日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年2月27日月曜日

◆本拠快勝に貢献の乾、柴崎“批判”に言及「海外に行って頑張ることに意味がある」(報知)


 ◆リーガ・エスパニョーラ エイバル3―0マラガ(25日、ラ・リーガ)

 エイバルの元日本代表MF乾貴士は、本拠でのマラガ戦にフル出場した。左サイドからドリブルやクロスでチャンスメイクし、3―0の快勝に貢献した。

 乾に聞く

 ―観衆は試合終了後、1部残留が近づいたことを喜んでいた

 乾「みんなヨーロッパリーグ出場権のことを考えたり、1つでも上に行くこと考えているので、残留がどうこういうのは今、ロッカールームの中では出ていない。そのことはチームの視野の中にない。もうひとつ上の方にいくことに気持ちをおいているんじゃないかな」

 ―後半20分のシュートがポストを叩いたシーンは惜しかった

 「まあ、入んないすね(笑)。GKが触ったかはわからないけど、どっちにしろポストに当たっていたと思うし、入っていなかったと思う」

 ―前後半で内容が違った

 「追加点がとれたのももちろん大きい。それで相手の気持ちが切れるとこがあったし、退場者もあった。退場する前に、自分としてはもっと良いプレーがしたかった。まあ、すぐ試合があるので切り替えてやりたいです」

 ―前節は出番がなかったが、今節は先発フル出場。ポジション争いが厳しい中で戦っている

 「最近、日本のメディアの記事を読んで気になったことがあって…。“欧州に行けばいいってもんじゃない、欧州にこだわる必要がない”というもので、そこから(柴崎)ガクの話も出て…。欧州で試合に出ないと意味がないという言い方で、もちろんそれは当たり前のことなんですけど、そこで苦しんで頑張ることにも絶対に意味がある。それを言い訳ととらえるのかもしれないけど、選手が厳しい環境で頑張ることにも意味があるんです。海外に出て、違う環境で、言葉も通じない、監督の考え方も違う中でやるのは、日本サッカーのためでもあるし、選手自身のためでもあるというのは分かってもらいたい。それを批判しすぎだと思う。代表に呼んで、そういう(海外のクラブで出場機会が少ない)選手を出すかどうかは代表監督が決めること。海外組はそれに関して、『出てないけど出せ』なんて言ったことはないし、代表で試合に出られなくてもそこに関して文句を言う人はいない。それを言うなら海外組じゃなく、(代表の)ハリルホジッチ監督に言えばいい。ガクはまだ海外に来て1、2週間。ここから少しずつ頑張っていこうとしている選手を、“欧州に行けばいいってもんじゃない、柴崎がいい例”というような、欧州にこだわる必要がないみたいに言うのは、全くリスペクトがない。俺は代表でもないし、言いたいことは言えるので、だから今回は言いたい。(批判するのが)仕事と言われたら終わりだけど、それだけで片付けられたら俺らからしたら嫌だし、どうしても腹が立ってしまうので…。言う方も責任を持って言ってほしい。海外で頑張っている奴らはいっぱいいます。海外に日本人が誰も行かないとなったら、面白くないと思う。海外に行って、そこで頑張ることに意味があるので。言うことにはもうちょっと責任を持ってほしい」

http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20170226-OHT1T50134.html

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