日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年7月11日月曜日

◆主将DF松浦航洋がPKで同点弾…鹿島ユース、横浜FMユースと打ち合いドロー(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20160710/466740.html



 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016プレミアリーグEAST第8節が10日に行われ、日産フィールド小机では横浜F・マリノスユースと鹿島アントラーズユースが対戦した。

 昇格組の横浜FMユースは第7節を終えて2勝2分け3敗の勝ち点8。2日に行われた第7節ではFC東京U-18に3-2と競り勝った。今シーズン初の連勝を懸けてホームでの一戦に臨む。一方、昨シーズンの王者・鹿島ユースは2勝3分け2敗の勝ち点9。開幕5試合でわずか1勝と苦しいスタートとなったが、リーグ再開後の最近2試合は1勝1分けと勝ち点を積み上げている。

 前半、ボールポゼッション率を高めたのは横浜FMユースだった。左サイドのMF椿直起が起点となり、縦への突破で推進力となる。10分には椿が左サイド深くからクロスを上げ、ゴール前でFW西田優太が合わせたものの、枠の左へ。20分にはMF根本圭輔がドリブルで持ち上がって右足でミドルシュートを放ったが、GK沖悠哉の正面を突いた。

 一方、なかなかチャンスを作り出せない鹿島ユース。29分にトップ下のMF須藤翼に代えてMF川島みざきを投入して打開を図ると、31分には敵陣でのボール奪取からFW篠崎輝和が意表を突いたミドルシュートを放つ。GK千田奎斗の頭上を越えたボールは枠を捉えたが、クロスバーに阻まれて得点とはならなかった。

 スコアは前半の終盤に動いた。39分、鹿島ユースはMF西本卓申が右サイドからクロスを上げると、MF武沢一翔が右足で合わせて先制。強烈なボレーで均衡を破った。対する横浜FMユースも前半アディショナルタイム、根本が浮き球のパスを最終ラインの背後へ供給すると、走り込んでいた西田が合わせて同点ゴールを記録した。前半は1-1で終了した。

 後半開始早々、横浜FMユースが逆転に成功する。46分、西田がドリブル突破でPKを獲得すると、自ら豪快に蹴り込んでゴールネットを揺らした。西田の2ゴール目で、横浜FMユースが2-1とリードを奪った。

 1点を追う形となった鹿島ユースは58分、DF松浦航洋が強烈な直接FKで枠を捉えたが、GK千田の好セーブに阻まれる。60分以降はセットプレーから何度もチャンスを作り出したものの、同点に追いつくには至らない。

 試合は終盤へ。鹿島ユースは80分、西本が左サイド深くからの突破で相手のハンドを誘い、PKを獲得。松浦が強烈なシュートを決め、2-2の同点に追いついた。

 打ち合いとなった一戦。終了間際はオープンな展開となり、横浜FMユースが攻勢をかけ、鹿島ユースがカウンターでゴールを狙う形になった。しかし、4分と表示されたアディショナルタイムに次の得点は生まれなかった。

 試合は2-2で終了。両チーム譲らず、勝ち点1を分け合う結果に終わった。勝ち点9で8位の横浜FMユースは次節、17日に青森山田高校と敵地で対戦。同10で7位の鹿島ユースは同日、清水エスパルスユースをホームに迎える。

【スコア】
横浜F・マリノスユース 2-2 鹿島アントラーズユース

【得点者】
0-1 39分 武沢一翔(鹿島アントラーズユース)
1-1 45分 西田優太(横浜F・マリノスユース)
2-1 47分 西田優太(PK)(横浜F・マリノスユース)
2-2 81分 松浦航洋(鹿島アントラーズユース)

取材・文=内藤悠史

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