日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年3月21日金曜日

◆【J1第4節展望&予想スタメン】鹿島vsC大阪 リーグ6連敗中の鹿島にフォルラン一閃なるか(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140320/176282.html


リーグ戦初ゴールに期待がかかるフォルラン [写真]=Getty Images


■鹿島アントラーズ ナビスコ杯の敗戦を払拭し、リーグ戦4連勝を目指す

 鳥栖との首位決戦を制した鹿島は3-0で開幕3連勝を果たし、無失点も継続させた。鳥栖戦でゴールを決めたのは、青木剛、土居聖真、豊川雄太。これまで攻撃の中心を担ってきた遠藤康やダヴィではない選手たちだ。特に土居と豊川はこれからの鹿島を背負っていく選手なだけに、彼らがシーズンの早い段階でゴールを決めたことは今後に繋がっていくはずだ。

 今節の対戦相手はC大阪。柿谷曜一朗、フォルランを擁する攻撃陣の破壊力は抜群。多彩な攻めを見せる相手に対し、無失点の鹿島守備陣がどれだけ堅固さを見せられるかがポイントになるだろう。

 水曜に行われたナビスコ杯FC東京戦では、8分に今季初めて先制点を許すと、10分にも立て続けに失点。さらに後半も攻撃のエンジンがかかってきた71分に失点するなど、追う展開での脆さを見せた。3連勝できたのも先手を奪い試合を優位に進めてきたからこそ。「次は追う展開でどういう鹿島が見せられるか」と鳥栖戦後に土居が懸念していたとおりの課題を残した。また、試合の入り方がよくなかった鳥栖戦と同じ問題点を、FC東京戦でも続けてしまった。ナビスコ杯の敗戦を引きずらず、うまく切り替えてリーグ戦に臨めるかどうか、若い選手たちのメンタリティが問われている。

 最後に、新加入のジャイールの登録が完了し、この試合からピッチに立てる予定だが、トニーニョ・セレーゾ監督の戦術は未消化のため途中出場が見込まれる。(田中滋)

■鹿島予想スタメン

4-2-3-1

GK
21 曽ヶ端準

DF
24 伊東幸敏
5 青木剛
15 昌子源
16 山本脩斗

MF
25 遠藤康
40 小笠原満男
20 柴崎岳
19 豊川雄太
28 土居聖真

FW
11 ダヴィ

■セレッソ大阪 エンジンのかかり出した自慢の攻撃陣に期待

 J1リーグ戦、ACLともに、ホームでの初勝利を果たし、現在公式戦2連勝中。しかも、いずれも4得点の大勝。ACLブリーラム・ユナイテッド戦では、ディエゴ・フォルランに待望の来日初ゴールも生まれ、持ち前の攻撃力にもエンジンがかかってきた。その中で、チームの原動力となっているのは、南野拓実。ブリーラム戦で今季初得点を含む2ゴールを決めた若きストライカーは、推進力に長け、力強いドリブルや柿谷曜一朗らとのコンビプレーなどで好機を作り続けている。現在リーグ戦6連敗中と、苦手にしている鹿島との対決だが、強気な19歳の活躍などで、この鬼門も打破したいところ。

 また、清水戦ではゴイコ・カチャル、ブリーラム戦では染谷悠太と、新加入DFが活躍。守備陣をはじめ、選手層に厚みが出てきているのも好材料だ。鹿島戦までは20日間連続オフなし、5試合をこなす過密日程だが、選手をうまく入れ替えながら連携を高めていくランコ・ポポヴィッチ監督の傭兵術が、この一戦ではどのような形で実るのかも、見どころの一つになりそうだ。

 あとは、ゴールこそ生まれたとはいえ、フォルランを使った攻撃という点で課題が残っているのも事実。いかにこのワールドクラスのストライカーにボールを供給できるかも、鹿島戦のテーマとなるだろう。(totoONE編集部)

■C大阪予想スタメン

4-4-2

GK
21 キム・ジンヒョン

DF
17 酒本憲幸
30 ゴイコ・カチャル
23 山下達也
14 丸橋祐介

MF
6 山口蛍
5 長谷川アーリアジャスール
20 杉本健勇
13 南野拓実

FW

8 柿谷曜一朗
10 ディエゴ・フォルラン

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