日刊鹿島アントラーズニュース
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2015年9月7日月曜日
◆鹿島が金崎2発&遠藤ミドル弾でFC東京に完勝…3年ぶりにナビスコ杯4強(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/ync/20150906/347464.html
得点を喜ぶ金崎(右)と遠藤(左) [写真]=兼子愼一郎
2015Jリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦が6日に行われ、鹿島アントラーズとFC東京が対戦した。
味の素スタジアムで行われた第1戦は2-2のドローに終わり、FC東京は土壇場で追いついて突破に可能性を残した。一方の鹿島はホームの第2戦で勝利を収めれば突破が確定。また、0-0、1-1の引き分けでもアウェーゴール差で勝ち上がるため、やや優位な状況に立っている。また、第1戦に引き続きFC東京はDF森重真人とDF丸山祐市が、鹿島はMF柴崎岳が、ロシア・ワールドカップ・アジア2次予選に臨む日本代表メンバーに招集されたため不在。さらにFC東京はFWネイサン・バーンズもオーストラリア代表に選出され欠場している。
試合序盤にチャンスを作ったのは鹿島。7分、左サイドで浮き球を胸トラップした金崎夢生が強引にドリブルで中央に持ち込み、エリア外からロングシュートを放つ。シュートはGKのほぼ正面に飛んだが、雨の影響もあってかボールはGK榎本達也の脇下を抜けてゴール右下に決まり、ホームの鹿島が先制に成功した。
追いつきたいFC東京は9分、ゴール前でボールを持った米本拓司が左足でミドルシュートを放ったが、ここはGK曽ヶ端準がなんとか弾き出した。
その後は鹿島のペースで試合が続く。18分に右CKを獲得すると、小笠原満男のクロスボールに飛び込んだのはカイオ。しかし、ヘディングシュートはGK榎本の正面だった。
36分、鹿島は右サイドの遠藤康が逆サイドのカイオへ展開すると、カイオがエリア左横からドリブル突破。中央に折り返しのボールを送ると、走りこんだ遠藤がダイレクトシュート。しかし、ここは枠の上に外れてしまった。
直後の36分、FC東京は羽生直剛を下げて平山相太を投入。前線の人数を増やして逆転を目指したが、前半はスコアが動くことなく終了を迎えた。
後半立ち上がりの51分、FC東京は早くも2枚目のカードを切る。シュートがなかった前田遼一を下げて河野広貴を投入。流れを変えにかかる。
後半序盤はFC東京の時間が続いたが、なかなかシュートまで持ち込めない。すると61分、鹿島がチャンスをものにする。中盤からドリブルで持ち上がった金崎が再びミドルシュート。これがゴール左下に決まり、鹿島がリードを2点に広げた。
なかなかシュートを打てないFC東京に対し、鹿島が落ち着いた試合運びでチャンスを作る。70分、右サイドで西大伍からパスを受けた山村和也が、一度は倒されながらもマイナスの折り返しを送り、カイオがダイレクトシュート。しかし、ここは枠の上に外れた。
81分、鹿島が決定的なチャンスを作る。エリア内左に進入した土居聖真がクロスボールを送ると、FC東京の吉本一謙がハンドで止めてしまい、鹿島にPKが与えられる。キッカーの金崎はハットトリックを狙ったが、シュートはクロスバーに弾かれてしまい、3点目とはならなかった。
後半アディショナルタイム5分には、鹿島の遠藤がエリア右手前から左足でミドルシュートを決め、3点差をつけた。直後に試合終了を迎え、3-0で鹿島がFC東京を下した。この結果2試合合計スコアを5-2とした鹿島が、連覇を果たした2012年以来3年ぶりに準決勝進出を果たしている。
勝ち上がった鹿島は、準決勝でヴィッセル神戸と対戦。準決勝第1戦は10月7日に、第2戦は10月11日に行われる。
【スコア】
鹿島アントラーズ 3-0(2試合合計5-2) FC東京
【得点者】
1-0 7分 金崎夢生(鹿島アントラーズ)
2-0 61分 金崎夢生(鹿島アントラーズ)
3-0 90+5分 遠藤康(鹿島アントラーズ)
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