日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年8月6日土曜日

◆【鹿島 vs 仙台】 ウォーミングアップコラム:ファブリシオと金崎夢生(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00016462/



7月27日に来日したファブリシオは、ポルトガル2部のポルティモネンセで金崎夢生とチームメイトだった。日本人とブラジル人。どちらも日本語とポルトガル語を自由に操れるわけではなかったが、二人は不思議とウマが合ったのか「一緒にいる時間は長かった」(ファブリシオ)という。

既婚者であるファブリシオは仲のよい金崎を自宅に招いたそうだ。奥さんの手料理を振る舞ったのかと思いきや、なんと料理をつくったのはファブリシオ自身。

「自慢じゃないですけど僕は結構おいしい料理をつくれるので」

シュラスコにライスにフィジョン(豆料理)。ブラジルではポピュラーな取り合わせだが、 その腕前はなかなかのものらしく、結婚した奥さんに料理の手ほどきをしたのもファブリシオなんだという。

「ただ、誘ったのはいいのですが」

そう言って急に苦笑いを浮かべたファブリシオ。

「夢生は好き嫌いがなく出されたものは全部食べる。食べる量が半端ないので失敗したと思いました。家計の負担は重かったです(笑)」

来日したファブリシオを初めて見た鹿島の選手たちは、そのモヒカン頭もさることながら、筋骨隆々とした上半身に驚いていた。筋肉に人一倍関心を示す永木亮太は「上半身の筋肉がすごい」と感嘆。「でも、夢生に聞いたら『むこう(ポルトガル)ではあれが普通』と言ってました」と刺激を受けていた。

金崎と言えば、ポルトガルからJリーグに戻ってきたとき、そのプレースタイルは見違えるように変化していた。激しく体をぶつけて戦う姿勢を全面に出す。Jリーグのなかでもそのフィジカルの強さは特筆されるが、彼の強さの源になったのはファブリシオの手料理だったのかもしれない。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 2nd 第7節
8月6日(土)18:30KO カシマ
鹿島アントラーズ vs ベガルタ仙台

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