日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年1月31日日曜日
◇【U23】東京五輪予選出る!開催国枠あるも公式戦限られ(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20160130-OHT1T50184.html
日本サッカー協会が20年東京五輪世代の代表チームを、次回20年の五輪予選を兼ねたU―23アジア選手権に出場させる方針であることが30日、分かった。日本は五輪開催国枠で7大会連続の出場が確定済みで、上位チームに五輪出場権が与えられる同選手権に参加する必要はないが、協会幹部は参戦を検討。自国開催の五輪で好成績を残すため、貴重な“ガチンコ勝負”の機会を求めていく。
今回のU―23アジア選手権は30日に閉幕したが、前評判の低かった日本が勝ち進むごとにチーム力を高めた事実を日本協会は重要視。協会幹部は「次回も出る。1次予選を通過すれば(五輪開催年の)最終予選にも出ることになる」と参加を明言。東京五輪まで公式戦が限られていることもあり、五輪出場権を確保する必要がなくても、参加する意味は十分にあると力説した。
アジアの五輪出場枠は00年シドニー大会から4大会連続でホーム&アウェーのリーグ戦方式が採用されてきた。だが今回は20年ぶりに集中開催。その背景は政治力がちらつく。長丁場のリーグ戦方式では総合力の高い日本、韓国が出場権を“独占”する傾向が強く、不満を持った西アジア勢が不確定要素の高い集中方式を提案し、採用に持ち込んだ。地の利がある中東で上位独占を狙ったが、最終的には日韓が決勝を戦う結末になった。
さらに同選手権は偶数年の隔年開催で14年に始まったが、次回20年から五輪イヤーの4年に一度に変更。最初の2回(14年オマーン、16年カタール)は西アジア、今後2大会は東アジアという原則通りなら次はアジアの東地区開催が有力で、日本開催の可能性もある。
その場合は五輪本大会と同じ16チームによるグループリーグ戦→トーナメントの方式で、メダル獲得の格好のシミュレーションを地元で行える。また同選手権以外ではこの世代の公式戦は、18年のアジア大会(インドネシア)のみ。20年に行われる同選手権は、五輪本番前にチームの完成度を測るこれ以上ない舞台になる。
◆開催国の五輪予選出場 欧州ではU―21欧州選手権が五輪予選を兼ねており、04年アテネ大会の開催国ギリシャは同年ドイツ大会に参加。この年はギリシャが開催国枠のため欧州の枠は4から3に減った。(当時は五輪本大会直前に開催。07年から前年開催)
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