日本代表DF植田直通が、キリンチャレンジカップ2017のハイチ戦へ意気込みを語った。
日本代表は8日、キリンチャレンジカップ2017のハイチ戦(10日/日産スタジアム)へ向け、横浜市内で調整を行った。ニュージーランド戦で出場機会を得られなかったDF植田直通(鹿島アントラーズ)が、ハイチ戦に向けた意気込みを語った。
記者から「ハイチ戦での出場が濃厚だが」と振られると、植田は「まだ出られるか分からないですけど、(日本代表へ)来るだけじゃ意味がない。試合に出てナンボだと思ってるんで。今まで悔しい思いをした分、ここで試合に出られれば、自分が持ってるものは全て出したい」と力強く語った。
ニュージーランド戦では、右サイドからクロスを上げられてヘディングシュートを決められた。ピッチの外から失点シーンを見ていた植田は、「ああいう相手(FWクリス・ウッド)は僕は大好物ですし、出たかったな」と率直な気持ちを口にし、それでも「外から見られても感じるものは沢山あった。自分だったら、どうやったかなとも思ったし、そこは勉強できた」と続けた。
ニュージーランド代表のFWクリス・ウッドは、昨季のフットボールリーグ・チャンピオンシップ(イングランド2部)で得点王に輝いた選手。強靭なフィジカルを持つ選手を止める方法を記者に聞かれると、「ゴールキックの競り合いとかは、やってみないと分かんない。ですけど、いろんなパターンで僕は試してみたい。そう簡単に競らしてくれないかもしれない。だけど、僕もやっぱりいろいろ経験を積んできてる」と力強く語った。
ハイチ戦先発濃厚の植田直通…出番なしのNZ戦は「外から見れても感じるものは沢山あった」