
日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年5月5日木曜日
◆2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第10節(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51782
明治安田J1 1st 第10節
ジネイ、西のW今季初ゴール!新潟を2-1で撃破!
前々節のホーム柏戦、前節のアウェイ大宮戦と2戦連続無得点で勝ち星なしと苦しい状況の鹿島が、ホームの大観衆の前で意地の勝利を飾った。新潟に攻め込まれる時間も長かったが要所要所でゲームをコントロールし、ジネイ、そして西の今季初ゴールで2-1と競り勝った。
前節から中3日という連戦から、石井監督は先発から小笠原、カイオ、土居を外し、それぞれ永木、中村、ジネイとフレッシュなメンバーを送り込んだ。序盤はその永木が中盤で相手の攻撃の芽を潰し、柴崎がより攻撃的なプレーに出るという理想的な形で前線の金崎、ジネイを動かした。特に金崎はこの試合でも前からの激しいチェイシングで新潟守備陣を混乱させた。
先制点は、22分。中盤でボールを奪った永木がカウンターから電光石火のスルーパスを前線へ送る。それを受けた金崎がゴール前へ折り返し、これをジネイがダイレクトで新潟ゴールへ叩き込み、1-0とした。
このジネイの今季初ゴールで勢いに乗るかと思われたが、前半はこのままで折り返す。そして後半に入ると、新潟に攻め込まれ、ばたつく場面が多くなってしまった。
そして66分、CKから増田に決められ、1-1。ゴールライン上で遠藤が必死にクリアするも、これは新潟のゴールが認められた。
その後も新潟に攻められるが、昌子、植田、そして曽ケ端らが踏ん張り、失点は免れる。そして79分、鹿島はワンチャンスをモノにする。右サイドで柴崎がボールを受けると、ゴール前へ素早くクロスを入れる。これを金崎がスルーし、そこに飛び込んできた西が今季初ゴールを決めた。


これで2-1とした鹿島は最後に小笠原を投入し、新潟最後の猛攻を抑える。今季最高となる2万4,805人の大観衆と3試合ぶりの勝利を祝った。





「まだまだです」。決勝ゴールを決めた西は、試合後のヒーローインタビューでそういった。石井監督も試合後の会見で、「内容は悪かった」と振り返った。勝ち点3は得たが、誰もが満足していない。この貪欲さを忘れずに次も真摯に戦わなければいけないだろう。

【この試合のトピックス】
・ジネイが今季リーグ戦初先発、今季公式戦初ゴール。
・西が今季公式戦初ゴール。
・2万4,805人とホーム来場者数が今季最高。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・サイドチェンジの意識を高くもとう。
・自陣でボールを奪ったあと、シンプルに落ち着いて、前の選手を使うこと。
・後半立ち上がりが重要。相手を敵陣に押し込んでいこう。
アルビレックス新潟:吉田 達磨
・セカンドボールをもう一度確認しよう。集中してもう一歩速く。
・冷静に、ポジショニングを的確に。
・慌てないこと。まず1点だ。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日も多くのファン、サポーターが来てくれたなかで、勝利を届けられて本当によかった。試合内容はあまりよくなかったが、前回のホームゲームでは柏を相手に、内容がよかったのに負けてしまったので、今日は勝ちきれたことは非常によかったと思う。
Q この試合に向けてどのように点を取ろうとイメージしていたか?選手を変えたが、それは得点を取るためか?日程的なことを考慮してか?
A 選手を変えたのは、コンディションの部分と相手の戦術を分析して、このメンバーで自分たちのいいところが出るのではと考えたから。いろんなメンバーでトレーニングしているなかで、得点だけが取れていなかったので、なにかきっかけがあればうまくいくのではないかと考えていた。いろんなコンビネーション、ボックス内での崩しをトレーニングしていて、今日はクロスから2点取ることができた。その形もトレーニングから選手が意識してやっているところ。1点目は、夢生のクロスの質とジネイの入り方は非常によかったと思う。
Q 永木選手を起用したことで、期待したことは?
A 永木を入れたのは守備のところでアグレッシブさ、ボールを1人で奪いに行ける能力が非常に高いので、そこを期待して起用した。攻撃面でも非常に視野が広く、周りの選手をいいタイミングで使うこともできる。今日90分使って、期待したパフォーマンスは見せてくれたと思うが、もっと高い能力を持っていると思う。これからも、もっと求めていきたいと思う。
Q ジネイ選手を起用した理由と評価。西選手がインタビューで「まだまだ」と言っていたが、監督の評価は?
