日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年7月23日土曜日

◆【予想スタメン】激戦必至の上位対決…浦和はリオ五輪代表組不在の影響大か(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160722/471052.html?cx_cat=page1



2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第5節
7月23日 18:30 鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ(@カシマスタジアム)

■鹿島アントラーズ 植田の代役はファン・ソッコが濃厚、1stステージの対戦では浦和の戦術を攻略

 前節、アウェーでのヴァンフォーレ甲府戦を3-3のドローで終えた鹿島。1stステージ覇者の立場からすると、降格圏に沈む相手に得た勝ち点1は物足りなく映るかもしれない。一方で、一度は勝ち越された状況から追いついたと見ることもできる。この勝ち点1の価値は、今後の戦いで大きく変わってくるだろう。

 2ndステージの戦いを左右すると言っても過言ではない浦和戦。年間勝ち点を争うライバルでもあり、ここで勝ち点3を得られれば、甲府戦の引き分けも前向きにとらえることができる。植田直通と櫛引政敏がリオ五輪派遣で不在だが、植田の代役には同等以上の力を持つファン・ソッコが送り出されるため、戦力が大きく変わることはない。

 1stステージのアウェイ戦では、久々に埼玉スタジアム2002で勝利することができた。それ以前から対浦和の戦い方として上々の内容を見せており、今回もその独特の戦法に苦しめられることは考えにくい。チャンスをしっかり決められるか。ファイトできるか。それらが勝敗を分けるカギになるだろう。

 甲府戦で3失点を喫した守備陣、元気がないエース金崎夢生と不安な点がないわけではないが、チームとして攻撃時のセットプレーの精度も向上し、金崎も練習では本調子を取り戻してきている。激戦必至のこの対戦。1stステージ優勝につなげたアウェー浦和戦と同様、鹿島イレブンは強い気持ちを持ってピッチに向かうはずだ。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
遠藤康
小笠原満男
柴崎岳
中村充孝
FW
金崎夢生
土居聖真

■浦和レッズ 2ndステージ最初の山場、興梠と遠藤の不在を発奮材料に

 浦和にとって、今節は2ndステージ最初の山場となる。浦和は現在、2ndステージでは横浜F・マリノス、川崎フロンターレと勝ち点10で並びながらも得失点差で3位。今回対戦する鹿島には勝ち点3差をつけており、ここで勝てば先頭集団を維持しながら有力ライバルの足を引っ張ることにつながる。また、年間順位を見ると、ここでは逆に2位の鹿島に勝ち点3差をつけられて3位となっているため、白星を飾れれば年間レースでの距離を縮めることができる。しかし裏を返せば、ここで負けると2ndステージでも年間の戦いでも後退してしまうため、まさしく“絶対に負けられない戦い”と言えるだろう。

 その決戦で懸念材料となるのはやはり、興梠慎三と遠藤航がリオ五輪のためにチームを離れたことだ。攻と守でそれぞれ不可欠な2枚を欠くダメージは計り知れない。この試合では宇賀神友弥を出場停止で欠くこともあり、レギュラー3枚が入れ替わる。ただ、負けると「遠藤と興梠がいなかったから」と言われるであろうことは選手たちも理解しており、それを発奮材料にしている。

 一方、カウンターへの対処が甘くてピンチを招くという悪癖が出始めているのも気掛かりだ。1stステージで鹿島と戦った時も、まさにその問題点を突かれて黒星を喫しただけに、今回は一層注意が必要だ。

 前節の大宮との“さいたまダービー”で残念ながらリーグ戦6連勝は阻まれたが、それでも引き分けで6試合負けなしを維持。大宮戦では武藤雄樹が実に15試合ぶりにゴールを決めた。攻撃を活性化させるリンクマンとして一定の存在感を見せる試合が続いていたため、このゴールが爆発の契機になるかもしれない。

 アウェーの鹿島戦はここ5試合で2分3敗と結果が出ておらず、苦しい戦いが予想されるが、鹿島という高い壁を乗り越えられれば今後に向けて大きな弾みがつくはずだ。(totoONE編集部)

■浦和スタメン
3-4-2-1
GK
西川周作
DF
森脇良太
那須大亮
槙野智章
MF
関根貴大
柏木陽介
阿部勇樹
梅崎司
李忠成
武藤雄樹
FW
ズラタン

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