日刊鹿島アントラーズニュース
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2015年7月30日木曜日
◆柴崎岳、J1初の1試合2発に「多少興奮している」(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?168298-168298-fl
[7.29 J1第2ステージ第5節 鳥栖0-3鹿島 ベアスタ]
鹿島アントラーズはアウェーでサガン鳥栖と対戦し、後半42分からの3ゴールで3-0と快勝した。これで石井正忠監督就任後、2連勝。一方の鳥栖は3試合ぶりの黒星で5試合勝ちなし(3分2敗)となった。
鹿島は前半1分、復帰2戦目のMF柴崎岳がいきなり右足でミドルシュートを狙うが、ゴール左へ。同13分には今季初先発となったFWダヴィが柴崎のスルーパスに反応。ゴール前に抜け出し、左足でシュートを打ったが、GK赤星拓の好セーブに阻まれた。
前半終了間際には立て続けにセットプレーからチャンスをつくる。前半40分、柴崎の左CKにDF山本脩斗が頭で合わせるが、ゴールライン上でDFがクリア。同41分にもMF小笠原満男の右CKから再び山本がヘディングシュートを放つが、またもDF菊地直哉がゴールライン上でクリアした。
決定機をつくりながら1点が遠い鹿島。後半も試合の主導権を握り、立ち上がりから攻め込むが、後半2分、ダヴィのバイシクルシュートはGKの正面を突いた。劣勢の展開ながら粘り強く耐えていた鳥栖だが、後半40分、GKの赤星が負傷交代となるアクシデント。急きょGK藤嶋栄介がゴールマウスを守るが、その直後だった。
鹿島は後半42分、MFカイオがマイナスに戻したボールを柴崎が右足ミドルでゴールに叩き込み、待望の先制点。同44分にはCKのセカンドボールを拾った柴崎の絶妙なスルーパスに抜け出したMF遠藤康がゴール前に折り返し、FW赤崎秀平が右足で押し込んだ。
終了間際の連続ゴールで勝利をたぐり寄せた鹿島。さらに後半アディショナルタイム、カイオからパスを受けた柴崎が自身2得点目となるダメ押しゴールを決め、終わってみれば3-0の完勝をおさめた。
2得点の柴崎は試合後のインタビューで「記憶が正しければ初めてのことなので、多少興奮しているけど、チームのみんなの力があったからだと思う」とコメント。12年11月3日のナビスコ杯決勝では2ゴールを決め、チームを優勝に導いている柴崎だが、リーグ戦での1試合2得点は初めてだった。
監督交代後の2連勝について「前にも増して一体感があると思うし、みんなが鹿島のためにというスピリットでやれていると思う」と手応えを深める柴崎は自身もケガから復帰後2戦連発と調子を上げている。明日30日には日本代表の一員として東アジア杯に出場するため中国へ出発する。「この2試合、ケガから明けて、いい調整ができたと思うので、日本代表でも自分の力を国のために使いたいと思う」と意気込んでいた。
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