A ジネイは中盤で味方を使ってコンビネーションで崩していける選手。今日は試合展開でよさが出せると思って起用した。得点を取ったし、守備の面での貢献度も非常によかったと思う。期待していた部分はやってくれた。交代は、もっと相手を押し込む形を作りたかったから。大伍が「まだまだ」と言ったところは、今日の試合内容を見ればわかると思う。攻撃で少しテンポが遅かった。守備でもこぼれ球を拾うアクションは相手の方が少しよかった。内容的にほめられるものではなかったので、そういう表現になったと思う。勝ち点3を拾ったという印象だった。
アルビレックス新潟:吉田 達磨
勝ち点がなかなか積み上がらない状況で、上位陣との対決が続いていく。当然、勝ち点3が欲しいなかで、「アントラーズってなんだろう」ってところを我々なりに分析し、選手たちは注意深く、アグレッシブに試合に入れていたと思う。前半でいえば、ほぼ一回の崩れをものにされてしまった。起点を作られても次を許さないという展開で、追い上げムードのなかで点を取ることができた。しかし、選手交代の後で、一瞬の対応が遅れてしまい、失点してしまったことは悔やまれる。アントラーズを相手に十分気持ちは見せたが、セカンドボールの強さ、鋭さ、狡猾さというところを素直に学び、勝っていくために身に付けていきたいと感じさせられた。
選手コメント
[試合後]
【ジネイ】
チャンスをもらったので、それにしっかり応えたかった。これはあくまでスタート。継続してやっていきたい。得点はカウンターの場面で金崎からいいパスをもらって、自分もいいポジション取りで決める事が出来た。金崎にありがとうといいたい。
【永木 亮太】
前半の立ち上がりからいい流れで入れた。後半、相手に押し込まれ、その中でセットプレーから失点してしまったが、大伍が決めてくれた。1点目はサイドに岳と追い込んでアツが落としてくれた。チームの狙い通りスペースを狙ってパスを出し、夢生がそのスペースに入ってくれ、得点につながった。
【西 大伍】
90分通して、自分たちのリズムで出来なかった。どっちに転んでもおかしくない試合だった。得点シーンは空いているスペースに入って、夢生にスルーと言った。今朝からゴールの予感があった。
【遠藤 康】
うまくいかない時間が多かったが、みんなで耐えることができた。いらない失点があったけど、勝ててよかった。まず相手にやられないようにいい守備から入ろうとアツと話していた。(ゴールシーンは)2、3本のパスでゴールまでいけた。ああいう形をどんどん作れればいい。自分を含め、集中の欠けたプレーが多かったが、中3日になるので、そこまでに修正していきたい。
【曽ケ端 準】
勝てて何よりだと思う。新潟は運動量があって、押し込まれる展開になったが、決定機は作られなかったと思う。(失点シーンは)僕の手にも当たったが、ボールもさわっていた。チームとしてやられたというより、僕自身の問題。ああいう形で失点したが、連戦を勝って次につなげられたのはよかった。
【伊東 幸敏】
チームが勝つことはみんなが求めるもの。その意味ではよかった。ただ、個人的にはもっと自信を持ってやることが必要。1対1の守備では自信がついてきたが、サッカーは積み重ね。場慣れもしていかないといけないし、まだまだ。周りからも自信を持ってやっていると思われるようにやりたい。
その後も新潟に攻められるが、昌子、植田、そして曽ケ端らが踏ん張り、失点は免れる。そして79分、鹿島はワンチャンスをモノにする。右サイドで柴崎がボールを受けると、ゴール前へ素早くクロスを入れる。これを金崎がスルーし、そこに飛び込んできた西が今季初ゴールを決めた。
これで2-1とした鹿島は最後に小笠原を投入し、新潟最後の猛攻を抑える。今季最高となる2万4,805人の大観衆と3試合ぶりの勝利を祝った。
「まだまだです」。決勝ゴールを決めた西は、試合後のヒーローインタビューでそういった。石井監督も試合後の会見で、「内容は悪かった」と振り返った。勝ち点3は得たが、誰もが満足していない。この貪欲さを忘れずに次も真摯に戦わなければいけないだろう。
【この試合のトピックス】
・ジネイが今季リーグ戦初先発、今季公式戦初ゴール。
・西が今季公式戦初ゴール。
・2万4,805人とホーム来場者数が今季最高。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・サイドチェンジの意識を高くもとう。
・自陣でボールを奪ったあと、シンプルに落ち着いて、前の選手を使うこと。
・後半立ち上がりが重要。相手を敵陣に押し込んでいこう。
アルビレックス新潟:吉田 達磨
・セカンドボールをもう一度確認しよう。集中してもう一歩速く。
・冷静に、ポジショニングを的確に。
・慌てないこと。まず1点だ。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日も多くのファン、サポーターが来てくれたなかで、勝利を届けられて本当によかった。試合内容はあまりよくなかったが、前回のホームゲームでは柏を相手に、内容がよかったのに負けてしまったので、今日は勝ちきれたことは非常によかったと思う。
Q この試合に向けてどのように点を取ろうとイメージしていたか?選手を変えたが、それは得点を取るためか?日程的なことを考慮してか?
