日にはメディカルチェックのため参加できず、この日が14年の初練習。「すごく熱心な方で、常にチームのため、J1昇格のため、と考えているのが伝わってくる」と石崎新監督の印象を語った。練習の厳しさには定評があると聞くと「歯を食いしばってメニューをこなして、いいコンディションを作りたいですね」。一瞬だけ苦笑い。
今季はMFディエゴ、FW川西とアタッカー陣にライバルが新加入したが「どこのチームでもポジション争いはある。自分の良さをアピールしていきたい」と昨季は自己最多となるチームトップタイの12ゴールを決めた自負をのぞかせた。
この日の練習後、チームは山形市内の諏訪神社で恒例の必勝祈願を行った。石崎監督は「チームの気持ちを一つにして、J1昇格という目標を達成したい」と力を込めた。中島は「チームとしてはもちろん、個人としても去年以上の数字を残したい」とゴール量産を宣言した。