日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年8月14日木曜日

◆U-21日本代表候補 トレーニングキャンプ@福岡 戦術面での共通理解を深める(日本サッカー協会)


http://www.jfa.jp/news/00001692/



2日目を迎えたU-21日本代表候補の福岡でのトレーニングキャンプは午前、午後にトレーニングを行いました。台風によるJリーグの延期開催のため合流が遅れていた野津田岳人選手も今日のトレーニングから参加、今回選出された全24選手が揃って活動を行うことになりました。

午前のトレーニングはまず毎回行っているコンディショニングテストを実施。心拍を測る計器を各選手が装着し、設定された距離を定められた時間内に走行してその際の心拍数を記録。この数値を継続して記録することは選手たちのコンディショニングを把握する上で、大きな役割を担っています。
テストが終わると、早速手倉森監督の指導の下、チームコンセプトを表現するための戦術トレーニングへと移行。強烈な日差しが照りつける中でのトレーニングとなりましたが、溌剌としたプレーが相乗効果となり、各選手が集中して各メニューに取り組んでいました。



午後のトレーニングも日は傾いたものの、まだまだ暑さの残る中でのスタート。午前のトレーニングよりもサイズが大きくなったエリアで、グループの単位も大きくし、より試合に近い形で各戦術の落とし込みが行われました。3日間という限られた日程で手倉森監督の掲げるサッカーを理解しようと努める選手たち。ミーティングとトレーニングを重ねていく中で互いの特長も理解し、戦術面での共通理解も深まっていきました。



夜にはFIFAワールドカップ2014 ブラジルでも笛を吹いた西村雄一国際主審が選手たちに講義を行いました。今のジャッジのトレンド、国際大会に臨むにあたっての心構え、そして最後には激励のエールを選手たちに送っていました。

最終日となる3日目はアビスパ福岡とのトレーニングマッチを行います。実践を通して、戦術の理解をさらに深めていきます。
コメント

豊川雄太(鹿島アントラーズ)
6月のトレーニングキャンプに続いて2度目の参加となり、手倉森監督のチームコンセプトも理解し、表現できるようになってきました。このチームは同じ年代の選手たちとプレーをするので、たくさんの刺激をもらいますし、自分が今どのくらいの位置にいるのかを把握することができ、とても良い経験をさせてもらえていると感じています。
リオデジャネイロオリンピックでメダルを取ることがこの世代の目標であり、その目標へ向かってみんなが高い意識を持ってプレーしていますが、現状で満足することなく、向上心をもってやっていかないといけないと感じています。
クラブと代表チームではやることも異なってくるので、その中でどのような戦術、スタイルにも対応し、監督から求められたものに応えられる選手になりたいです。


荒野拓馬(コンサドーレ札幌)
今回のトレーニングキャンプに参加し、トレーニング、ミーティングをする中で改めて国を背負って戦うことの責任、自覚を確認することができました。
間もなくアジア大会を迎えますが、選ばれたらチームのために全力で戦い、一丸となってアジア大会で優勝するという強い気持ちを持って臨みたいと思います。

スケジュール
8月11日(月) トレーニング
8月12日(火) トレーニング
8月13日(水) 練習試合 対 アビスパ福岡 (レベルファイブスタジアム)

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