A 選手を変えたのは、コンディションの部分と相手の戦術を分析して、このメンバーで自分たちのいいところが出るのではと考えたから。いろんなメンバーでトレーニングしているなかで、得点だけが取れていなかったので、なにかきっかけがあればうまくいくのではないかと考えていた。いろんなコンビネーション、ボックス内での崩しをトレーニングしていて、今日はクロスから2点取ることができた。その形もトレーニングから選手が意識してやっているところ。1点目は、夢生のクロスの質とジネイの入り方は非常によかったと思う。
Q 永木選手を起用したことで、期待したことは?
A 永木を入れたのは守備のところでアグレッシブさ、ボールを1人で奪いに行ける能力が非常に高いので、そこを期待して起用した。攻撃面でも非常に視野が広く、周りの選手をいいタイミングで使うこともできる。今日90分使って、期待したパフォーマンスは見せてくれたと思うが、もっと高い能力を持っていると思う。これからも、もっと求めていきたいと思う。
Q ジネイ選手を起用した理由と評価。西選手がインタビューで「まだまだ」と言っていたが、監督の評価は?
A ジネイは中盤で味方を使ってコンビネーションで崩していける選手。今日は試合展開でよさが出せると思って起用した。得点を取ったし、守備の面での貢献度も非常によかったと思う。期待していた部分はやってくれた。交代は、もっと相手を押し込む形を作りたかったから。大伍が「まだまだ」と言ったところは、今日の試合内容を見ればわかると思う。攻撃で少しテンポが遅かった。守備でもこぼれ球を拾うアクションは相手の方が少しよかった。内容的にほめられるものではなかったので、そういう表現になったと思う。勝ち点3を拾ったという印象だった。
アルビレックス新潟:吉田 達磨
勝ち点がなかなか積み上がらない状況で、上位陣との対決が続いていく。当然、勝ち点3が欲しいなかで、「アントラーズってなんだろう」ってところを我々なりに分析し、選手たちは注意深く、アグレッシブに試合に入れていたと思う。前半でいえば、ほぼ一回の崩れをものにされてしまった。起点を作られても次を許さないという展開で、追い上げムードのなかで点を取ることができた。しかし、選手交代の後で、一瞬の対応が遅れてしまい、失点してしまったことは悔やまれる。アントラーズを相手に十分気持ちは見せたが、セカンドボールの強さ、鋭さ、狡猾さというところを素直に学び、勝っていくために身に付けていきたいと感じさせられた。
選手コメント
[試合後]
【ジネイ】
チャンスをもらったので、それにしっかり応えたかった。これはあくまでスタート。継続してやっていきたい。得点はカウンターの場面で金崎からいいパスをもらって、自分もいいポジション取りで決める事が出来た。金崎にありがとうといいたい。
【永木 亮太】
前半の立ち上がりからいい流れで入れた。後半、相手に押し込まれ、その中でセットプレーから失点してしまったが、大伍が決めてくれた。1点目はサイドに岳と追い込んでアツが落としてくれた。チームの狙い通りスペースを狙ってパスを出し、夢生がそのスペースに入ってくれ、得点につながった。
【西 大伍】
90分通して、自分たちのリズムで出来なかった。どっちに転んでもおかしくない試合だった。得点シーンは空いているスペースに入って、夢生にスルーと言った。今朝からゴールの予感があった。
【遠藤 康】
うまくいかない時間が多かったが、みんなで耐えることができた。いらない失点があったけど、勝ててよかった。まず相手にやられないようにいい守備から入ろうとアツと話していた。(ゴールシーンは)2、3本のパスでゴールまでいけた。ああいう形をどんどん作れればいい。自分を含め、集中の欠けたプレーが多かったが、中3日になるので、そこまでに修正していきたい。
【曽ケ端 準】
勝てて何よりだと思う。新潟は運動量があって、押し込まれる展開になったが、決定機は作られなかったと思う。(失点シーンは)僕の手にも当たったが、ボールもさわっていた。チームとしてやられたというより、僕自身の問題。ああいう形で失点したが、連戦を勝って次につなげられたのはよかった。
【伊東 幸敏】
チームが勝つことはみんなが求めるもの。その意味ではよかった。ただ、個人的にはもっと自信を持ってやることが必要。1対1の守備では自信がついてきたが、サッカーは積み重ね。場慣れもしていかないといけないし、まだまだ。周りからも自信を持ってやっていると思われるようにやりたい。
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