
日刊鹿島アントラーズニュース
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2014年2月26日水曜日
◆【全40クラブ戦力分析レポ:鹿島】低い下馬評を覆そうと激しいポジションから生まれる新たな鹿島(J's GOAL)
【今季のみどころ】----------
見どころは低い下馬評をどのように覆すか。その一点に尽きるだろう。このオフ、攻撃の核を担っていた大迫勇也が海外移籍。それを埋め合わせるべく国内外の実績あるFWを補強しようと試みたが交渉はまとまらず、エースストライカーの抜けた穴はぽっかりと空いたままだ。
近年のJリーグはまれに見る混戦状態が続いており、一昨季はG大阪、そして昨季は磐田というリーグタイトルを獲得したことがあるクラブが降格の憂き目に遭った。一歩間違えれば転がり落ちていく危険性があることは、国内最多のタイトル数を誇る鹿島も例外ではない。戦力的な充実度から言うと、鹿島の下馬評が高くないのも当然だろう。
しかし、在籍している選手たちは目の色を変えて練習に取り組んでいる。トニーニョ セレーゾ監督は若手を起用するのが好きな監督だ。実際、昨シーズンも徹底した指導を施して、次々と若い選手をピッチへ送り込んできた。出番がなかった選手たちも次は自分の番とモチベーションは高い。さらに、そういった若手以上に元気な姿を見せているのがベテラン選手たちだ。宮崎キャンプでは小笠原満男を始めとする79年組や野沢拓也、青木剛といった選手たちが疲労の溜まるキャンプメニューを全てこなしチームを牽引している。
昨シーズン19得点を決めた大迫の存在は大きく、それをどうやって埋めるのかを開幕前にイメージするのは難しい。特に、失点の減少に一役買うことが期待されている新外国籍選手でボランチのルイス アルベルトと、次期エースとしての活躍が望まれる赤崎秀平は、二人とも昨シーズンに怪我を負っており実戦からかなり遠のいていた。2月9日現在のフィジカルコンディションと、開幕時のものが同じとは考えにくい。ピークにまで持ってくるのは難しいだろうが、良い状態まであげてくるはずだ。
6年連続獲得してきた国内タイトルは途切れ、チームは過渡期を迎えようとしている。セレーゾ監督が着手してきたチーム再建も道半ば。しかし、昨シーズンで種まきは終わった。あとは花を咲かせるのみである。
【注目の新戦力】----------
●FW 18 赤崎秀平
クラブ幹部が「柳沢敦(現仙台)に似ている」と絶賛する、動き出しの速さが特長のストライカーだ。筑波大学時代には2度も関東大学サッカーリーグ得点王に輝いた実力者。天皇杯では3年続けてJ1勢と対戦し、2年前には鹿島から、そして1年前には柏からゴールを奪っている。いずれも簡単なシュートではなく、J1で通用する能力の持ち主であることはすでに証明済みだ。裏に抜け出す動きの美しさとシュートの巧さで、大迫勇也に代わるエースとして期待されるが、その期待に応えうる選手である。
●MF 8 ルイス アルベルト
独特のモヒカン頭がトレードマークだ。主なポジションはボランチ。ハードな守備と180cmを越える高さで守備を引き締める。またサイドへの正確なフィードも持ち味としている。見た目はなかなか強面だが、かなりのナイスガイ。チームメイトの名前を積極的に覚えるだけでなく、「イッセキニチョウ」などの日本語も駆使。早くチームに溶け込もうとする姿勢は好感度が高い。ただ、昨年9月を最後に実戦から遠ざかっておりコンディションはまだまだ。動けるようになったときはかなり楽しみだ。
★開幕時の予想布陣はこちらでチェック!
以上
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