http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/01/27/kiji/K20160127011930200.html
U―23アジア選手権準決勝 日本2―1イラク (1月26日 カタール・ドーハ)
U―23日本代表の守備陣は最後まで集中を切らさずに守りきった。
1―0の前半43分、左CKで2度のピンチをGK櫛引がともにパンチングで防いだが、最後はDFサードにこぼれ球を頭で押し込まれた。手倉森監督も「相手は力ずくでゴールを取りにくる」と話していたが、その警戒した形からゲームを振り出しに戻された。だが、その後は相手に押し込まれた時間帯も、1次リーグ・サウジアラビア戦以来2戦ぶりに先発した奈良、3戦連続先発の植田のセンターバックコンビが体を張って最少失点に抑えた。植田は「しっかりとマークを離さないようにと2人で話していた」と胸を張った。
今大会では大胆なターンオーバーを敢行しながら、失点は5試合でわずか2と守備陣の安定感が光った。植田は満足することなく「(決勝も)無失点で守って圧倒して勝ちたい」と気を引き締めた。